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活路を見つけよう

時間が空いてしまいました

スイートホームに帰ってきた主人公です。


今僕は父上の書斎にいます。何をやっているのかって?


父上のコンピューターの中から使えそうなものを探しているんです。


正直封印された古代の決戦兵器が埋まっていて、それを使って俺tueeee!


とかやって見たいですけど期待は薄いです。さらに言えば戦艦の正面装甲を


貫けるようなものがあるとは思っていません。しかし、反応兵器だけを無力化するぐらい


なら不可能ではないとも思います。


別に楽観視してるわけではない。


これには根拠は二つあるんです。


まず一つ目はこのミサイルは戦艦の強固な装甲の中に隠されていないだろう


ということだ。現代の宇宙戦艦にはミサイル発射口なんて存在しない。つまり


このミサイルは既存の戦艦を改造して無理やり取り付けているということだ。


これを裏付けるのは司令部からの連絡で『反応兵器を目視確認(・・・・)で確認した...』


と言っている。つまり外から見て明らかにミサイルらしき出っ張りが


あったということだろう。


二つ目の根拠は反応兵器特有な弱点である。この世界の反応兵器は何が反応しているのかは


知らない。核分裂かもしれないし、核融合、さらに言えば反物質を使用しているのかも


しれない。これらすべてに言えるのは、精密機器の塊であろうということだ。


例えば僕の前世で使用されたプルトニウムを使用した核弾頭


(いわゆる長崎型原爆)の仕組みはこうである。


まず、臨界量(核分裂が自動的に開始されてしまう量)に達さない量のプルトニウムが


球状に配置されている。起爆の際は外側に設置されている火薬を炸裂によって


プルトニウムを中心に圧縮し、


それによって臨界量を超えるために核分裂が爆発的に進行して


質量の一部をエネルギーに変換する。(この方式をインプロージョン方式という)


この際、少しでも火薬の爆発にタイムラグが生じるとうまく圧縮されず、


不発に終わってしまう。このように、内部に少しでも歪みを生じさせれば


反応兵器の無力化は比較的簡単である。


理想的なのは広い範囲を一気に熱せられるものなんだけど…


どんな固い物質でも熱によって膨張するから、それによってフレームを歪ませることできるだろうし


ん?これは使えるか?

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