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二次元の力はこの手の中に!!!  作者: 神咲 勇気
第2編 第一章帰省
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第65 それぞれの特訓2

皆と同時刻別の場所の事

バキバキという破砕音を立てながら木がなぎ倒されていく

神子は天照の姿になり神酒はネクタルの姿に必死にその襲ってくるものから走って逃げている。

「どういう事よ!!!私達なんで2人そろって力が出せないのよ!!!」

「うちが知るわけないやろ!!!知っていたらとっくにこの状況を対処しておりますよ!!」

そう神の姿に戻る事はできた。

しかし、何故か力が発動しないのだ。

二人は口喧嘩しながらも必死に地を蹴って森を走る

普段なら神の姿に戻った二人なら後ろから迫ってくる謎の敵も余裕で倒せ

仮に逃げるような事になっても今の速度より遥かに早い

だが、酷な事に今の2人は神の姿に戻っても普通の人間より少し上くらいである

天照は必死に考える

今この状態をどうにか打開できないか

思考をフル回転させてる時に、ふとある事を思い右手に集中して見る

するとほんのわずかだが右手の手のひらに反応があった。

心の中でガッツポーズが出た

同じく必死に走ってるネクタルを見ると

「なんで・・うちがこないな・・・めに・・・」

息を切らしながらも必死に走っているがそろそろ限界が近いだろう

なんでアニメグッズ争奪の時はあんなに走れるのにこんな時は早いのだろう

人間体の時は力を抑えてるので今の神の身体に戻ってる状態なら力は使えずともそれなりに体力は上がる

ネクタルを見ながら疑問に思ったりするが自分も同じようなものだろう

何故なら自分もアニメ、漫画、その他グッズ関連を手に入れようとするときはとんでもない力がでる

人間達も神ではないがあり得ないほど身体が強化され底知れないパワーを発揮する

言うなればオタクパワー?愛の力?なのだろうか

ようは好きなものには全力になれる

嫌いなもの苦手なものにはとことんやる気がでない

そう言う事である。

なので今必死に逃げているこの状態は自分もネクタルもほんとは避けたい状況なのだ

さっさと後ろの奴を倒してゆっくり休みたいのだ

「ネクタル!そろそろ限界だろうけど頑張ってほしいんだけど手のひらに意識を集中できる?」

そう問いかけるとネクタルはこちらを向かないが走りながら手に意識を集中するそぶりをみせる

するとネクタルの顔色が変わった

さっきまで苦しそう、いや今でも苦しそうだが少し希望が持てたように口元が笑みを浮かべる

すぐにこちらの意図に気づいてくれたのだろう

左手をこちらに伸ばしてきた

それを見て天照も右手を伸ばし手を握り走るのをやめ止まる

すると後ろから木をなぎ倒して追ってきた何者かも足を止めた


「ふむどうやら向こうもうち等の気配が変わった事に気づいた様やなぁ」

「ええそうね、しっかしあなたがすぐこちらの意図に気づいてくれて助かったわ」

握っている手からパチパチと電流のような飛び散る

それはどんどん輝きをまし大きくなっていく

そう天照は必死に考えた時に気づいた

あれ?どうして私思考はこんなに回っているのだろうかと

そう、もし神の力をすべて封じられていたら思考はこんなに回らないのだ

実は天照には「世界思考ワールドブレイン」という力がある

その力は未来の事象や知らない事象については例え神であっても計算することはできない

だが、今起きている事に関しては自分の経験や知っている出来事や事象を紐づけて答えを導いたりできる

まだ未完成の技だが少しずつ成長している力だ

それが使えてるという事は力が使えなくなってるのは恐らく攻撃に繋がる力のみ

それも使えなくなっているわけではなく

何らかの力によって弱められている

それを導き出したとき試してみたら弱い力なら発動できたわけである

なら二人ならどうなるだろうと思い賭けに出てみたが正解だったようだ


二人は一緒のタイミングで呼吸を合わせる

そして発動する

「「ユニゾン!!!」」そう叫ぶと力が発動した

ユニゾンの条件は二人の力を同等に合わせる必要がある

丁度今お互いが同じ力まで弱まってるならできるのは当然である

天照とネクタルはユニゾンを成功させたことによって先ほどよりはパワーを出せるのを肌で感じた

すると追っかけて来た気配が少し後ずさるのを感じた

二人で振り返るとそこに居たのはなんと

「「ごっゴリラ!!!?」」

そう自分達を追っかけて来たのはゴリラだったのだ

「ウホ」

ゴリラはそう声をだす

間違いなくゴリラである

自分達は人界のゴリラごときに焦っていたのかと少しため息をついた瞬間

ゴリラが一瞬で消えた

「「へっ!?」」

二人そろって間抜けな声がでた

しかし、急に悪寒が走りすぐに地を蹴って後ろに下がる

次の瞬間ドゴンっという轟音を立てて目の前にゴリラが拳を振るっていた

それは先程まで自分達が立っていた位置

もしその場にいたらと考えるとゾッとした

するとゴリラが急に立ち上がり

「フム・・反応はやはりさすがですね力を抑える効果もまさかの対策があるとは驚きでした、いや~まいったまいったウホ」

ゴリラが喋ったあとしばしの沈黙が流れた

「どうかしましたかウホ」

と心配そうに見つめてくるゴリラ

天照とネクタルは今目の前で起きていることに頭を抱える

整理すると

自分達を襲ってきたのがゴリラで

そのゴリラが目の前でものすごい超スピードで攻撃仕掛けてきてそれを間一髪避けた

その後に急にゴリラが立ち上がり

うんここまでは納得できる

いや超スピードの攻撃には驚くんですがね

それよりも

「「ゴリラがしゃべったああああああああああああ!!!!」」

ようやく思考が追いつき2人して叫んだ

ゴリラは2人の声にビクッとする

「ええ・・はい喋りましたわたくし名前をゴリラッシュと申します、今回お二人の修行を手伝うようにと未来様いえ今回はジャンヌ様でしたね仰せつかっていますのでよろしくウホ」

すぐに名乗ったゴリラ

名前はゴリラッシュというらしい

二人はまた頭を抱えた

なんだこのゴリラは!紳士じゃないか!!しっかりできたゴリラじゃないか!!

