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二次元の力はこの手の中に!!!  作者: 神咲 勇気
第2編 第一章帰省
74/96

第72 VS雷龍

はい!!神咲です

すみません!!!

今回もバトルに詰め込みたいって頑張りすぎて5000字になってしまいましたことお詫び申し上げます。

文章能力がない分読みやすくと3000字って決めているはずなんですが本当にすみません

しかも今回も毎度のことながら下手ですが楽しんでいただけたら幸いです

こんな作者ですがよろしくお願いします。


戦いが始まった

暴風のように吹き荒れる雷龍のエネルギーに少し戸惑いはしたが、何故かワクワクしている

これも変身したキャラが好戦的だからだろうか??

いや多分違うだろう

これは自分自身で思っているワクワクだ

思わず口元がニヤける

雷龍の様子を伺うが動こうとはしない

ゆくぞ!とか言ったわりにエネルギーを全開に出しただけなのか??わからないがこのまま動かないのもなんだか恐ろしい事が起こりそうだ

そう思い右手と右足を思いっきり後ろに下げる

雷龍はその動きに眉をぴくんと動かすが動かない

動かないなら好都合

思いっきり息を吸いゆっくりとはくそしてまた思いっきり息を吸い込む

そして!!放つ!!

正拳気功破せいけんきこうは

放った気の塊の拳は雷龍へ綺麗に放たれた

この技は銃戸が相手の出方を見るときによく使う技だ

アニメの中で銃戸はこれで相手の力確かめていた

よし!!と心の中で思った

イメージしてしっかり打てたからである

桜さんとの修行とかして分かったが心をしっかり持たないと技がぶれることがわかった

今回はそれを感じることないくらいの出来栄えだ

もし雷龍が何かしら俺の情報を持っているとしたら何か対策をしてくるだろう

だからそれを探る為にまずは様子見でと銃戸を見習ってと、

そう考えた上でやってみたが上手くいくもんだと攻撃の行方を見守る

すると雷龍が動いただが避けようとする様子はない

このままいけば直撃である

何を考えているんだ!?と思っていると

「そんな技が通じると思っているのか!!!!」と大きな声を出した

その声により空間が揺れ雷龍に届く前に技が消えた

「嘘だろ!!!!」

思わず驚いて声を上げる

自分が自信をもって撃った技が声だけで!?

いやいやいや!!規格外すぎんだろ!!と心の中で抗議をあげるが届くはずもない

(どうする?どうする!?どうするよ!!!)

心の中で問答していると雷龍が構える

えっちょっ来るのか!?そう思って内心慌てていると雷龍が口を開く

「様子見などするな、今お前ができる力を私に見せてみろ!!!その格好になったのは接近戦に特化しているからではないのか!!!なら!!!こい!!!!!」

雷龍は力強く言い放つ

その声を聞いた瞬間身体にドクンと鼓動が大きく走った

(そうだ・・何を迷う必要がある!迷ってる暇があったら・・)

その瞬間足を踏み出していた

そして一瞬で雷龍の前に現れた

銃戸の移動技「神速歩しんそくほ」である

そして正拳を雷龍に放つ

しかし雷龍はその移動も一瞬で対応し自分の裏に周る

だが右足が軽く動くのが見えた

右足の蹴りがくると判断し飛び上がる

ブンという音と共に雷龍の蹴りが先ほどまで自分が居た場所を蹴った

雷龍は飛び上がった自分を見て「ほぅ」と小さく声をだした

俺はその状態から右手と左手を結び合わせ雷龍の頭に向けて振り下ろす

銃戸の振り下ろし技「ハンマーノック」両手に気をまとわせて放つ攻撃

しかしこの技にも雷龍は反応し片手で防御した

ドン!!という音が校庭に響き地面にヒビが軽く入った

雷龍は俺の技を受け止めながら

「そうだ!!それでいい!!やはり正面から堂々と戦っている方がいいな!!だが初動が甘いぞ」

「へっ!!そりゃどうもお前も動きを読まれているじゃねえか!!」

「ぬ!!そうだな・・・私もまだ甘いかもしれぬな・・だがここからが本番じゃ」

「それは俺のセリフだ!!」

攻撃を引き雷龍から軽く距離をとる

構えなおしお互い拳の乱打戦が始まった








「ふへぇ~~~すさまじい戦いだな~これ本当に夢じゃないんだなぁ」

二人の戦いを光也が声をあげながら感心しながら見ている

光也と雛の二人は雷龍に指定された通り壁に隠れながら見守っていた

明らかに自分たちが介入できそうな次元の戦いではないことがわかる

何より賭が話してくれた通り、賭はアニメキャラの銃戸と同じ格好で戦い始めたのだから

だから二人の戦いを見守ることしかできない

だが雛は疑問に思った事があった

何故雷龍は私たちを巻き込んで戦うのではなく、離れていてくれなど言ったのだろうか??

