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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

コシル国の愉快なひとびと

魔王に転生させられたが、意地でも平和主義を貫き通す

作者: 南都カナタ

気持ちの悪い浮遊感と身体の周りを何かがものすごい勢いで流れていく不快感。


「きゃーっ!!ほんとにひっかかったわ!!うそー」

うるさい女の金切り声ではっきりと覚醒する。


「え?やばっ、おーい!!壊れてない?」


「…」

声が出ない?というか口がないのか?

思念をのせてみる。

「あ、あー」


あ?いけそう


「きゃーっ!!知能あるまんまひっぱれたんじゃん?すご」

先ほどの女が喚いている。


「うっせー」

舌打ちもつけたかったが、口も舌もないので頭の中で悪態をつく。


「やっば!えーあきらめないで釣り続けたかいがあったわー。すご!」


「は?釣りってなんだよ。オレ魚か?」

人間ではなさそうなので途端に不安になる。前世人間、今世魚で釣られたのか?


「ちがうわよー!魂よ、たましい!わかる?」

きゃらきゃらと笑いながら女はでかい声で叫んでいる。


「あれ見たいんだよね!あれ」

「は?」

「あのさーパーティー組んで魔王倒すやつ、かっこよくない?」

なに言ってんだ?こいつ。ゲームでも作るのか?


「そうそう!ゲームよ、ゲーム!あんたの世界のゲーム、楽しそうだったからさー」

どうやら言葉にしなくても考えると筒抜けらしい。


「おまえなんなの?」

こんな頭悪そうなのが、アレだったらしんどいな、と思いつつとりあえず聞いてみる。


「あたし?神さまよ!神さま!創造の女神ってやつよ!えらいのよー」


まさかのドンピシャだった。思わず白目になる。いや、目ないけど。


「せっかくあそこからひっぱってきたんだから、勇者!勇者なんてどうかしら!勇者パーティーが魔王を倒すあれ!あれ見せてよ!」

一人ではしゃいでいるが、いい加減殴りたくなってきた。

「…ぜってぇ、いやだ」

「は?勇者よ?主人公じゃない?一番目にひっかかったからいい役あげようっていうのに」

「いらない。転生させなきゃいけないなら、そこらの草か虫に転生させてくれ」


勇者だなんて疲れそうな人生、冗談じゃない。やっと人生を終えたんだから、そっとしといてほしい。はっきりいってなにもしたくない。


大体この年代の男全員が〇〇クエスト信者だと思うなよ。オレは常々思っていたさ。なんで魔王倒すのに軍隊使わないで少人数で挑むんだよって。


オレの本気を感じ取ったのか、その自称女神はキーキー喚き始めた。

「は?あたしの言うことが聞けないっつうの?人間に転生させてあげないわよ!」

「だから、そこらの草か虫でいいって言ってんだろ?」

「そう、それじゃその反抗的な態度をかって魔王に転生させるわ!」

「だから、なににもなりたくないし、なにもしたくないんだけど」

「口答えは許さないわ。もう決定事項です。そうねぇ、やる気がないみたいだから、創造のスキルはたくさん付与してあげるわ」


決定事項だと?めんどくせ。

まぁ、転生してすぐに死ねばいいのか。


「聞こえてるわよ。ちなみに、魔王は勇者の剣でしか死ねないってことにするわ」

「は?なに言ってんだよ!横暴すぎるだろ」

「魔物を従えて人間を襲いなさい!お前たちの餌は人間なのだから!」


◇◇◇◇


ふざけんなーと叫びながらこちらの世界に生を受けてしまい、もう何百年すぎただろう。

コツコツスキルを磨き、やっとあのくそ女の存在を遮断する結界を作ることに成功した。

毎日のように人間を殺せなぶれと呪詛を吐き続けてたな。自分のことを女神だと言い張っていたが、どう考えても悪魔だろ。あいつ。


銀色に光る長い髪の毛に青白い肌、白目の部分が黒く、真っ赤な瞳、背中から生える翼は赤い羽根、トカゲのようなぶっとい尻尾。まぁ、見た目でいったら悪魔はオレか。なんせ魔王だもんな。


魔物や魔族はあの女の呪いで人間からしか栄養を摂取できない体に作られていた。しかーし、早々に創造のスキルでなんとかこいつらが摂取できる食べ物を作ることに成功した。おかげで結界から外に出ることなく生きていくことができている。

なにも襲わず、なにとも戦わず、平和!これでいいんだよ。これで。


ここは地底。

地上には多分人間の営みが育まれていることだろう。知らんけど。

魔物も魔族も結界からでることないからね。オレも興味ないし。

魔王の全力で少しの綻びもなく結界を張っているので、もうここは異世界といってもいいだろう。

人間はオレたちの存在すら知らないはずだ。関わらないのが一番。


知能の差も生態もバラバラだった魔物と魔族の共通言語を作り上げ、なんとか元の世界の古代から中世あたりの文明をもつまでに育て上げた!


