表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Réglage 【レグラージュ】  作者: じゅん
メイソン&ハムリン『CC』
190/317

190話

 アメリカのピアノ。それを挙げるとなると、まず最初にくるのが『スタインウェイ』。ピアノの王、と呼んで差し支えない性能と知名度。ピアノを弾かない人でも、この名前を聞いたことがある人は多い。実際には『ニューヨーク』と『ハンブルク』という二種類があるのだが。


 主要なコンクールでは、ピアニストは用意された数種類のメーカーの中からピアノを選ぶわけで、その中には必ずスタインウェイは入ってくる。コンクールによってはスタインウェイのみ、というものもあり、その絶対的な位置は揺らぐことがない。


 ならば、その王の威光を恐れてアメリカでは他にメーカーは存在しないのか、というと当然そんなわけはない。すでに存在しなくても、一九世紀頃から増え続け、その代表的なメーカーは技術者やピアニストではなく、家具屋や教師などが立ち上げたりもしている。


 アメリカのピアノの特徴。それはヨーロッパの主要なメーカーですらやっていなかった、革新的なアイディア。良し悪しはあるが、その中でも最も面白い進化を続けたのが『メイソン&ハムリン』である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