表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/7

第6話:隠された陰陽師

神楽坂に戻った守とコンは、人混みをかき分けるように九条堂へと急いだ。午後の日差しが石畳を照らし、観光客や地元の人々が行き交う平和な光景。しかし、二人の心には不安と焦りが渦巻いていた。


「九条さん…無事だといいけど」


守は息を切らしながら言った。禍津日出男の「少し説得が必要だった」という言葉が頭から離れない。


古書店の前に着くと、扉には依然として「閉店」の札がかかったままだった。店内は薄暗く、人の気配は感じられない。


「変だな…」


守がドアを押すと、鍵はかかっていなかった。二人は警戒しながら店内に足を踏み入れた。


「九条さん?いますか?」


返事はない。書棚の間を進み、奥の小部屋へと向かう。そこで二人が目にしたのは、床に倒れた九条老人の姿だった。


「九条さん!」


守は駆け寄り、老人の肩を揺さぶった。幸い、呼吸はあり、脈も安定している。しかし、意識はなく、額には汗が滲んでいた。


「どうやら昏睡状態ですね」コンが老人を診ながら言った。「妖術の痕跡を感じます」


「禍津の仕業か…」


守は悔しさで拳を握りしめた。もし自分がもっと強ければ、九条老人を守れたかもしれない。


「守様、こちらを」


コンが老人の首元を指さした。そこには小さな黒い印が浮かんでいた。蜘蛛の形をした、不気味な痣のようなもの。


「これは…」


「呪いの印です」コンの表情が暗くなった。「禍津日出男が仕掛けた術。このままでは九条様の魂が少しずつ蝕まれてしまいます」


「どうすればいい?」守は焦りの色を隠せなかった。


「印を解かなければなりません」コンは真剣な表情で言った。「晴明様なら容易にできる術ですが…」


「僕にできるか?」


「少し難しいかもしれません。でも…」コンは木箱を見た。「霊鏡と五行の札があれば、何とかなるかもしれません」


守は決意の表情で頷き、木箱から霊鏡と五色の札を取り出した。


「どうすればいい?」


「まず、九条様を寝かせてください」


二人は老人を小部屋の奥にある簡易ベッドに移した。


「次に、五行の札を九条様の周りに配置します。東に木、南に火、西に金、北に水、中央に土の札を」


守は言われた通りに札を配置した。五芒星の形になるように、精密に角度と距離を測る。不思議なことに、どこにどの札を置くべきか、自然と体が覚えているような感覚があった。