このままゆるゆると平和に過ごしていければそれでよし。

少々豪奢な造りの魔王城の最上階でおいしい料理に舌鼓を打ちながらのんびりしていると、国中に警報が鳴り響いた。


え?フェーズ5?

し、侵入者…だと?

ありえないんだが。

あの女か?!


あわてて一階に駆け下りると、ミスリル製の甲冑に身をつつんだ我が精鋭部隊が、ほぼ裸の少年3人を縛りあげていた。


あ、人間だ。うわ、懐かし。


道中厳しかったのか、粗悪な布で下半身を覆い、裸足である。全身泥だらけ傷だらけ。一緒に投げ出されているのは持っていた武器…か?木の棒に矢じりのようなものをくくりつけて…それと、とってつけたようなキラキラ輝く装飾ばっちしの剣。あ?オリハルコンじゃねぇか。


え?あれ?歴史の教科書の最初の方で出てきた磨製石器?は?

磨製石器とエクスカリバーの組み合わせはおかしいだろ。


言語のような音を発しているが、よくわからないので、魔物と魔族の言語を統一したように、彼らとの意思疎通をしようとスキルを使う。


えっと…これは…

映像と感情のみがあふれる脳内、あれだ。魔物と魔族の赤ん坊や幼児のそれと同じだ。

あー、言葉自体がないのか?


思考回路に言語がないはずなのに、「ゆうしゃ」「まおうをたおす」という文章だけがはっきり刻まれている。


「わたくしは、ゆう、しゃ、です」

「まおう、をたおさ、ねばなりません」


はい?

覗けば覗くほど知能も文明もそれほど発達していないことがわかる。

そんなんで勇者もくそもないだろ。

あれか?あの女が介入してるのか?それで聖剣だけ渡して?あのくそ女、アホなのか?


3人のうち、一番小柄な少年の脳内に元いた場所の記憶が割と鮮明に残っていた。


あーやっぱまだその程度かー


大型の獣から隠れるように岩間や洞窟で命をつないでいるようすが見えてきた。武器や罠を作っている中心人物の女だけが、ほぼ裸の人間たちの中でただひとり肌をさらすのに抵抗がある様子だった。

どうやら、それが女神の言葉を伝える巫女とよばれる女で、彼らは女神の神託として選定されたらしい。


「勇者」とされた少年は初見からキラッキラな視線でオレを見ている。縮こまって震えている背の高い少年は…「せいしょ、くすや」?なんだ?あぁ!「聖職者」か。それといま脳内を覗いている一番小柄の少年は…「魔法使い」え?魔法使い?脳内をさぐるついでに体もスキャンしてみる。あー魔力があるっちゃある?無理矢理うめたのか?

強い魔力の塊をねじこんであるせいで、彼の成長は止まってしまっているようだった。解放してなじませないと魔法なんてひとつも打てないだろうし、体も痛いはずだ。オレは埋め込まれた塊を抜いて魔石にしてやった。


あのくそ女神。人間をなんだと思ってるんだ?

