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惜しみない愛を、君に  作者: 塔守
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二四話 楽しさや好悪は主観なので、僕の「楽しい」が妙中さんの「楽しい」と同一とは限らない

 その後僕たちは予定通り、ゲームセンターにて二人同時プレイの出来る作品で遊んだ。


 僕なりに、初めてのプレイヤーでも入りやすい作品を選定したつもりだったが、妙中さんは珍妙なものを見る目付きで最初から最後まで過ごしていて、全くといっていい程ゲームに適応出来ていないようだった。


 妙中さんの残機(ざんき)が早々に尽きたが僕はまだミスをしていない状態だったので、手を放しても

大丈夫なタイミングで席とプレイを譲ったが、彼女は上の空に見え、案の定すぐに譲った側の残機も尽きてしまった。


 楽しさや好悪は主観なので、僕の「楽しい」が妙中さんの「楽しい」と同一とは限らない。それは仕方の無いことだ。

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