「そして霊鏡を…」


コンの指示に従い、守は霊鏡を九条老人の胸の上に置いた。


「これから術を行いますが、守様の力をお借りします」コンが守の手を取った。「わたくしと一緒に呪文を唱えてください」


コンがゆっくりと呪文を唱え始めると、守の頭の中にも同じ言葉が浮かんできた。まるで記憶の底から湧き上がるように。


「天地の理に従い、五行の力を借り、邪なる呪いを解き放て…」


二人の声が重なり、部屋の空気が震えるような感覚があった。五行の札が淡く光り始め、その光が線となって繋がり、完全な五芒星を描き出す。


霊鏡も輝きを増し、九条老人の胸から首にかけて、金色の光が広がっていった。その光が蜘蛛の形をした黒い印に触れると、印が焦げるように消えていく。


「成功しています」コンが興奮した声で言った。「呪いが解けています」


守は集中を切らさないよう、さらに呪文を続けた。額から汗が流れ落ちるが、止めるわけにはいかない。


やがて、黒い印が完全に消え去り、霊鏡の光も静まった。


「終わりました」コンが安堵の表情を見せた。「呪いは解けました」


その言葉と同時に、九条老人が小さなうめき声を上げ、ゆっくりと目を開いた。


「ん…ここは…」


「九条さん!」守は喜びの声を上げた。「よかった、目が覚めましたか」


老人は混乱した様子で周囲を見回したが、すぐに状況を理解したようだった。


「安倍か…戻ってきたのか」


「はい。あなたが心配で…」


「禍津が来たのか?」老人は身を起こそうとした。


「無理をしないでください」コンが制した。「まだ体力が回復していません」


「それより、九条さん」守は尋ねた。「何があったんです?禍津が来たんですか?」


老人はためらいがちに頷いた。


「ああ…奴が突然現れて、お前たちのことを聞いてきた。もちろん教えるわけにはいかないと断ったが…」


老人は苦々しい表情で続けた。


「奴の力は予想以上だった。私などでは太刀打ちできなかった」


「無理もありません」コンが言った。「大禍津日神の転生者ですから」


「そして、上野の国立博物館も知っていたんだな」守は言った。


「すまない」老人は謝罪するように頭を下げた。「私の防御が甘かった」


「いえ、それよりも無事で良かったです」守は安堵した。「僕たちは博物館で封印の書を見つけました。そして…禍津とも対峙しました」


「なに?」老人は驚いた様子で身を乗り出した。「禍津と戦ったのか?」


「はい」コンが答えた。「守様の中に眠る晴明様の力が目覚め始め、禍津を撃退することができました」


「そうか…」老人の目に希望の色が灯った。「それは素晴らしい」


「でも、封印の書は断片だけでした」守は残念そうに言った。「完全な封印術を知るには、他の部分も必要です」


老人は考え込むような表情になり、しばらく黙っていた。そして、決意したように口を開いた。


「お前に見せるものがある」


老人はゆっくりと立ち上がり、部屋の隅にある古い本棚に向かった。最下段の奥から、鍵のかかった小さな木箱を取り出す。


「これは…」


「私が守ってきたもの」老人は箱を丁寧に開けた。「封印の書について調べていた時に見つけた、ある地図だ」


箱の中から取り出されたのは、黄ばんだ一枚の古い羊皮紙。そこには複雑な線と記号で描かれた地図があった。


「これは日本地図ですね」コンが覗き込んだ。「しかし、これらの印は…」


「五芒星の印だ」老人は説明した。「封印の書は全部で五つの断片に分けられ、日本各地に隠されたと伝えられている。この地図は、その場所を示すものだ」


守は地図を手に取った。確かに日本列島の上に、五つの場所が五芒星の印で示されていた。


「東京、京都、出雲、鎌倉、そして…東北の山奥?」


「ああ」老人は頷いた。「五行に対応する場所だ。木、火、土、金、水の力が宿る場所」


「上野で見つけたのは、どの部分ですか?」コンが尋ねた。


「おそらく『火』の部分だろう」老人は答えた。「封印術の基本となる部分だ」


「残りの四つも集めないと、完全な封印術はわからないのか」守は呟いた。


「その通りだ」老人は真剣な表情で言った。「しかも時間がない。禍津日出男も封印の書を探している。彼が先に見つければ、封印を解く鍵を手に入れることになる」


「それは防がねばなりません」コンが声を強めた。


「そして何より…」老人は窓の外を見た。「彼の新刊『千年の災厄』の出版が迫っている」


「『千年の災厄』?」


「ああ。禍津日出男の新作だ。『闇の囁き』シリーズの集大成とも言われている」


「なぜそれが問題なんですか?」守は首を傾げた。


「あれは単なる小説ではない」老人の表情が暗くなった。「禍津の力を最大限に引き出すための儀式書だ。あの本が出版され、多くの人々に読まれれば…」


「大禍津日神の力が完全に目覚める」コンが恐れの表情で言った。


「その通り」老人は重々しく頷いた。「出版は一ヶ月後と聞いている。それまでに我々は封印の書の全てを集め、禍津を封じなければならない」


重い沈黙が部屋を支配した。一ヶ月。それだけの時間しかないのか。そして、日本各地に隠された封印の書の断片を集めなければならない。


