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6話<侵食する狂気①>

学生達の間でとある噂が流行っていた。なんでも怪談話をまとめたサイトが発端だったのだが、今じゃトイレの花子さん並に知らないものはいないほどの有名加減であった。この噂がここまで大きくなったのには理由がある。それは実際に噂の内容が真実かどうかを試した配信者がいたからだった。はじめは誰もが胡散臭い作り話だと一笑に付していたが、それは配信が始まってから20分程してから現実のものとなった。この配信のアーカイブは既に配信サイトには残っておらず閲覧が不可能な状態になっていた。といったもののあくまで表向きのサイトでの閲覧禁止であり、いわゆるダークウェブという様々な闇が跳梁跋扈している所では普通に閲覧することができた。いまや、小学生からパソコン等を使うのが当たり前となっている現代社会では好奇心旺盛の学生達にとって刺激溢れる噂というのは格好の的だったのだ。だから瞬く間に広まったこの噂の真偽を確かめようとする輩は決して少なくない。そして今日も今日とて噂を嗅ぎ付けてきた学生がこの後起こる事態も想定せずに軽いノリでその件について話し合っていた。



「あの動画って嘘じゃねーのかよ?」


放課後、嫌々掃除当番をしていた堂林は机に座りながら女子グループの会話に割り込む。女子達の視線が突き刺さっているが堂林は意に介さない。


「嘘に決まってるでしょ。馬鹿馬鹿しい、ちゃっちゃと掃除しなさいよ。」


突然後ろから堂林を引っ張ったのは学年の学級委員長である、柏沢麗だった。


「おいおい、回りみてみろって、真面目に掃除しようなんてバカはお前だけなんだよ。」


堂林は指で柏沢を指さしながら言い放つ。


「確かにそれは堂林くんに賛成。柏沢さんも、そんなにやりたいなら一人でやってくれない?その方がいいとおもーう。」


堂林に同調したのは女子グループのまとめ役である悠理だった。悠理が言ったと同時回りの取り巻き達も同調しだす。このメンバーは彼女入れて何時も四人。少し暗い印象のある城ヶ島と小柄な操辻、背の高いお姉さん的なポジションの木原だ。柏沢の印象では悠理のみが何時も扇動し、他3人は関係も保つためにという意味合いで同調している感じ。それを証拠に木原さんはグループに属していない時はプリントの整理をしたりしてくれていたし、他2人も心根は優しいのだ。


だが、現状グループで動いている以上…柏沢は一人にされてしまった。


「じゃあ後宜しくね学級委員長さん。」


と悠理は最後にウィンクをすると鞄を持ってとっとと外に出ていってしまう。後を追うように取り巻き達も出ていき。教室には堂林と柏沢だけになってしまった。


「じゃあそういうわけで。」


堂林も鞄を背負い教室を後にしようとしたときだった。横から何者かに鞄を取り上げられる。


「なにすんだ柏沢!」


顔を見るまでもなく相手の名前を呼びながらくってかかる堂林だったが柏沢はむしろ堂林に詰め寄りバケツを顔前に押し付ける。


「おいおい?冗談だろ?」


堂林は柏沢の顔をみるが表情は本気そのものだった。


「堂林くんが話の発端だったんだから責任とって。」


柏沢は俺がバケツを受け取るまで動かないつもりだ。さすがにこれ以上粘っても鞄は返してもらえないようだし大人しく水にバケツを汲むことにした教室の去り際に


「俺が言っても言わなくてもあいつら動かなかったろ…」


と小言を言うが睨み付けられた気がしたのでこれ以上はやめておく。


「こっからめちゃ遠いんだよなぁ。」


俺はため息をつけながら水道水がでるエリアまで向かう。ここの教室は学校の隅の辺りに設置してあるので中心部にある水道水エリアに向かうのにものすごく時間がかかるため足取りも自然と重くなる。しばらくして戻ってくると柏沢は一人で掃き掃除をし、既にチリトリでゴミを分別していたところだった。


