盲導犬
掲載日:2016/08/31
5分ほどで執筆したショートストーリー。
良かったら見てやってください。
目が見えないというのは、とても不自由な事である。
街を歩けば道どころか方向も分からなくなるし、信号は赤か青かもわからないので散歩もできない。
だから、目の見えない人は盲導犬を雇っている人が多い。
この盲導犬、たかが犬だと思って甘く見ちゃいけない。
言われたことは忠実に守るし、何があってもご主人様から離れない。
昨日も、太郎を連れて散歩してきたが本当に助けてもらっている。
俺たちは毎日普通に食事ができるだけでも幸せなことだ。
さて、今日も散歩に連れて行くとしよう。
外へ出た俺たちに隣に住むおばさんがニコッと笑みを浮かべて挨拶をしてきた。
「あらおはよう。太郎ちゃんいつもご苦労様」
俺はできる限り大きな返事を返した。
「ワンッ!!」




