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変態的ロマンチストのポエムみたいな妄想、あるいは妄言

作者: 朝馬手紙。

不倫とか浮気とかAVとか

売春とかバットエンドとか

嫌になちゃって、憂鬱になっちゃった

なんでもっと誰しもが笑顔になるような

優しいだけが取り柄の人でも生きていける

そんな世界を望むのはもう…やめにしようっと…



ここから、僕の妄想だ



この世界のすべての人達が

ベストパートナーと二人組になって

毎日、毎日、楽しく暮らしましたとさ

チャンチャン♪

おしまい!



…それを傍から見ている僕

誰も使わない裏道をブラブラ歩いて

ゴミ捨て場の横で体育座りしている

性格も顔も考え方も全部最悪な君を見つけるんだ

「君も迷子かい?」と声をかけるんだ

そうしたら君は目線だけ送って

ずっと座ったまま無視するんだろうね


それからは記憶が曖昧

二人してお腹の虫が「もうむりぃ~」って言うまで

体育座りのまま、少しだけ微笑み合って

オレンジの光の中を突き進む

あまり有名じゃないパン屋を目指した

かじった炭水化物の匂いだけ

美味しそうに食べていた君の顔だけ

それだけを僕はRECした


きっと僕らは

恋人じゃない方がいい

友達じゃない方がいい

二つの心は、か弱すぎるから

近過ぎたら溶けて死んでしまうよ

遠すぎても餓死しちゃうんだよ

ちょうどいい歩幅を、物差しで測りながら

君と並んで、ハチャメチャに生きて行こう


キスシーンなんていらない

手を繋ぐことになんの意味があるんだろうね

二人声をそろえて全員を敵に回して

新しい病気を世界に訴えてやろう





以上が、僕の妄想でした…



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