「もってきたぞ。」


右手にぶら下げたバケツを柏沢の目の前におく。すると柏沢はバケツに準備していた雑巾を2枚入れる。


「私はここからやるから、堂林くんは反対側からやって」


柏沢は自分とは反対側を指差しながら命令する。俺は渋々雑巾を絞ってから気だるげに立ち上がると雑巾で床を拭いていく。やはり雑巾がけは腰がいたくなるので億劫だ。チラリと視線を横に向けると柏沢は黙々と雑巾で床を拭いている。さすが学級委員長といったところか。こういうのを見てるとうざったい一方でたまには柏沢も休むことを学んだ方がいいのではと思う。柏沢は常に気を張っているようで、いつか倒れてしまうのではないかと思うほどだった。以前羽目を外すように告げたところ案の定断られてしまった。それどころか説教をくらったほどだ。

考え事をしているうちに雑巾をかけ終わり再度バケツに雑巾を放り込むとバシャバシャと雑巾をもみ洗いする。バケツの水に埃などが混じり汚染されていく。これには小学校の時から女子が頑なに雑巾当番を拒むのも頷ける。その後教室の掃除を終えた俺は鞄をもってようやく帰ろうとした。そのときだった。またしても後ろから服を掴まれる。


「今度こそちゃんとやったじゃねぇかよ」


柏沢を睨み付け不平を言う俺に対して柏沢はゴミ箱を指差した。


「ゴミたまってるから一緒に捨てて。私一人じゃ量が多いから」


まだ俺を解放するつもりはないらしい。俺は変に反論をするよりも素早くゴミを片付けた方がよいと考え、とっととゴミ箱のゴミを取り出しビニール袋を縛る。それを三回繰り返し一人で全てのゴミを運び出す。


「ちょっとまちなさいよ。」


柏沢はあわてて俺についてくる。


「俺が捨てるからお前はごみ袋変えとけって。」


振り向かずに催促するが責任感の強い柏沢は引かなかった。


「一応あなたも手伝ってくれたわけだし、申し訳ないわよ。いいから寄越しなさいよ。これは学級委員長命令だから。」


俺からゴミ袋を奪おうとした柏沢に俺は堪忍袋の緒が切れてしまった。何故こいつは事あるごとに俺に付きまとってくるのかいい加減鬱陶しい。俺は語気を強めて柏沢を追い払おうと努める。


「お前は足おせぇんだからいいって!」


俺は柏沢をおいていくために廊下を走り出した。後ろで俺を制止する声が聞こえたが無視して走り続けた。自分でもこの時何で必要以上に柏沢に怒ってしまったのかは分からない。昨日テストの点数が悪くて親に怒られたとか…友達の付き合いが悪かったとか…理由をつけようと思えばつけれるが、だからといって柏沢に当たって言い訳が無い。


そして俺は後悔することになる。ここで柏沢に冷たく当たってしまったことを。


そう、次の日の事だった。朝教室に入るとなにやら1ヵ所に集まっていた。何事かと俺は一人だけ興味なさげに読書をしている男子生徒の夏目に聞くと男子生徒は感情の起伏もなく口にした。


「悠理が死んじまったらしい。」


その瞬間俺の心臓が止まったような感触を得た気がした。そして皆が集まっている箇所の中心には堂林がよく知る人物が立っていた。それは紛れもなく昨日放課後共に掃除をした学級委員長柏沢麗だったのだ。





