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二次元の力はこの手の中に!!!  作者: 神咲 勇気
第2編 第一章帰省
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2019年 番外編(短編) 年のはじめに・・・・

軽快な音楽が流れる室内

この音楽を聞くとやはり心がワクワクするのは自分だけだろうか

そう考えながらタンスの中からはかまを取り出して着替えを始める

すると部屋の外から声が聞こえた

「賭く~ん準備できた~」

そう部屋の外から声をかけてきたのは桜さんだった

現在の自分の状況はまだ半分ほどしか着替えが終わっていない

「あ~あと半分くらいなんで先に準備していてください」

部屋の外にいる桜さんに向かって声をかける

「わかった~早めに準備して大広間に集まってね主役が居なかったら始まらないんだからね」

そう言ってパタパタと足音を立ててどこかへ行った

「主役ね・・」

あまり自信がないのだがと思いながらそばに置いてある紙を着替えながら見てぼやく

正直主役と言われてもピンとこないのが正直なところだが任された以上しっかりとこなさなくてはいけない

そう思いながら手早く着替えを終えドアを開ける

そこには見事な庭園が広がっていた

鹿威し(ししおどし)が丁度カコンと音を立てて水を落とした

何故このようなところにいるかというと正直なところわからないがただここに招待されているのは自分だけではない。

天照様、桜さん、光ちゃん、優、焔、母さんも招待されている

なんでも大切な挨拶を任せる為にある人がこの施設を用意してくれたと天照様が言っていた

ある人というのを天照様は頑なに教えてくれなかったが天照様の知り合いが用意してくれた場所なら安全だろう

そう思いながら部屋のドアを閉め先程桜さんが足音を立てて去って行った場所に歩き出す。

長い廊下をしばらく進んでいくとふすまで閉じられた大きな部屋の前に着いた

はぁ~と息を吐いてすぐに息を吸い込みふすまを開け中に入る

するとそこは赤い壁に覆われ天上には綺麗な提灯などが飾られている大広間だった

「おっ来たね賭くん」

声をした方を向くと人間の神子としての姿ではなく神の姿をした天照様が巫女服姿で立っていた

「遅くなってすいません天照様」

そう言うと少しブスッと怒った顔をしたがすぐに顔を元に戻した

「本当は君には神子って呼ばれたいんだが今回はまぁしかたないか」

そう言って天照様は歩き出す

「ほらみんなあそこに座って待っているから君もすぐに座りなさい私も隣にいるから安心しなさい」

指を差しながらニッと笑う

天照様が指さす方を見るとそこには驚くべき人たちもいた

こちらに気づいたのだろうその一人が軽快に声をかけて来た

「賭はん遅いよ~何してたん??待ちくたびれてお酒沢山飲んでしもうたやんか~」

「ネクタル!あんた飲み過ぎよ!!今から大事な儀式をやるのにそんなんで大丈夫なの!?」

寄っているネクタルに向かって天照様が言うとネクタルはお酒の瓶を振って

「大丈夫大丈夫こんくらいでダメになるあてやあらへんよ~」

そう言ってグビッとお酒をあおぐ

その隣では呆れた顔をしているアヌビスがいた

アヌビスも天照様の隣にいたこちらに気づき睨んできた

「今回はしかたなくだ!しかたなくお前らといるんだからな!!!そこを忘れんな!!俺とてめえ等はみんな敵同士なんだからな!!」

そう言ってフンっとそっぽを向いた

天照様をじとめで見ると天照様はあはははと笑ってすぐに逃げるように自分の席に座った

ため息をつきたくなるがまぁ今回だけというイベントらしいのでよいだろう

一つ空いている席に自分も座る

「賭さん遅いですよ~私正座で足痺れそうでしたよ」

「ほんとだぜ・・主役だからって遅いのも困りもんだぜ」

光ちゃんと優が一緒に言ってきた

その隣から

「まったく・・私が見ていないとやはりダメなんですかね賭様は」

「しっかり時間は守るように行動しなさいって育てたはずなんだけど、またこの歳で教育し直さなきゃいけないのかしらね」