いやしかし最後の語尾の「ウホ」は必要なのか!?必要なのか!?

そう自分内で問答しあっていると

「あの~~もしもし大丈夫ですか~~話続けますよ~ウホ」

絶対こいつ雰囲気の為にウホつけたいんだ

そうに違いない!!きっとそうなんだと二人は心を落ち着かせた

「すみません少しゴリラがいえ、ゴリラッシュさんが喋った事にびっくりしてしまいまして」

そう天照が言うとゴリラッシュは

「あ~そうですよねすみません、実はわたくし特殊な訓練によって喋れるようになったんですウホお二人もご存知かもしれませんがあの方はスパルタですからウホ」

言いながら身体をすごませていた

あ~と2人してこの空間に来る前のジャンヌの特訓を思い出す

確かにスパルタだった

思い出しただけで背筋がゾッとした

「まぁあの人がやるなら・・ありえなくもないわね」

「ウチもそう思う・・」

三人?が身体を震わせる

しかし怖がっていたゴリラッシュがハッとなり背筋を伸ばす

そして手紙を取り出す

「そうそうお二人に自己紹介したらこれを読むように言われていたウホ」

その手紙にはジャンヌからお二人へとメッセージが書かれていた

なんだろうと思いゴリラッシュをせかす

「えっと手紙にはこう書いています。天照様、ネクタル様お二人にはそこに居ますゴリラッシュと戦ってもらいます。ですが神の力はほぼ使えない様にしていますので、自分達で工夫して切り抜けてくださいませ、もし神の力を全力で使いたい場合はゴリラッシュに付けております「スキルアウト腕時計」破壊してください。を尚そこにいるゴリラッシュはそこそこに強いので頑張ってください。だそうウホ」

ゴリラッシュが手紙を読み終えゴリラッシュの腕を見ると確かに腕時計をつけていた


そしてすぐに動いた

天照がゴリラッシュの腕に目掛けてパンチをくり出す

だがそれは空を切った

すでにそこにはゴリラッシュが居なくなっていた

「まったくせっかっちさんですね天照様はウホ」

気づくと天照の後ろにゴリラッシュが立っていた

見えなかった

先ほど偶然避けれたが今は違うこのゴリラが本気を出したらやばいと確信した

ネクタルもどうやら今の一瞬の出来事に動けなかったらしい

するとゴリラッシュが背中に背負っていたカバンから何かを取り出そうとした

警戒していると出て来たのはなんと

「「バッバナナ?」」

二人は唖然とするこんな勝負中に余裕見せすぎだろこいつと思っているとゴリラッシュは皮をむきバナナを食べ始めた

するとゴリラッシュの身体が急に光り始めた

まぶし過ぎて二人は目をつぶる

前が見えない

やがて光は消えはじめ目を開けるとまたそこには驚愕のものがあった

先ほどまでゴリラッシュが立っていた場所に美形な黒髪の男が立っていた

天照とネクタルは辺りを見回すが先程までいたゴリラッシュの姿は見えない

嫌な予感しかしない

外れていてくれと2人で願いながらその男の腕を見るとそこには先ほどゴリラッシュがつけていた腕時計がつけられていた

「あっあんた・・ごっゴリラッシュ?」

恐る恐る天照が聞いてみると美形の男は顔を上げ

「あっ!はいゴリラッシュです!!!これがわたくしの人間形態ですウホ」

と笑顔で答えた

また2人の神は絶叫したのだった

こんな事があっていいのだろうか?

バナナを食べたらゴリラが人間にっていいのだろうか?

二人は更に頭を抱えた

しかも美形な男性になるってどんな理屈や

完全に物理法則を無視している

昔二人で見た特撮の主人公が頭で喋った気がした

その間にもゴリラッシュ人間形態はバナナを頬張っている

もう所々ツッコミ満載だがもう考えるのをやめようと諦めた

「えっと・・どういう理屈でそうなったかは後で完全に力を取り戻して「世界思考ワールドブレイン」で考え直すわ、とりあえず今からどうすればいいの?」

そうゴリラッシュに問いかけるとゴリラッシュはスッと構えた

「そうですね・・でわ先ほど発動したユニゾン状態で特訓いたしましょうか、これは恐らくなのですがお二人の神気を底上げする為の特訓ではあるはずなのである意味の裏ワザということでユニゾンを維持しながらわたくしと戦ってくださいウホ」

相変わらず語尾はかわらないようだ

その語尾に少し力が抜けるがゴリラッシュはどうやらジャンヌよりは優しくいきたいのだろう

あえて使う事を許してくれた

「じゃあ遠慮なくいかせてもらうわよネクタル!!」

今度は左手をネクタルに差し出すするとネクタルも右手をさしだし繋ぐ

「うち達の力が弱ってるからって舐めたら怪我しますからよろしゅうな」

そう言われゴリラッシュはニコッと笑顔を見せ

「こちらこそ胸を借りるつもりで本気で来てくださいね」

言い返すと同時にゴリラッシュが地を蹴った

それと同時に天照とネクタルも地を蹴り

森に轟音が轟くのだった

木々がバキバキ音を立てながら吹っ飛んでいく

お互い衝突し合いながらニヤリと笑みが出る

その時遠くの方で何かが召喚された気配を感じたが二人は目の前に集中するのだった


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