「!!」


異能力者狩り、その単語を聞いて反応しない人間などこの組織の中には存在しないだろう。そのレベルで奴の被害は留まるところを知らなかった。


「なんで…うちなんだよ。俺たちよりも優秀な奴はたくさんいるだろ。」


サングラスが本部の判断が間違っているんじゃないかとルナに視線を合わせる。


「疑問なのはお前の方だ。」


ルナは二杯目のコーヒーを飲みながらサングラスに言い返す。


「奴の被害は既に本部の中枢まで潜り込んでいる。つまり本部側もこれ以上優秀な人材を失う訳にはいかなくなったと言うわけだ。」


「確かにそれで、本部側の守りが手薄になったら本末転倒だしね。」


ルナの発言に明日香が補足する。


「納得いかねぇな。」


本部から実質弱小の烙印を押されてサングラスが舌打ちする。


「あの…すいません、異能力者狩りのというのはいったいどういう存在なのですか、私としては初耳で。」


ヒカリはルナに向かって挙手する。そしてルナは忘れ物を思い出したかのような顔になった。


「すまなかった。お前は支部に入ったのが最も遅かったな。てっきりメンバー全員が把握しているのかと思っていたがお前が入った頃は名前を出すのすら憚られる存在だったからな。」


ルナは改めて説明しようと資料を片手で持ち上げながら口を開く。


「奴に関してはほとんど情報がない。分かっているのは今から1年ほど前に現れたということ。そして奴に攻撃されると問答無用でとてつもない痛みを伴いながら死亡すること。ちなみに攻撃というのは触れられたものによるものではない。まったく未知の方法でこちらに能力を発動させている。よって異能力者達が写っていた防犯カメラの映像を解析しても特に役立つ手がかりは見つかっていない。情報はこのくらいだな。」


これでは犯人に関連させられる手がかりが一つもないではないか。こんな案件を一体どうしろと言うのか。ヒカリはそう思いかけたがルナの事だ。何か目星がついているのだろう。そして予想通りルナは資料をデスクに放るとパソコンでなにやら操作をしてからそのままパソコン事こちらに向かってくる。


「これを見てくれ。」


ルナはパソコンをぐるりと回転させ皆に見えるようにした。皆が揃ってパソコンを見つめるとその画面にはなにやらおどろおどろしいフォントのサイトが映っていた。そこには中学生が悪ふざけで書いたのか


「あなたが一人になった時神が罰しに来る。逃げる術はない。だが安心しろ。お前にもチャンスは与えてやる。死にたくなければ我と戦うのだ。」


などと書かれていた。


「なんですかそれ?」


ルナは悪巫山戯をするタイプではないのでおそらく今回の件と関係あるのだろう。私の質問にルナはニヤリと笑ってから


「人殺しを依頼できるサイトってしってるか?」


と、とんでもないことをいいはなった。ルナは私たちに画面を見せながら上から覗き込むような格好でパソコンを操作する。


「プロジェクターとかねぇの?」


スク水白衣の少女は食い終わったポテチの袋を逆向きにし口を大きく開けて残りカスを口に放り込む。骨の髄までデリカシーのない女だ。本当に女なのかと同じ性別としていっそう疑問に思えてきた。明日香はとうとうルナのデスクの裏にまで距離をとった。そしてルナは相変わらず表情を崩すことなく


「すまんな、うちの事務所は金欠続きだからな。そんな金はない。」


「…」


元はと言えば明日香の宝石代だのルナの謎のトレーニング器具のせいなのだが、今は黙っておこう。


「ふーん…まぁ何でもいいけど」


聞いた割にはどうでもよさそうに言うスク水白衣少女。性格に関しても雑な事が伺える。ルナは少女の態度には無反応なままで画面をスクロールしやがて文字が打ち込める空欄を指差す。