賭から聞いた話だとあの雷龍という敵は、世界を滅ぼそうとしている敵の仲間のはず

さっき賭と話していた言葉からもこの世界を嫌っているような発言があった

だが何故か雛はその言葉に違和感を感じてモヤモヤしていた

何がとかはわからないだけど、何故か雷龍の言葉は台本をそのまま読んだ感じの誰かを真似た感じのしゃべり方ではないかと思わずにはいられなかった

ん~と雛はうなりながら考える

すると光也が二人の戦いを見ながら言う

「たくっ何悩んでるんだよあんな戦い絶対見れるもんじゃないぞ!てかすごい戦いだよなぁ賭もあの雷龍ってやつも!だけどなんだろな・・なんかあの二人楽しんでないか?」

「えっ?」

雛も一旦悩むのをやめて二人の戦いを見る

「確かに・・なんか二人とも・・笑ってる??」

二人をよく観察すると互いの攻撃をくらったりよけたりするたびに笑顔で言葉を軽くかわしている気がする

何故だろう・・この感じ自分はどこかで知っている気がする

いや実際に見たことがある気がする

そう思っていると

「なぁ・・昔さなんかこれと似た光景を見たことがある気がするんだけど・・気のせいかな?」

光也がつぶやいた

どうやら光也も感じていたようだ雛は自分も思っていたことなので

「似た光景??」

と光也に言うと「うん似た光景・・あれは・・」光也は目頭を押さえながら考え込む

光也は自分と同じく何かを感じている

だが二人ともそれを何故か思い出せないでいる

雛も二人を見ながら必死に考えていると急にズキンと頭痛が走る

「っつ頭が!!」その瞬間ドクンと心臓が強い鼓動を打った

すると一瞬だが変な光景が見えた

それは自分と光也が倒れ、幼い賭が戦っている姿

そして何者かが自分の頭を撫でた姿

一瞬だがそれが見えすぐに痛みが引きその光景は消えた

雛は頭を抱えながら

(今の光景はなに!?あれは私の記憶?でも私あんな事になった事なんてないはずだけど・・)

そう思っていると

「あっがあ」と光也がうなり声をあげ座り込んだ

「光也!!」と雛が光也に声をかけると光也が頭を押さえながら顔を上げた

「大丈夫・・一瞬頭痛がしただけだから心配すんな」

「そう・・」

雛は少し心配だったが、そういい光也は立ち上がり二人の戦いをもう一度見だした

しかし、さっきまで声を上げて見ていたのに急に二人を見る光也の様子がさっきと違いおかしい事に雛は気づいた

「光也・・あんた今なんかあった??」

そう聞くと光也がこちらを向き首をふる

「いやなんもないよ・・ただこの光景をしっかり俺は見なけなきゃいけないって思っただけだ」

そう言って二人の戦ってる方に向き直る

光也は何かに気づいたんだ・・そう思い雛ももう一度二人が戦っている方向をもう一度見始めた

私はいや・・もしかしたら賭も思い出さなきゃいけないことがあるんだと








「おいおい!!限界か!!スピードあげるぞ!!小僧!!!」

雷龍の拳のスピードが上がる

それに対応して自分の拳もスピードを上げる

俺が攻撃についてくると雷龍は嬉しそうに笑う

それを見て俺も口元がにやける

何故だろうこの時間がもっと続けばいいとさえ思う

苦しいのに嬉しい

なんかこうやって戦うことを身体が望んでいたみたいだ

そう感じながら互いに打ち合う

互いに一歩も譲らない

たまに拳がかすったりするがお互いの動きを先読みをし軽傷で済む

その度に互いに言い合いをする

「読みが甘くなってないか?そろそろ疲れてきたんじゃねぇか!!雷龍さんよ!!!」

「そちらこそまだ甘さが見えるし息が上がってきてるんじゃないか!!」

「はっ!!そんなことねぇよ!!!」

「ならまだまだいくぞ!!ほら!!右!左!!」

そう言い合いながら高速で移動し打ち合っていく

一瞬でも気を抜けない近距離での乱打戦

戦いの中で先ほどまで少し反応ができなかった事が反応できるようになっていくことに喜びをえる

だが少し違和感を感じる

なんだかワザとらしく雷龍は自分が反応に少しかかったものをもう一度放ってきている気がする

いや反応できなかった攻撃を撃ってくるのは戦いとしてはセオリー通りなのかもしれないが

そう思いながらも戦いを続ける

すると乱打戦をしながら雷龍が喋りだす

「お前のその力はそのカードからくる力だけではないな、一朝一夕でその体力にその反応対応はできまい基礎技術がなければできないはずだが、お前は格闘術の修練でもしていたのか??」