「力不足では…」守は不安げに言った。「僕はまだ晴明の力を完全に取り戻していない」


「だからこそ、修行が必要だ」老人は決然とした口調で言った。「私が教えられることは全て教えよう」


「九条さんが?」


「ああ」老人は微笑んだ。「私の正体を明かそう。九条竜胆。かつての陰陽寮に属し、若き日は数々の妖怪退治を成し遂げた陰陽師だ」


「竜胆…」コンの目が大きく見開かれた。「九条竜胆様…その名は晴明様の時代からの由緒ある陰陽師の家系」


「そうだ」老人…九条竜胆は頷いた。「我が家は代々、安倍家と深い繋がりを持ち、晴明の遺産を守ってきた。私はその最後の継承者だ」


「なぜ、そんな重要なことを」守は驚きを隠せなかった。


「時が来るまで明かせなかった」竜胆は静かに言った。「お前が晴明の転生だと確信するまでは」


守は言葉を失った。九条老人が実は由緒ある陰陽師の末裔だったとは。しかも、安倍晴明と繋がりのある家系の人間だったとは。


「では、これからどうすればいいですか?」コンが尋ねた。


「まずは守の力を引き出す修行だ」竜胆は言った。「そして、封印の書の断片を集める旅に出る」


「旅…ですか」


「ああ。京都、出雲、鎌倉、そして東北へ」竜胆は地図を指さした。「各地に封印の書の断片が隠されている。それらを集めて初めて、大禍津日神を封じる術が完成する」


守は決意の表情で頷いた。これが自分の運命なら、逃げるわけにはいかない。


「わかりました。修行を始めましょう」


「その前に…」竜胆は守を見た。「お前の小説『妖しき陰陽師』を読ませてほしい」


「え?なぜですか?」


「お前の魂が記憶している物語。それは単なる創作ではなく、晴明の記憶が形になったものだ。そこには、大禍津日神についての重要な手がかりがあるかもしれない」


守は少し驚いたが、納得して頷いた。


「わかりました。アパートにありますが…」


「大丈夫です」コンが言った。「わたくしが取ってまいります」


「気をつけろ」竜胆が警告した。「禍津の手下が見張っているかもしれん」


「はい、十分に注意します」


コンは深々と頭を下げ、部屋を出て行った。


部屋には守と竜胆が残された。


「九条さん…いえ、竜胆さん」守は真剣な表情で言った。「正直なところ、僕は不安です。本当に僕に晴明の力が眠っているのか。本当に大禍津日神と戦えるのか…」


竜胆は温かな微笑みを浮かべた。


「不安は当然だ。しかし、お前はすでに力を示している」


「博物館での光ですか?」


「ああ。あれは紛れもなく晴明の力だ」竜胆は確信に満ちた声で言った。「晴明の魂がお前の中で目覚め始めている証拠だ」


「でも、僕は僕のままでいたいんです」守は率直に言った。「安倍守として生きてきた記憶や人格を失いたくない」


竜胆はしばらく黙っていたが、やがて優しく言った。


「晴明の転生であっても、お前はお前だ。晴明の記憶や力を取り戻しても、それはお前の一部となるだけだ。安倍守という人格が消えるわけではない」


「本当ですか?」


「ああ」竜胆は頷いた。「転生とは魂の継続だ。しかし、新たな人生では新たな経験と記憶を持つ。それが転生の本質だ」


守は少し安心したように息をついた。


「それと…お前のことを調べた」竜胆が言った。「陰陽師の転生だと知ってからね」


「僕のことを?」


「ああ。安倍守、三十二歳。両親は十年前に事故で他界。幼い頃から霊感があり、周囲から変わり者と見られることも多かった。しかし、独自の想像力で小説を書き続けてきた」


守は驚いた。竜胆はかなり詳しく自分のことを調べていたようだ。


「それで、何かわかりましたか?」


「ああ、興味深いことがいくつか」竜胆は言った。「お前の両親の事故は本当に偶然だったのか。お前の霊感は晴明の力の表れか。そして、何より…」


竜胆は一瞬言葉を切り、「もしかして大禍津日神はお前を長年追ってきたのではないか」と続けた。


「追ってきた?」守は驚いた。「どういう意味ですか?」


「お前の人生には、不可解な『偶然』が多すぎる」竜胆は言った。「両親の事故、霊感による孤立、そして作家への道。すべてが大禍津日神の介入によるものだとしたら?」


守は言葉を失った。自分の人生が、大禍津日神による操作の結果だったとしたら…


「でも、なぜ?」


「お前を弱い状態に置くためだ」竜胆は厳しい表情で言った。「孤立させ、弱らせておけば、晴明の力が目覚めても十分な戦力にならない」


「そんな…」


「可能性としてだ」竜胆は強調した。「確証はない。しかし、用心に越したことはない」


守は黙って考え込んだ。自分の不遇な人生が敵の策略だったとしたら…怒りと悲しみが入り混じる複雑な感情が胸に広がった。


「どんな修行をすればいいですか?」守は決意を新たにして尋ねた。


「基本から始めよう」竜胆は立ち上がり、小部屋の奥の隠し扉を開けた。


その向こうには、予想外の光景が広がっていた。天井まで届く本棚に並ぶ古い巻物や本。壁には複雑な符術図が描かれ、床には精密な五芒星が刻まれている。まるで秘密の修行場のようだった。


