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戦闘準備完了?!

なんか見られている気がする主人公です。


なんか途中でご都合主義的展開を挟みましたが、


なにはともあれ再び父上の書斎にあるメインコンピューターの前にいます。


まずは、食糧生産コロニーの制御プログラムを展開してっと


え?パスワードはないのかって?どうやらこのコンピューター


領主と血の繋がった人を自動で調査して該当していた場合、使える。


というシステムを採用しているらしい。初めに起動した時も『領主一族と判断』


とか画面に書いてあったし…


どういう仕組みなんだこれ?一回バラしてみたい衝動に駆られるが、今は我慢我慢っと。


そんな事情により、今の僕にはフリーパスがあるためなんでも出来る。


貴族に生まれてよかったって久しぶりに思ったな…


例えば危険な大きさのスペースデブリを監視するための衛星を


使ってユリアヌスの位置を確認してみたりね


これ凄い癖になりそうだな。万能感がヤバいんだもん


ボタン一つで惑星中の発電所をシャットダウン出来るんだよ?


前世では味わえないだろう感覚だね。こんな時本当に転生出来たのは幸運だと感じてしまうよ


閑話休題。ユリアヌスはどうやら軌道エレベーターのステーションを離れて


迎撃位置に向かっているらしい。ものの見事にこの惑星とワープゲートの直線状に


いることを考えるとやっぱり真正面から迎え撃つようだね。


場所さえ分かれば後は簡単だろう。目的位置を入力してコロニーについている


核パルスエンジンに点火すれば後は勝手にコンピューターが演算を行って


目的地に最短ルートで向かってくれる。


楽になったものだね。


最終的な配置状況はこんな感じになるだろう。


まずユリアヌスの位置だが、動きを見る限りこの恒星系の恒星とこの惑星を繋いだ一直線上に


存在するL1ラグランジュ点に向かっているようだ。ここなら重力的に安定しているから


どちらかの艦が大破してもその残骸が地球の引力圏に惹かれて落ちてくるなんてことは


余り起こらないだろう。それに対して我らが虎の子のコロニーは太陽の光を照射するのに最適な


場所に居座るためにL4ラグランジュ点から地球の衛星軌道上に乗ろうとしている。


母上に時間を取られたため、予想戦闘開始時刻の15分後ぐらいに展開が完了


しそうな感じになってしまった。それぐらいはもってくれよユリアヌス?


~母上side~


「で、スティーブ。ユキタカは今の所何をしようとしているのかしら?」


「特に目立った動きはしておりません。なぜかは分かりませんが、食糧生産コロニー


を移動させているようですね。」


まったくうちの息子は今度は何を仕出かそうとしているのかしら?


「この星に落ちたりはしないのかしら?」


その場合は断固止めさせてもらうけどね…


「いいえ。それは無いと思います。見る限りラグランジュ点から衛星軌道上へ


動かしているだけの様ですから。」


まあ、彼は海賊に滅ばされるくらいなら自分の手で~みたいなことを


考えるタイプじゃないからそれは無いと思っていたけどもね。


「それならいいのよ。」


何か策があるのでしょうけどこういう軍事関係は私疎いから


分からないわね…


気になるわ~



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