3人の脳内回路にゆっくり言語を埋め込んでみる。しばらく発熱して寝込むことになるだろうが…


「魔王がなにかわかっているのか?」

一応脳に直接聞いてみる。


勇者を名乗る男がまっすぐオレを見ている。宝物でも見つけたかのようにキラキラしている。顔は良いんだがな。


「たおす、がなにかわかっているのか?」


脳内は…あ〜一面見渡す限りお花畑だ。マンガ表現って正しかったんだな。


おう、わかった。わかってないことがとてもよくわかった。


うーん、どっかでこんなん見たな。

うん、あれだ。アホの犬だ。前世で飼ってたチョコちゃんだ。

とうとう取ってこいもお手も覚えなかったな、アイツ。

自分の尻尾をつかまえようとグルグルしてはリードにからまってキョトンとしてるし、目を回して側溝に落ちるし、目が離せなかった。

まぁ、薬もおいしそうに食べてくれたからそこは楽だったけど。


元人間としては歯がゆいような、どうにかしてやりたいような…


◇◇◇◇


「メヒレスさま!」「師匠!!」


あれから3年。

出会い頭に言語回路をつないでやったせいで、飛躍的に知能があがった三人が飼い主を見たワンコのように駆けつけてくる。


ちなみにメヒレスというのは魔族の元の言葉でメ=魔、ヒレス=王である。側近の魔族たちがオレを呼ぶ名をそのまま覚えてしまったようだ。

自分たちにも名前が欲しいというので、勇者は軍を統べる者の意の「コシル」と呼んでいる。聖職者は魔族にはそもそも宗教の概念がないので困ったが、その後数字のセンスがあることがわかったので、数学者の意の「カルム」、魔法使いは農業畜産に並々ならぬ関心を抱いて熱心に学んでいるので、育てる能力が高い者の意の「シド」と呼んでいる。


カルムとシドは美しい座礼を組んでいる。礼節も学ばせた甲斐があったってもんだ。同じように学んだはずなのに、コシルは嬉しい嬉しいを全面に出してオレに飛び付かんばかりだ。


そうだな、お座りもほぼできなかったからな。チョコちゃんは。

「コシル、落ち着きなさい」

頭をポンポンしてやると、やっとモソモソと座礼を組み始めた。


◇◇◇◇


でな?聞いてくれよ。

あのくそ性悪女、こいつらに呪いをかけてやがってな。魔王を倒すか生け取りにしないと爆死するってやつで、オレはもう怒り狂ったね。


信条かなぐり捨ててくそ女と一騎打ちしてやろうとも覚悟したんだけど、だけどさぁ。


「だったら人間界で人間の国づくりをするので監修してください!」なんて毎日のように土下座されてー

「師匠が言っていたじゃないですか!頭脳を鍛えれば戦う必要がなくなるって!」「勉強しろ!血を流したくないだろって言ってたから勉強してるのにー」


そりゃオレも戦いたくないしなーって。

魔界はもうオレがいなくてもうまく回ってそうだし、いっかなって。


地上にでてよかったのは、女神の神託を聞けるって巫女が日本から転生した子だったってやつかな。

何百年もずれてるはずなのに、大体同年代にいたっぽいんだよね。

でも、巫女と日本の話してると、コシルが絶対邪魔するんだよ。なるほどねー、って思ったよね。巫女ちゃんかわいいし。

結婚する意味がわからんっていうアホのコシルに、人間国の王になるなら結婚も後継者も必要だってさんざ説いてくっつけてやったさ。

オレは生殖能力がない魔王だからさ、赤ん坊抱かせてもらってグッときたよね。やっぱ。


創造のスキルでそりゃもう頑張ったよ。ま、魔界で一回やってるから最短でできたって自負してるけどな。

なんせ一番苦労するのは教育だよな。教育は大事。ほんとこれ要だから。


◇◇◇◇


あっという間だよな。人間の一生ってさって思う今日このごろだよ。


「メヒレスさま、本当に本当に会いたかった!」


杖をつきながら、コシルが離宮にあらわれた。ぞろぞろと連れてきた近衛たちを下がらせている。

大病をして一時は危篤状態だったと聞く。そうか、こいつももう逝くのか。


こいつがどうしても、と作らせたオレの玉座に座らせる。もう身体中痛いんだろ?

コシルは固辞していたが、押し問答の末やっと座ってくれた。おじいちゃんには優しくしないとね。


「さ、最期に、あなたに感謝を伝えたかった…」

「なんだよ、急に。なんかご褒美でもくれるのか?」


玉座の横に立ち、コシルの薄い背中をさする。痩せたな。息が荒い。


「といってもメヒレス様に差し上げられるものはなにもないのですが」



「あるよ、お前にしかできないこと」


オレはコシルの目を見つめた。

顔はシワだらけになって髪も白くなったけど、こいつの瞳のキラキラは初めて会ったあの魔王城でみたそれと変わっていなかった。


オレも一緒に年をとりたかった。腰がいてぇとか目が見えづらくなったとか、あれが健康にいいだとかなんだとか語り合いたかった。

今は亡きカラムとシドを思い浮かべなから思う。そっか、オレお前らのこと…


「お前たちと一緒に逝きてぇんだ。オレを殺してくれ」


魔王は勇者の剣でしか死を迎えられない。忌々しい呪いだ。


「そんなこと…できませんよ。できるはず…ないじゃないですか」


コシルはオレの目を見つめたまま静かに涙を流した。


わかってるよな。

コシルは最初で最後の勇者だ。

最初で最後のチャンスなんだよ。


「メヒレスさま…」


「…だってよ、…友だちだろ?」


軽く言おうと思っていたのに声がかすれてしまった。くそ、かっこわりぃ。


コシルは両手で顔を覆ってふーふーと獣のように泣いた。

あーあー、せっかくかっこいい金ピカの王様の格好してんのに、ほんと残念なやつだよ。


「ほら、オレがいなくなって人間の国が不安定になるのがいやだったらさー、あれ使えばいいじゃん」

「…あれ?」


あらあら目が真っ赤。目玉溶けるんじゃね?


