表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
188/203

あー、そのな、ちょっと、説明パートで!すんまそーん。

まぁ、2人の種族が変わると言う、ちょっとしたアクシデントはあったが、まぁ、問題ないだろう。

単に力量が上がったと考えても、間違いではないしな。


だってさぁ、容姿や性格などは、全く変わってないんだぜ。

普通のシルファーナ種なら習得不可能な魔法を、覚えられる程度だからさ。


ちなみに、2人共に精霊力を精霊界から汲み上げることが可能だ。

これ、高位の精霊種じゃないとできないんだわ。


このことから分かるように、2人は精霊種としての能力にめ目覚めている。

まぁ、まだ扱い方が分からず、魔法として扱っているがな。


あ、精霊種って、精霊ではないからな。

精霊から派生した種族で、ヒルデガルデさんの種族であるシルファーナ種なども、これにあたる。


そうだなぁ。

例えば、地精霊が顕現したエンシェントハイドワーフからの派生種族であるガウランド、とかだな。


他にも居るけど、まぁ、良いだろう。


まぁ、エルフやドワーフってるけど、俺の知識に当て嵌めて告げてるだけだ。

実際には別名があるが、人には言葉で発せられないし、理解もできないからな。


だからエルフとドワーフで良いんだよ。


そんな2人だから、面白いように魔法を習得している。

特にヒルデガルデさんは、俺がテンさん経由にて付与した亜空間もあるからな。


実は亜空間が無くても、精霊種ならば魔法がある程度は使える。

それは精霊種が精霊界から精霊力を引き出して行使するからだな。


コレは精霊界と言う力場へ繋がってるからなんだよ。


セリアムたちが使う力場は、セリアムが生み出した空間なんだが、最初は空洞。

つまり、エネルギーが溜まっていないんだわ。


これへ神力や精霊力を溜め込み使う訳だ。

だから溜まる前に使い切れば、当然のことだが、枯渇する。


体内魔力を使用するバハラキ界の者で言う、魔力切れだな。

まぁ、あちらは体内魔力の枯渇だから、体調に影響が出たりするがな。


まぁ、力場を持っていないのだから、仕方ないだろう。


っても、上位の魔術師たちは、体外魔力、そうだなぁ、空気に含まれたり、動植物が発する魔力。

そんな魔力を補助に使用して術を行使している。


ってもな、微量だから体外魔力だけで術を発することは出来ないんだがな。


あ、体内魔力だけど、実はコレも亜空間系だったりする。

ただ、体内から繋がる関係上、肉体への影響がな。


魔力量が増えると、内臓を含む肉体が体内から繋がる亜空間魔力へ影響されるんだよ。


体内接続の亜空間が巨大だと、幼い人族などは身体が魔力に耐えられずに病気になったりとかね。


これ、繋がった亜空間から得る魔力を絞れば解決するんだ。

まぁ、それが難しいんだが。


ちなみに、この魔力を取り出す量を調整することを、魔力操作って言われてんぞ。

カラクリには気付いていないのに、感覚的にやっているみたいだ。


つまり、魔力袋みたいな内臓は存在しない。

っか、膨大魔力を使う魔術を使う魔術師は、どんだけ巨大な魔力袋を体内に?

無理だろ、それ。


百万歩譲って、魔力袋が魔力貯蔵へ耐えられたとしよう。

だが、圧縮しても殲滅級魔術を魔力袋とやらに溜めたら、人間としての体積を超える。

つまり、体内から破裂だな。


うむ。

それって、なんて汚い花火?


過去に殲滅級魔術を放った魔術師も居る。

そんな者達は、体内魔力と呼ばれる、体内接続の亜空間がデカかった訳だ。


良く物語でな、魔力を使い切れば魔力量が増える、っうのがある。

あれ、逆だから。


魔力を無理やり溜め込むと、亜空間が容量に比例して膨らむんだよ。

亜空間は虚無に存在するから、幾らでも広がる。

だから、広げるのは問題ない。


亜空間も、人が扱えるレベルの量で破裂などしないからね。


問題は、どうやって亜空間へ魔力を溜め込むのか。

それに、溜め込んだ魔力に肉体が耐えられるかだ。


溜めるのは、魔力濃度が高い場所で過ごせば良い。

そうしたら溜まるからね。


で、肉体だが、ブッチャケると、耐えられる肉体を持つ種族じゃないと無理だ。


普通のヒューマンには不可能っうことだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