新たなムーブメントはどこかに転がっているのか
ストロングなんとかってお酒を飲みながら、ぼんやりと考えたのですけど。
ぼんやりしながらスマホで書いているのですけど。
異世界恋愛で託卵女を叩きのめす、ざまぁ物は流行らないものかなと。
託卵というのは、主に一部の鳥の習性で、自分の卵をよその鳥の巣に入れ、元からある卵を排除します。
そして自分の卵からかえった雛を、よその親鳥に我が子だと思い込ませて育てさせるものです。
自分の卵を巣から捨てられた親鳥が、明らかにスケールの違う、自身よりでかい雛鳥にエサをやるんです。
動物は習性とはいえ、ゾッとしますね。
こわいこわい、こわいですね(昔の映画解説者風)
で、人間にもこれをやる者がいるのです。
不倫相手の男との間にできた子を、夫の子だと偽って育てる行為を、俗にこう呼びます。
夫の同意を得ている、あるいは連れ子などにはこの呼称は該当しません。
つまり嘘をついているか、否かです。
SNSなどでよく議論になり、賛否はありますが、個人的に否です。
この行為をロマンチックな美談に仕立てている話などもありますが、不貞以外の何ものでもありません。
ザッケンナコラー! スッゾコラー!
という感じです。
男女問わず、浮気も不倫もクソすぎる最低な行いに他ならない。
それが個人的な見解です。
同意してくれる人が多いとありがたいですねー。
浮気男が叩かれる物語はよくありますね。
異世界恋愛やいろんなジャンルに存在する、その亜種の話など、十中八九がそれじゃないですか。
貴族が出る話だと、まずオチで彼がボコられます。
なろうには飽和状態なくらい溢れかえっている。
うん、じゃあさ、その逆をやってみたらどうよ。
男主人公視点でさ、浮気女をぶっ叩く!
と、こういう試みなわけです。
まあ、日常にもありふれたネタなだけに、どこかしらにすでにあるでしょうけどね。
女性読者が多い、現在のなろうでやったら反感を買うのではないかって?
いやいや、きちんとしたモラルのある方々からは反感など買わないでしょう。
男の不倫や浮気は許されないが、女のそれらは許される、なんて二重基準は通りませんよ。
誰が通すものかよ、そんなアンフェア。
ノーカン、そんなのノーカン!
だって両方、断罪されるべき悪行なのだから。
それにね、他責の自己弁護や不貞を擁護する言葉に、信を置く価値などないのです。
たとえば婚約破棄物でぐちゃぐちゃ言い逃れしようとした王子や相手の令嬢が罰から逃れられますか?
逃れられませんよね?
悪・即・斬ですよね?
つまりそういうことです。
舞台は流行りの異世界としましょう。
バックグラウンドはきらびやかな貴族の日常。
魔法か何かの検査で子供の血すじ、DNA的なものが詳細に分かる設定。
そこで父と子に血の繋がりがないことが判明。
一大事です。これは波乱の予感。
子の母、妻の浮気が確定します。
一族で大騒ぎの始まり。
貴族は血統を大事にしますからね。
名のある家に、よその男の血を入れようなんて言語道断。
その家の血すじが絶える可能性がある行為が許される理由などないのです。
たとえ、どれほどお涙頂戴の言い訳を重ねようと。
婚約破棄物でも主人公の公爵令嬢側が、
「公の場で名誉ある公爵家の家名を傷つけられた」
なんて言いますし、家名はそれくらい重いもの。
いや、夫を騙し、嫁ぎ先の家を謀っていたのですから、家の名誉どころの騒ぎではありません。
妻はその愚行により実家と嫁ぎ先、両方の家に泥を塗りたくったことになります。
ああいけません、これはいけませんよ。
絶対許されませんね。
責任転嫁や釈明の言葉など一切許さず、正論パンチの罵詈雑言を浴びせて徹底的に非難。
家の者総出でボッコボコにして家から追い出し、戻った実家でも家族から面汚しとしてボッコボコ。
そして社交界にも噂が広がってお先真っ暗。
泣こうがわめこうが、やったことへのけじめ、旦那の家への多額の賠償金も払ってもらう。
ズッタズタのメッタメタの、ぼろっかす。
馬鹿な母親のせいで可哀想な思いをする子供を連れて、浮気相手の男と悲惨な面持ちで物語は溶暗。
自業自得、因果応報。
大・断・罪! 完! 終劇!
女性読者には嫌がられるだろうけど、男性読者からは評価してもらえると思うんだよね。
こいつはめちゃ許せんよなあー。
モラハラ男と媚び媚び女をモチーフにしたキャラが最後にギャーッとなる話が流行ってるんだから、対極にある話もあっていいんじゃないですかね。
じゃあ引き続き、晩酌にストロングなんとかを飲んで過ごします。
感想は閉じとく。めんどいし。