主人公の兄初登場!
新キャラの口調が難しいし…
短いし…
~ゴースside~
「一体何事だ!?何処から攻撃が来たんだ?」
ちっ、折角当面の危機を脱したと思ったらこれか!
まったく厄日としか言えないな
「こちらの前方からです。艦影捕えました!あれ?
IFFは味方のものです!」
「どこの艦だ!」
どうしてこんなところに味方艦がいるんだ?
軍が再編したにしては流石に早すぎるぞ
「えーと、第一方面軍所属パール級高速巡洋艦ルメダンです!」
「どうしてこんな所に第一方面軍の巡洋艦がいるんだ!ここは第三方面だぞ」
第一方面軍は基本的に首都星防衛のための近衛なはずじゃないのか!?
「ルメダンから通信が入っています。どうしますか?」
「正面モニターに回せ!」
吉と出るか凶と出るか一か八と言ったところか
モニターに通信用のウィンドーが開くと…
『父上ご無事ですか!?』
あれ?最近軍艦に子供を乗せるのがトレンドになっているのか?
すると隣にいたファーレンハイトが驚いた口調で言った
「ライア!?一体どうして君がその艦に乗っているの?」
またお前の息子か~!!どうしてお前の子供には年相応の奴いないんだよ!!
『いえ、海賊の襲撃を受けていると聞いていても立っても居られなくなって
飛んでまいりました!』
「それはいいが、一体どうやってその艦を調達した?第一方面軍の艦だろうそれは」
『あの、あなたは…』
ああ、そういえば名乗っていなかったな
「俺はゴースという。このユリアヌスの艦長をしている。
で、質問に答えてもらおうか」
画面上の少年ライアが口を開こうとしたところ、彼を押しのけて突然
豪華な衣装を纏った金髪少女が入ってきた
『それには私がお答えいたしますわ。』
「君は誰だい?」
『まあ、顔で分かりませんこと?わたくしはリーナ=J=ハインリッヒ。
栄えあるハインリッヒ家の第二女ですわ』
なるほど将軍家の娘か。あの高飛車な態度にも納得がいくな
『わたくしの大事な友人であるライア=ファーレンハイトのご実家が危機に
瀕していると聞きまして救援に向かおうとしたところ、親切にもこの艦長が
ここまで運んでくれる事に同意なさったのです。お分かりになられましたか』
げっ、もしかしてその肩書きで無理やり
軍艦を動かしたのか!どんだけだよ…
あの艦の艦長には合掌だな、絶対何らかのとばっちりを食らうだろうし
再びライアが画面上に戻ってきた
『それでこの艦が打ち抜いた海賊以外ははどうなったのですか?』
「そ、それはだな…『兄上!』ユキタカか!」
もう訳わかんなくなってきたな…