「これが、九条家の陰陽道場だ」竜胆は誇らしげに言った。「代々、この場所で陰陽師が育てられてきた」


「こんな場所が…古書店の奥に」


「表の顔は古書店。それが現代における陰陽師の生き方だ」竜胆は苦笑した。「時代と共に生きる知恵さ」


守は圧倒されながらも、この場所に不思議な親近感を覚えた。まるで以前にも来たことがあるような…


「さあ、始めよう」竜胆は守を中央の五芒星に導いた。「まずは基本中の基本、気の流れを感じる修行だ」


守は言われるままに五芒星の中心に立った。足元から不思議な暖かさが伝わってくる。


「目を閉じて、深く呼吸しなさい」


守は目を閉じ、ゆっくりと呼吸を始めた。


「体の中の気の流れを感じろ。それは晴明の力、お前の中に眠る陰陽師の力だ」


守は集中した。すると、体の中を流れる何かを感じ始めた。細い流れだが、確かにそこにある。


「それだ」竜胆の声が遠くから聞こえる。「その感覚をつかめ」


守が集中を深めると、流れはさらに明確になっていった。体の中のエネルギーの流れ。それは手のひらに集まり、温かく脈動している。


「手を前に出して、気を放出してみろ」


守は両手を前に出し、感じたエネルギーを外に放つことをイメージした。すると、指先から淡い金色の光が漏れ出した。


「できた…」


守は驚きと喜びで目を開けた。自分の指先から放たれる金色の光。それは確かな手応えのある力だった。


「素晴らしい」竜胆は満足げに頷いた。「晴明の適性を持つ者にしか、これほど早く気を操ることはできない」


守は自分の手を見つめた。金色の光は消えたが、確かに力を感じることができた。


「これが陰陽師の力…」


「始まりにすぎない」竜胆は真剣な表情で言った。「これから本格的な修行が待っている。結界を張る術、妖怪を見抜く術、式神を操る術…すべて習得しなければならない」


「できるでしょうか…一ヶ月で」


「信じるしかない」竜胆は強い口調で言った。「お前は晴明の転生だ。その魂には既に全ての記憶が刻まれている」


その時、部屋のドアが開き、コンが戻ってきた。手には守の原稿「妖しき陰陽師」が握られていた。


「無事に戻りましたか」竜胆が尋ねた。


「はい」コンは頷いた。「アパートの周りには妖気を感じましたが、うまく避けることができました」


「さすがだな」守は安堵した。


「ところで…」コンは守を見た。「守様が力を操っていましたね」


「ああ、気づいたか」守は少し照れ臭そうに笑った。


「はい」コンの顔に喜びの色が浮かんだ。「守様の中の晴明様の力が、着実に目覚めています」


コンは原稿を竜胆に手渡した。


「これが『妖しき陰陽師』です」


竜胆は丁寧に原稿を受け取り、ページをめくり始めた。その表情は次第に真剣さを増していった。


「これは…」


しばらく読み進めた後、竜胆は驚きの表情を見せた。


「まさに晴明の記憶だ」


「本当ですか?」守は身を乗り出した。


「ああ。この描写、この戦いの様子…歴史に残されていない細部まで正確だ」竜胆は感嘆の声を上げた。「お前の魂が確かに覚えているのだ」


守は感慨深い思いで原稿を見つめた。自分が創作だと思っていたものが、実は前世の記憶だったとは。


「そして…」竜胆は更にページを進め、ある部分で目を止めた。「これは重要だ」


「何がですか?」


「この部分」竜胆は原稿のある一節を指さした。「大禍津日神の真名についての描写だ」


「真名?」


「ああ。妖怪の真の名前を知ることは、その妖怪を支配する力を得ること」竜胆は説明した。「封印の書の最大の秘密は、大禍津日神の真名を記すことだ」


「その真名が、僕の小説に?」


「完全ではないが、ヒントがある」竜胆は頷いた。「この一節…『大いなる禍の根源、その名は五つの音に隠されし者』…これは真名の手がかりだ」


「五つの音…」コンが考え込むように呟いた。


「封印の書の五つの断片を集めれば、その真名も明らかになるはずだ」竜胆は言った。「それが、晴明が大禍津日神を封じるために作った仕組みだ」


守は深く息を吐いた。全てが繋がり始めている。自分の小説、封印の書、そして大禍津日神との戦い。


「私たちはどこから始めればいいですか?」コンが尋ねた。


「京都だ」竜胆は地図を指さした。「火の次は木の力が宿る場所。古都京都に封印の書の次の断片がある」


「京都…」守は呟いた。「晴明の活躍した場所」


「そう、平安京」竜胆は頷いた。「そして、いまだに多くの妖怪が潜む場所でもある」


「いつ出発しますか?」


「基本的な修行を終えた後だ」竜胆は言った。「三日間、徹底的に基礎を叩き込む。その後、京都へ向かおう」


守とコンは頷いた。これからの旅は危険に満ちているだろう。しかし、この因縁に決着をつけるには避けられない道だ。


「さあ、修行を続けよう」竜胆は守に向き直った。「時間がない。一秒も無駄にはできない」


守は決意を固め、再び五芒星の中心に立った。体の中の気の流れを感じながら、力を引き出す練習を始める。


窓の外では、夕暮れの神楽坂に灯りが灯り始めていた。平穏な日常の風景。しかし、その陰には妖怪の気配と、大禍津日神の影が忍び寄っていた。


守の戦いは、ようやく本格的に始まろうとしていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