表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/27

悪役は正義の味方を救いながらカミングアウトする

「良かったのか?

今配信されてないから、

痛めつけても拷問しても誰も視てないし

俺もペラペラ喋るつもりなかった」


「十分だ。

もはやコイツを痛めつけることよりも、

1秒でも早く存在を消したかたったから。



さて、それよりも」



そう彼は言うと、一瞬で俺の背後に移動して風の刃を首筋に添える



「強行突破することは君の提案だ。


そして奴が人質を殺すことは君も承知していた


その上でなんとかできると言った


ならばやってもらおうか


できなければ、死体が増えるだけだ」


「おお、怖い怖い


・・・正直1つ懸念点はあったが、


今のテメーの態度でそれは無くなった」


そして俺たちは彼の妹が捕らわれていた場所に行った






彼女は心臓をひと突きされて死んでいた


俺は刃を突き立てられた状態で彼女の元に行き、

そしてスキルを発動する



「女神の祝福」


その瞬間彼女の傷は消えていき、さらに血を失ったことで悪かった顔色が元に戻っていく


「・・・君の言動からまさかとは思ってたけど、

蘇生できるとはね・・・。

それも誰かのスキルをコピーしたものかい?」



「・・・ならせっかくだし、教えてやろうか?


実は俺のスキルってMOEじゃないんだわ」









衝撃的な発言が彼から飛び出した


「・・・え?」


「俺の本当のスキル名は

BFE・・Blessing For Enemy


俺と互いに敵と認識している相手

またはその関係者に利益をもたらすスキルを発動できる」


「・・・じゃあ、俺たちのスキルを使えたのは何故だ?俺たちに利益をもたらすどころか殺す可能性もあるだろ?」


「利益をもたらすってのは俺の主観で良いらしくてな、戦う時俺はお前らにとって乗り越えるべき壁

って考えることで使えるってわけさ。


現に俺の風の鎧の使い方を見てからお前は風の鎧を使えるようになったみたいだし」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