ゴースの苦悩
更新が遅くなってしまいすいません!
部活の合宿が三連休中にあったんです…
これからはペースはいつも通りになります。
どうもお久しぶりです。主人公のユキタカです。
更新までこんなに時間が掛かって忘れ去られているのではないか
と内心ビクビクです。
なにはともあれ僕の命運を賭けた戦闘まで後数分なのだ
…まあ、僕が介入できるようになるのにはあと十五分くらい掛かるんだけどね!
しょうがないじゃんここは地上じゃないんだから。
宇宙で物体を目的の位置に持っていこうとするには
推力、その向き、惑星の重力との干渉、物体の質量等の多くのファクター
を考慮して慎重な計算を行わなければいけない。
不用意な加速でコロニーが惑星重力圏から離脱しちゃったze
なんてなったら笑えないんだよちくしょう
自分でその計算をやればいいじゃないかって?
いくら前世が物理ヲタクな高校生だと言ってもそんな複雑な
計算の方法なんて知るかボケ!こっちはチートオリ主じゃないんだよ
だからコロニーに搭載されているコンピューターに頼っているわけです。
ただ、もともとの質量がトンデも無い大きさのためかそんなに早く進まないんだよな…
はあ、暇だ…
~ゴースside~
いろいろな意味で久しぶりだな。戦艦ユリアヌスの艦長、ゴースだ。
後数分で敵が光学カメラで捉えられるようになるだろう。
そしてその数秒後には主砲の射程範囲内に入る。
そのためかさっきから艦内は慌ただしい。
今回が初めての戦闘の者も多いからな…
皆心なしか青ざめているし、落ち着かない。
唯一自信満々なのは参謀達か…無能共め!
俺だってユキタカが言っていたような奇襲戦法を執りたいさ!
もちろんユリアヌスの性能は信頼している、ただ今回は多勢に無勢すぎだ
正面から挑むのはあまりにも無謀すぎる。
ただ規則上、艦長の意見を参謀全員が拒絶した場合命令は無効になってしまうというのが存在する。
本当は艦長の独断専行を諌めるための規則なんだが…
これも参謀全員が軍学校さえまともに卒業していない連中で構成されているから!
なぜかって?
ファーレンハイトには悪いがユリアヌスの試験航海には裏の顔が存在する。
それは即ち貴族の子息の箔付だ。
皇国軍の参謀は基本的に軍学校で優秀な成績を収めなければ
選ぶことすらできないエリートで構成されている。
そしてここで経験を積んだものが艦長のような重要な役職につけるのだ。
当たり前だろう。帝国という強大な仮想敵国がいる以上、
無能を登用するなんて愚行は犯せない。
しかし、これには例外が存在する。さっきも言った箔付のためだけにいる
者たちだ。残念ながら皇国軍のスポンサーは貴族であるため、
彼らに対して大きい態度には出れない。貴族の子息にも優秀な軍人になる者
は多いがそれ以上に無能も多い。そういう奴の親が軍に頼み込むのだ。
そうやって入る連中に軍上層部も手を焼いているのが現状だ。
尊大な態度を取る、上官の言うことを聞かない等日常茶飯事であるため
無害な試験航海中の艦に押し込んでしまう。というのが最近の流行だ
今回はそれが完全に裏目に出てしまった形となった
本当にタイミングが悪いぜ畜生…
「艦長!敵船団、有効射程範囲内に入りました!」
はあ、なんとしてもここを凌がないとな…