表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/101

世界は”変化”を求めている。

連続投稿なんて何時ぶりにしたっけなぁ……(遠い眼)

物語の変わり目という事で文字数とても少ないですがご容赦くださいお願いしますm(__)m


※ここでですが物語の修正の連絡をさせていただきます。

天川光輝→天川優雅。に名前を変更します。ご理解いただけると幸いです。





ここは商業の街トリス。この立地が流通の交流点であることから一気に商業が盛んになり、そこから大きな街へと変貌していった。そこにはありとあらゆる物が売り買いされていると言われており、王国最大の商業街といえる街。それがトリスだ。


そしてそんなトリスには物や金だけではなく人や知識も集まる。ここトリス街図書館は、異世界では珍しい本を領主自らが買い集め、それを置いている場所なのだ。ちなみに街に入ることが出来たならば銀貨1枚で入ることが出来る。そこで様々な知識を貪り蓄える人種もまた、このトリスという街に訪れる。大抵知識を必要とする人種といえば、魔術師や学者などもこのトリスという街を訪れる。これを見越して領主は本という高価なものを置いて解放しているのだ。トリスという街が栄えたのは立地もあるが間違いなく領主の政策のおかげだとも言えるだろう。


そしてそんな図書館にひたすらこもり、ある事を調べている女性がいた。


「分からない…あの森の事。自然現象にしては突発的すぎるし…。やっぱり、人為的。なのかもしれないわね……」


そう、彼女はひたすらにあの森の事を調べていたのだ。それはトリスに来る前に起こった一つの出来事。スタンビートが起こっていたことは確認できていたのだが、その付近に発生した衝撃波と爆風。そして目を開けたら出来ていた荒野には似つかわない森。それがが何故できたのか調べる必要があったのだ。


(もし、もしあの森が人為的に起こっていて、そしてそんなことができる人物なのであるなら…私は探さなくちゃならない。村の為にもっ……!!)


そして少女は、ただただ藁にも縋る思いであの森の事変を調べる。全ては、自分を慕ってくれたあの村に帰り、あの村と村民を復興させるために







「全く、今日も今日とて神たちは退屈してるねぇ…。ま、私達の暇つぶしを邪魔なんてさせはしないんだけどねぇ?」

「全く…お主はたかが暇つぶし一つあるかどうかで優劣をつけようとするんじゃあない。じゃが、確かに見ていて飽きない。全く秋め。面白いよのぉ…」

「ああ、そうさね。まるで物語を見ている気分だよ。迷宮攻略の仕方なんてユニークしかなかったからね」

「暇さえあれば儂も秋の事を追っておるよ。それぐらい秋の旅には儂らにはない刺激が溢れておる。見ているだけで儂らも追体験できる様じゃ」


ここは神界。ゼウスとメリッサはゼウスの神界で、真っ白な部屋に机と椅子。後は茶菓子を置いてひたすら秋の旅を追体験していた。だがゼウスの顔には安心以外の感情が座っていた。


(――――気をつけろよ秋。この世界にもまだ強い奴はおる。いくら秋が強くなったとて、秋を殺せる者はおる。守りたい者を守るなら、強くなれ、誰よりも)


ゼウスの心からのメッセージ。全能神ゼウスはこの仲岡秋に何を見ているのか、それはゼウスでも分からない運命の糸。ゼウスでも解く事のできない運命の糸に、親愛なる秋が絡まれ締め付けられる事。


(もし、何かあった際は……儂自ら。この手で)


覚悟。秋にも覚悟があったように、ゼウスにも覚悟があった。それは一度決めたものを背負う覚悟。外界との関わりを絶ったゼウスがたった一つ結んだ秋との縁。それを守る覚悟。何をしてでも守り通す覚悟が、そこにはあったのだ。







ここはヴァルガザール王国。そのトップが住まう王城。その中でも更に位の高い王とそれに連なる者しか入ることの許されない王の間。


そしてそこでは、王族として君臨し続ける二人の人影があったのだ。


「勇者たちはどうだ?調子は?強さは?蛮勇の首輪は大丈夫なのか?」

「はいお父様。調子は順調。少し不確定な要素もありますが概ね。勇者の中でも特に天川優雅が優れたリーダーシップを発揮しております。異世界人の中でもナンバーワンに強く、スキルも勇者そのものです。彼を操れば他の者もついてくる事でしょう」

「そうかそうか……蛮勇の首輪は?」

「現在奴隷を使い実験中です。今は死者を出しておりますが確実に前進しております。問題はありません」

「了解した……そうだな、その蛮勇の首輪を嵌めさせるための策は何かあるのか?」

「はい。シナリオとしてはまず勇者たちを迷宮に案内させ――――」


こうして、ヴァルガザールは成り上がっていく。全てはそう、大陸統一という最大のゴールに向けての、勇者を人柱とし使いつぶしてゴールを目指すシナリオ。




―――だが、シナリオは一つだけ欠陥が存在する。もし。そこまで読めていたのなら———。そこまで練られているならヴァルガザールは最強になっただろう。


だが、ヴァルガザールは知らない。知る由もない。”それ”は突如として牙をむける。牙だけで済めばまだいい方なのかもしれない。それは、牙ではない何かによって砕かれ。壊され。そして、全てが消えるシナリオ。それもまた、彼らの世界には存在しているということを。彼ら自身が知らないのだ。




お読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