「まさか、ここに名前を?」


戻ってきた明日香が怪訝そうな顔で聞く。それに対してその通りだとルナは指をパチンとならした。


「殺してほしい名前の相手をここに書き込むだけであら不思議と言うわけだ。個人情報はそれ以外に必要ないとこのサイトにも明記してある。」


「まさか、それが異能力者狩りと関係あるとでも?」


サングラスは首を傾げた。彼の疑問は当然のことだった。第一こんなサイト本当に効力があるのかもわからないではないか。その疑問を口にしようとしたところでルナは


「確かに手口が判明していないと言う点では共通点が見られるが、そもそもこのサイトの信憑性が薄い、だろ?」


と私に目線を合わせてくる。本当にこの人は人の考えが読めるのではないかとすら思えてきた。私は大人しく頷くしかなかった。


「まず、このサイトが開設されたのは異能力者狩りが出現したのと同時期だ。それがこのサイトと異能力者狩りを関連づける一つ目の証拠。そして二つ目が先程もいったが詳細不明の殺害方法だな。何件かこのサイトによる事件を調べてみたんだが、どうやら十代の間によるケースが多かった。好奇心旺盛な年頃だしな。こんなオカルトじみたもんに手を出すのも頷けた。そして調べていく内に奇妙な点があったんだ。」


「奇妙な点?」


この奇妙な点というのがルナがこのサイトを持ち出した理由なのだろう。ルナは視線が集まるなか温くなったコーヒーを口に含んで喉を潤してから答える。


「このサイトは特にパスワードなんかも必要ない。ネットさえ使えれば誰でもアクセスできるもの。つまり不特定多数が書き込めるにも関わらず奴…ここでは正体Xと呼ぶことにしようか。Xは遠くはなれた地域でも犯行を違わず行っているらしい。これがどういうことか分かるか?」


「あっ」


二袋目のポテチを食べているバカを除いて全員が同じ答えに達した。


「そういうことか…」


「てことは…!」


「Xこそが」


私と明日香、そしてサングラスはルナを一斉にみやる。


「その通りだ。Xを追えばもしかしたら異能力者狩りにたどり着けるかもしれない。」




「なんで私が…」


ヒカリは雑木林の開けたところに作られた今は誰もお参りなんてしてなさそうな神社前で項垂れる。確かにテレポート能力はもしもの時にもっとも迅速に逃走が可能なため適任ではあるのだが、やはり自分が囮役にされるのは気分がいいものではなかった。一応サイトにも直接殺しに来ると明記している。加えてルナが調べた噂によれば、書き込まれても即座に殺されるような事は無いらしい。つまり、いきなり呪い殺されるような事はないと思う。…思いたい。


ヒカリは現状社の上で数時間待機していて日も暮れてきている時間帯だ。本当に異能力者狩りに繋がっているかも分からないのに無駄骨だったことを考えるとむなしくて笑えてくるがこの件を解決できれば上からたんまり報酬が出て私の給料も上がるとルナの甘言に乗せられてきたのも事実だった。しかし過去に同じようなシチュエーションがあったのだがあれこれ理由をつけられて給料が上がった試しはない。


実際ヒカリがここにきたのは報酬の件もあるが、それだけ異能力者狩りに本部が困らされているという実情があったからだった。ヒカリもこれ以上損害が及ぶと都市の治安にも直結することなので早急に食い止めたい。それにヒカリの大切な仲間の事もある。失う訳には行かない。そしてこれ以外手がかりがないのとルナのことをなんだかんだ信頼しているというのもある。ヒカリはスマホの画面を見ながらヴァイスさんからメッセージがないかを確認する。以前ともに任務を行った25支部の人間だ。ヴァイスさん以外のメンバーは以前の任務で負傷したために病院送りとなっていた。そのため25支部で協力してくれたのはヴァイスさんだけとなっていた。本来は他の支部は管轄の区域があり課せられた任務は基本的にその支部だけで完結させるというものだった。まして人員が不足している今は尚更他に回す人員などいるわけもなかったのだが、ヴァイスさん以外はダウンしている状態で25支部がそもそも機能していないことから特例としてこちらに協力することを許された。というものの基本的にはリーダーのルナの交渉が大きい。ちなみに当人のルナは今回も待機である。まぁ義手をつけている人間を呼び出すのは流石に気が引けるので何時も心に留めている。そしてヒカリはポケットをまさぐる。中には小型の発振器が入っている。これで皆が迅速に位置を共有が出来る。しかしヒカリは顔をしかめた。何しろこの発振器、盗聴機能もついているのだ。ルナによれば以前実際に盗聴されたことがあるらしく、そこから自身も興味を持つ様になったらしい。が、ヒカリに付ける意味が分からないので完全に"する側"の気持ちを楽しみたいだけに違いないと溜め息をつく。