不思議なことを聞くと思いつつ答えることにする

「そうさな、沖縄に住んでるときは暇で暇でしかたないからさ毎朝起きて学校に走っていったり崖登ったり人間観察したり、あまり思い出したくはないが親に鍛えられたりしていたな、まぁあるきっかけがあってそういうことを始めたんだがそれはお前には関係ないことだよっ!!」

そう言って思いっきり右のパンチを繰り出すがガシッと掴まれて動きが止まる

げっ!?と一瞬思ったが慌てずに地面を蹴り飛び上がりながら掴まれた腕を回転させて雷龍の手に掴まれた腕を外す

これには雷龍も少し驚いたようだった

相手が人型なら通じる腕の外し方だ

相手が掴んでいる手の親指に向かって腕を回転させると外しやすいってだけだ

そのまま上に上がった足を思いっきり振り下ろす

足上段技「ムーン落とし」まぁ要はかかと落としなのだが銃戸の力を使い気を集め数倍の力に引きあがっている技である

気の光が足を振り下ろす瞬間が、三日月のように見えるとアニメの中で銃戸が仲間に命名された技だ

雷龍の頭めがけて放たれた技だが雷龍はそれにも一瞬で対応し手をクロスさせそれを防ぐ

ですよね~と思いつつそのまま力をこめる

「はああああああああああああ!!!」

その声と共に気のエネルギーが増した

「なに!?」

これにも雷龍も驚いたようだった

これは銃戸の力の一つ

「気合の一声きあいのいっせい」技を受け止められたりし維持が続いている状態が続くようなら声を上げることにより、身体にある気が攻撃している一点に集中しやすくなるというものだ

だが雷龍はそれにも耐えて受け止め続けている

笑えてくるどんだけのバケモンを俺は相手しているのだと

でも自分と雷龍には力の差があることはわかっている

それでも引くことはできない

今引けばもしかしたら次はないかもしれない

こんな楽しい戦いはもう!!!

そう思いながら力をさらにこめて振りぬこうとする

「まだだああああああああああああ!!!」

更に気が増大する

雷龍もそれに対応し力をあげて声を上げる

「おおおおおお!!!!!」

雷龍の立っている地面がめり込みヒビが入り始める

その瞬間自分の技が押し返されているのを感じる

「くっ!!!!」

まじかよ!と思いながら歯を食いしばる

これ以上強くなるのかよと思いながら負けないように気を集める

自分たちの周りに火花が散り始める

それだけエネルギーがぶつかり合っているということだ

そしてこれの状態がもう長くは続かない、そう察した賭は技を繰り出しながらも次の策を考えようとする

それに気づいたのか雷龍が叫ぶ「臆したか!!!目の前出来事から目をそらし次を考えるなど敗北と同じだぞ!!お前の力はこんなものかぁあああ!!」と

その言葉にハッとなり雷龍を見る

雷龍は真剣な眼差しでこちらを見ている

その目を見て思う

こいつは本当に悪いやつなのか?と

まるでこいつは俺が成長するのを待っているように感じる

その目を見て歯を食いしばり叫ぶ

「やってやらあああああああ!!!これが銃戸の力を使った全力だぁああああ!!!!」

そう叫ぶと同時に気がまた増大する

それも先ほどより数倍近く増大している

どうやら空気中に散らばる気が集まって力になっているようだ

それを雷龍は嬉しそうにしながら受け止めながら

「そうだ!!いいぞ!!!もっとだ!!もっと全力でこい!!!」

雷龍は地面にどんどん足がめり込んでいくのも気にせずに叫ぶ

(こいつまるで子どもの成長を願う親のように言いやがって)

そう思った瞬間

脳裏に不思議な光景が見えた

黒い影を追いながら戦っている幼い自分の姿

その黒い影は嬉しそうにしているのだけはわかった

その光景は一瞬で消え現実に戻ってくる

賭は不思議に思いながらも力を振り絞る

そんな戦いに急に終止符が打たれた

遠くの方で叫ぶ声が聞こえる

なんだ?と思い耳を澄ましてみるとどうやら光也と雛の声だ

うえ----なにか----

うえがどうかしたのか?と一瞬思った瞬間

「上だ!!!小僧!!!」と雷龍が言うと同時に雷龍は自分の攻撃をはじいた

こいついつでもはじくことできたんじゃねぇかと舌打ちを軽くしつつバク宙をしながら空を見る

すると上から何やらこちらに向かって飛んでくる

「おわっ!!!」

叫びながら空中で間一髪のところで飛んできた何かをよけた

それは音を立てて学校の運動倉庫に突っ込み凄い音を立ててぶつかり止まった

雷龍は地面に膝をつきながら飛んできた何かに注意をしている

俺は無事に着地し雷龍と同じく飛んできた何かに警戒する

だが脳が叫んでいる

やばい何かが今目の前に落ちて来たということを

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