「魔王を倒すと、なんでも望みがひとつ叶うってあれだよ。それで人間の国の安寧を願えば大丈夫だろ」


ボロボロ泣き続けているコシルのずれた王冠を直してやる。王様だろ?しっかりしろよ。


コシルはまっすぐ前を向いたまま、ただただ涙だけを流していた。ものすごい勢いでいろいろ考えているんだろうなって思う。


「なんでも…叶う…」

「ふふふ、そうだぞーなんでもだ」

「なんでも…」


なにか思いついたのか瞳に力が戻る。と、王冠を脱いで玉座の肘掛けにに置いた。

せっかく真っ直ぐに直してやったのに。なんか久しぶりに冠なしのこいつ見たな。裸を見てしまったかのような気まずさがある。ボサボサの髪をなんとなく手櫛で解いてやる。年老いたなー。


「オレだけ人間じゃねぇのさみしいからよ、頼むよ」


と頭をポンポンしてやる。懐かしいなぁ。

ろくでもねぇ人生?いや魔王生?だったけど、最期がよければ最高だろ?


目と目が合い、確かに通じた。


コシルはゆっくりと立ち上がり、玉座の後ろに鎮座している聖剣を震える手で掴んだ。どんなに力があろうが、どんなに鍛錬をつもうが、誰も抜くことができない剣を、よぼよぼの体でスラッと抜き去る。


抜いた反動をつかってこちらを振り向きざま袈裟斬りしやがった。


さすがコシル、情緒もなんもねぇな。

ちげぇか、勢いでいかないとできなかったのか、かわいいやつだな。

思わず笑みがこぼれる。


痛い…より熱い…


聖剣を打ち捨てオレを抱き抱えるコシルの顔は涙や鼻水やよだれでぐしょぐしょだ。

最期に見る光景がお前のその顔かーおもろいな。


「…メヒレス様…メヒレス…

人間界の光、わたしの師匠、わたしの友…わたしの…最愛…」


「…コ…シル?」

「今やっとわかりました」


瞳をキュルンとさせて微笑む。おいおい、やめてくれよ。その表情。久しぶりに後ろにチョコちゃんが見えるぞ。


「そう、わたしはあなたを愛している!これは愛だったのだ!!

女神よ、我の望みを叶えたまえ!!来世以降、わたしはメヒレスの子を産む!何度でも!」


は?


え?


なんつった?

産む?ってなに?


コシルの瞳にオレのアホ面が見える。最期に見るものがオレのその顔か?


なんて思っていると、スリと鼻を鼻で擦られた。唇に吐息を感じたのを最後に、オレの視界はとうとう真っ暗になった。

唇に柔らかいものが押し付けられ、年取っても唇は柔らかいんだな、と思いつつ、オレの心臓は止まった。





いや、だがしかしちょっと待て!




◇◇◇◇


「きゃーっ!やば!そうだったの??www最高!」


何百年かぶりに忌々しいあの女の存在をごく近くに感じる。


「きゃーっ、ふははははは!その願い、叶えましょう!感動!まじでやばいねーえ?勇者、魔王が好きだったのかーそうきたかー」


そ、そうだ、コシルはなんて言ってた?


「来世以降?ってことは何度も生まれ変わるのご希望ねー」

女がふんふん鼻歌を歌いながらなにかを操作している。オレの視界は相変わらず真っ暗だ。


「しかも魔王の子を産むって!きゃはははは、そっちなの?そっちなんだー!じゃ、勇者は人間の女に転生っと」


あぁ、そうだ、来世以降オレの子を産むって言ってた。来世…以降?

え?未来永劫?何度も?あいつ…


「そんじゃお前は人間の男に転生っと、人間に知恵を与えすぎるのも考えもんじゃなふははははは、来世以降婚活の必要なくていいのぉ。やばwww」


大嫌いな声を聞きながらオレの魔王としての生は終わった。



「まじでおもろい。これだから神はやめられんのぉ!

今後もあっちから釣れたらこっちに転生させていこうっと。仕掛けかけとかなくちゃ」


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