主人公が時間切れを意識し始めました
祝ユニーク1000越
自分だけ安全な所とかマジ楽だわーと考えている主人公です。
どうやら戦闘が始まったみたいです。
フッ、望遠カメラを見るまでもないさ。だって沢山の光が飛び交っているだもん!
勿論音は存在しないけど、迫力がやっぱりすごいね。
流石最新鋭艦と言うべきか今の所ユリアヌスが一方的に撃ちつづけている。
やっぱり射程距離に差があるんだろうね。
ただ今の所当たっている様子はない。流石に射程距離ギリギリから
の射撃に高い命中精度は望めないか…ここで終われば楽だったんだけどなー
相手の船団は旗艦と思われる戦艦を一番後ろに置き、最前列に残りの戦艦を配置している。
巡洋艦は最前列の戦艦を盾にするように散開している。
素人の僕から見ても妥当な配置といえるだろう。
旗艦が一番後ろにいるのは当たり前だが、装甲が一番厚い戦艦を前列に置いて
敵の攻撃を受け止め、巡洋艦は弾幕を張る。そうやって相手を牽制しつつ、
最終的に戦艦の主砲でトドメを差すんだろう。
あれ?ユリアヌス危ないじゃん!
今はまだ大丈夫だが相手の射程距離に入ったら避けるのに
必死になっちゃって反撃どころではない気がするんですけど!?
父上とゴースさんにご冥f…いかんいかん縁起でもないことを考えるものじゃないな
勿論父上には死んでほしくないが、ユリアヌスが沈んでは困る理由はもう一つ
あるんだよね…
この作戦を立案した時には気付かなかったんだけど、
ユリアヌスが相手の動きを止めてくれている今のうちに偏向板の展開を済ませないと
集めた光を狙った所に当てるのはかなり厳しいんじゃないか?
頑張れユリアヌス!最新鋭艦の意地を見させてやれ!
そして食糧生産用コロニーよ早く最終減速を終わらせてー!
~ゴースside~
「敵艦はゲリオス級戦艦とアリウス級重巡洋艦で構成されている模様。
旗艦と思われる艦はガレイ級戦艦を改造したものの様です!」
旗艦は現役の皇国の戦艦か!一体どこからそんなもの持ち出してきたんだ
「全主砲に通達!撃てるだけ撃ちまくれ!砲身が焼けても構わん!
近づかれる前に出来るだけダメージを与えるんだ!」
「了解しました。各部砲座に伝達します。」
このままじゃキツイな…ジリ貧になっちまう
「どうですゴース艦長!このユリアヌスの性能を持ってすれば
下賤な海賊船など手も足も出ないでしょう!」
くそっ!この阿呆共と同じぐらい楽観的なら楽なんだがな…
するとファーレンハイトがこっそりと聞いてきた
「君の参謀達はああいっているけど実際の所どうなの?」
「ぶっちゃけキツイとしか言いようがないな。旗艦以外は一世代前の艦
だが、数が違いすぎる。そして布陣が適当ならまだ付け入る隙があるがんだが
最悪なことに敵はウォール布陣を敷いている。」
「そのウォール布陣というのは?」
「簡単に言えば分厚い装甲を持つ艦を盾にして巡洋艦で弾幕を張るんだよ。
軍学校で一番に習う簡単だが堅実な戦法だ。同数の艦がいればいくらでも
破り方があるんだがな…」
「今の所うち等が押しているように見えるけど?」
「今はな。相手の射程範囲内に入って発砲し始めたら反撃なんて
夢のまた夢だ。」
すると彼はボソっと呟いた
「う~ん。やっぱりユキタカと一緒に逃げればよかったかも…」
薄情だなおい!
最近感想もらえたらうれしいなーと思うようになった…