3章(新たな出会いと気づいた心)
今日から二年生になる。登校してる途中、もう佐藤と離れてしまう可能性があるから、かなり不安な気持ちがいっぱいだった。
学校についたが怖い気持ちで中に入れず、体育館の裏でボーとしていた。
しかし、時間はたってしまい、いよいよ教室にいってクラスを確認しないといけない時がきた。
不安な心で教室の廊下を歩いていると、前から佐藤が歩いてきた。
『あ。原村やん、また一緒のクラスやな‼よろしくな!』その瞬間、涙が出てしまい少しびっくりした。
無事クラスも決まり、新しい人達がクラスメイトになった。
少し日がたち、私にも新しい友達ができた。
教室でボーとしていると後ろから突然驚かされる。『原村何してんの?』このテンションが高い女子は中村祈である、佐藤の友達で佐藤と同じテニス部のエースである。
中村の行動にかなりビックリしてしまった。すると中村の後ろにいる濱田凛が『ハハハ、驚きすぎやろ笑笑』とちゃかしてくる。ちなみにこやつもテニス部である。
隣の席の楠部理恵が『中ちゃん、原村からかったら可哀想やでほどほどにな。』と助け舟を出してくれて。
その反対の席に