と焔と母さんが言ってきた

自分は皆に向かって手を合わせた

「ごめんって緊張して昨日眠れなかったんだ!だから許してくれよ!」と言うと皆がクスッと笑った

すると桜さんが言った

「緊張して眠れなかったのもあるだろうけど年明け前のスペシャル番組でテンションあがっちゃったんじゃなくて?」といい笑った

あっいやそのと慌てて見せると一気にみんな笑い出した

「まぁそんな事だろうと思っていたよだからちょっとみんなで懲らしめてやろうって話していたんだよごめんね賭くん」

と天照様が舌をだして笑った

そう言う事か~とうなだれるが半分ホッとした

するとどこからか鐘の音が聞こえた

「おっ時間みたいだね賭くん準備はいいかい??」

天照さまがそう言う

一度皆を見て皆も準備OKと笑顔を見せてくれた、若干1人はそっぽを向いたがそれを見て天照様に頷いて正面を向いた

そして幕が開いた

息を吸い吐いて息を吸ってこう切り出した






「新年あけまして」

「「「「「おめでとうございます」」」」」

「旧年中は沢山の方に自分達の旅を見てもらいましたいかがだったでしょうか!」

「楽しんでもらえた方、もっとこうしたほうがよかったんじゃないかと言う意見も沢山あったと思います。」


「ですが今自分達ができる旅はこんな感じがまだまだ精一杯です」


「これから沢山の出会い、別れ、バトル、などいろいろあるかもしれません」


「もちろんいろんな場所を巡っていくと思います」


「そこでワクワクしていってもらえるようこれからも精一杯やっていくのでどうかこんな自分達ではありますが」


「「「「「なにとぞよろしくお願いいたします!!!!!」」」」


「ここには来れませんでしたが敵側のキャラクター達も大好きって言ってくれる方々もいるのでこれからもいろんな個性的な敵がでてくると思います」


「改めてここにいるネクタルとアヌビスだけでなく敵側の他のキャラクター達もよろしくお願いします」


「ではこれからも自分達と楽しんで冒険してください」


「僕たちの物語は未来での出来事ですが2019年もみなさまどうかよろしくお願いいたします」


そう言って皆でお辞儀をしたのだった












そうこれは今まで一緒に歩んでくれている皆様へのキャラクター達からのささやかな挨拶という物語

敵味方関係なくキャラクター達がが読んでくれている皆さんへ挨拶がしたいとの事で生まれたほんの小さな物語

かれらの物語はこれからも続いていく

どうか一緒に歩んでほしい

そう思いながらピンク色のツインテールの魔術師は水晶を消し部屋を後にしたのだった



皆様新年あけましておめでとうございます。

2019年ですね

神咲勇気です

初めてあとがきと言うものを書かせていただきます。

なぜ今まで書かなかったのかというと書き方を知らなかったからです(笑)

ですので今回初めて書くので変な事を言っても許してもらえたら嬉しいです。

さて今回の番外編なのですが実は唐突に思いついたのでお試しという形で楽しんでもらえたら嬉しいです。

作者自身一緒に歩んでくれている皆まさには感謝しかございません

改めてありがとうございます。

キャラクター達はいつも自分の脳内で暴れまわっているのですが初詣をしに今年神社に行った際に頭の中で賭くんが読んでくれている皆様へ挨拶をみんなでしたいと言ったのがきっかけで今回の短編が生まれました。

正直言って文才がなく下手な番外短編となったのはわかっております

ですが頭にいるキャラクター達の意志を尊重したくて書き上げました


もっと文の勉強をしなくてはといろんな小説なども読んで学び中なのでキャラクター達と合わせて自分の成長にも暖かい目で見ていってほしいです。

今年も作者の都合でUPできないときもあると思いますが、どうか賭達と一緒に歩んでもらえたら幸いでございます。

ではまだまだ未熟な作者ではありますが今年もこれからもよろしくお願いいたします。


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