とりあえず、リビングで一休みしますかねぇ。
リビングは応接室と執務室や談話室などとは、別に用意した寛ぎの空間だ。
空間を拡張し広く設けた室内には、ソファーやローテブルにサイドチェストなどが設置されている。
数箇所の壁から滝が流れ、室内を小川が流れる。
小川の上を透明な金属にて蓋をしているため、小川へ落ちることはない。
小川には水草や藻に苔が適度に生え、沢エビや沢ガニに小魚が。
観葉植物が適度に植えられているが、虫などは存在しない。
いや、蝶などが舞っているが、これは全てドロイドだ。
虫などが入り込んだら駆除してくれてんだわ。
蜜蜂型のドロイドも存在するが、リビングに咲く花々の管理をな。
蜂蜜だって集めちゃうぞ。
そんなリビングへ収まると、ヤーヤマーサ様がね。
「屋内へ斯様な空間をかやぁ。
ふぅ。
藤吾様じゃのぅ」って、ため息を。
いや、その感想は、どうなのよ。
「この部屋はリビングとして用意したんですよ。
まぁ、居間と言って、皆が集い寛ぐ空間です。
見ての通り、落ち着いて寛げることをコンセプトに創りました。
ただ、お喋りしたり、お茶するのも良いですが、立体映像システムも設置していますからね。
これで映画などを鑑賞しでも良いですし、ゲームなどをしても良いでしょう。
音は個人々へピンポイントで届くようになっていますから、他の方へ干渉しません。
映像も同じく、ですね。
むろん、音や映像の共有も可能ですよ。
パーティゲームなどは、そちらで楽しんでください。
あと、タブレットも用意していますから、個別に読書を楽しむことも可能となっています」
ドヤっ!
「いや、藤吾様?
言われておる意味が、全く分からぬのじゃが?
あ、いや。
流石に、お喋りや、お茶は、分かるのじゃがのぅ。
立体?映像??システム????かや?
映画?とか??ゲーム???タブレット??とは、なんじゃろかえ?」
えーっとぉ、やらかした?
最近さぁ、疲れたら俺個人用の亜空間で休んでたりしてました。
むろん、俺以外居ないし、他の世界の時は止まっています。
そんな居住可能な亜空間なので、色々とハッチャケたりね。
自宅を創って寛いだり、寝たりは当然ですね。
魔力で動くバイクに自動車なども。
世界中の古今東西に存在した名車をさ。
クルーザーや潜水艦にヘリコプター。
飛行機なんかも。
むろん、こちらも古今東西シリーズで。
スペースシャトルだって存在します。
まぁ、重力制御にて飛行するから、ブースターロケットや燃料タンクは不用ですがね。
っか、GU○DAMなどのモビルス○ツなどなど。
うんスーパーロボットのシリーズへ出る全てが。
戦艦ヤ○トにム○シなどの戦艦や空母などなど。
宇宙シリーズまでね。
この、俺の亜空間世界は見事に滅んだ星だったんだが、テンさんが回収してテラフォーミングしたらしい。
っか、このタイプの世界か結構貯まってきてるらしいぞ。
で、その内の一つをさ。
そんな亜空間世界で休んだ後だった訳で・・・
当然、そちらの常識が普通にさ。
で、ついつい、配慮忘れて組み込み、当然のように語っちゃいましたよ。
「つまり、藤吾様の世界では、当たり前のことと?」
そんなん言うからさ。
「いやいや。
流石に、俺が暮らしていた世界より進んだ技術ですね」
慌てて否定するとな。
「?
はて、面妖な。
藤吾様の世界より進んだ技術を、如何ようにして?
ハッ!
アカシックレコードかやっ!?」
察しが早い方とは、話が早く進むからありがたい。
「ですです。
流石に進み過ぎたシステムは僕が使い慣れないので、僕があつかい易い範囲で、ですね。
存在する文明もですが、滅んだ世界の技術も流用したりしています。
趣味で創った物には、進み過ぎた世界の技術とかも使っていますけどね」
そうじゃないと再現不可能なヤツがねぇ。
バ○キリーとか、戦闘機が足や手を。
さらに、ロボットになるんだぞ!
アレ、変形する金属や空間格納機能で、ゴリ押ししたし。
ゲッター⬜︎ボとか、個々に原型無いほどに形状が変わるしなぁ。
俺にとっての謎技術で、ゴリ押ししましたよ、ええ。