そんな時ちょうどヴァイスさんから


「誰か来ます。」


とメッセージが送られてきた。私はテレポートを発動し神社のお社の上に移動した。少し罰当たりな気もしたが状況を隠れながら観察するにはもってこいの場所なので任務を優先して一時的に乗らせて頂くことにした。しばらくすると茂みの方から数人の学生達が現れた。予想していた相手のイメージとは全くかけはなれていてヒカリは面食らってしまった。しかしすぐに彼らの様子がおかしいことに気づく。まぁこんな立ち入り禁止区域にはいってきている時点で録なことをしないのは確かであったが。数人の女子が一人の女子生徒を囲んでいる姿が見えた。どうやら男子は一人もいないらしい。そして、その中の一人の女子生徒がなにやら鞄を漁ると店でよくみるような小麦色のロープを取り出した。そして他の女子生徒に指示すると先程まで囲まれていた女子生徒を鳥居のところまでつれていき彼女を柱にロープでくくりつけた。ヒカリはこの時止めようか迷っていた。普段なら間違いなく止めていただろうが今回は話が違う。もし、仲裁しているタイミングでXが来てしまえば無防備な私を不意打ちしてくる可能性が高い。ただでさえ攻撃方法が分かっていないのに注意を彼女達に向けてしまうのは作戦の成功確率を大幅にさげる愚行に思えた。だから私は心苦しかったがここはぐっと堪えて状況を俯瞰することに徹した。一方少女を柱にくくりつけ終わった事を確認したロープの持ち主の女子生徒は身動きが取れなくなった少女の眼前まで近づき、目線をそらそうとする少女の顔を無理やり自分と合わせる。そして、思い切り平手打ちを叩き込んだ。パァンと物静かな神社内に音が響き渡る。そして平手打ちをした女子生徒は息を吸い込んでから少女めがけて恫喝を始めた。


「アンタがやったのは分かってる。悠理ちゃんの事目の敵にしてたのは知ってるから。」


「ちがう!私はただ…」


柱にくくりつけられた状態で少女は反論するがここで反論しても状況が好転するわけなくむしろ彼女らを苛立たせる結果となった。


「犯罪者ってさ。皆口を揃えて自分じゃないっていうよね。ほんとダサいわ…大人しく認めろっつうの…学級委員長なんだから少しくらいは融通利くでしょ…?」


なんとなく話が見えてきた。どうやら先程の悠理ちゃんという人物をてにかけた人物が今柱にくくりつけられた少女ではないかと疑いをかけられているのだ。少女は頑なに否定しているがこれではどうしようもなく不利だ。しかし少女はこの数の不利と今自分がおかれている状況が理解できていないようだった。これは、バカというより正義感が強く他者の性善説とかを信じるタイプに思えた。


「そういうのをバカっていうんだがな。」


と頭のなかで養育時代の教官が喋った気がしたが今は現状の把握が最優先だ。それを脳の隅に追いやり状況把握に徹する。


「この状況でも自白しないか…だったら!」


罪を認めない少女に苛立ちを覚えた女子生徒は再度鞄の中をあさり何かを取り出した。それにさすがの取り巻き達も顔がひきつる。何故なら彼女の手に握られていたのは紛れもなく鋭利な刃物だったのだから。

上条さとりです。今回は能力者ではなく一般の学生達にスポットを当てて見ました。とはいえ初手から殺伐とした雰囲気ではありましたが…

一方ヒカリ達はルナの協力の元別のアプローチから調査を開始。さてさて、このふざけている掲示板から犯人を特定することは出来るのか?


そんなところで今回はペンを置かせて頂いてまた次回お逢い出来ることを願っております。

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