チキチキ!モテモテスクールライフを目指して!
ドラゴンを倒しダンジョンをクリアしたグルたちは、戦士魔法士ワードに昇格することが出来た。その噂をかきつけたある男が・・・
ドラゴンを倒した俺とアスリは戦士魔法士ワードに昇格することが出来た。ヤング水晶が与える魔力はなんと100万を超えていた。
城に帰ると、大テーブルを埋め尽くすケーキや豪華な食べ物が並んでいた。俺のダンジョンクリア祝いらしい。召使いたちが俺を胴上げして喜んでくれた。正直、これはやり過ぎだろ!
母親は泣きながら抱き着いてきた。後で知ったのだが、この国で最年少でダンジョンクリアしたらしい。アスリもお祝いパーティーに誘ったのだが、貧乏人をバカにする気だな!と言って断られた。
学校でも俺とアスリは注目を浴びることになった。チヤホヤされるのは、元の世界で小学校に行ってた時にカメムシを素手で捕まえたとき以来だった。今、思えばカメムシに何かと縁があるようだ。
放課後1人で勉強している時のこと、教室のドアが大きい音を立てた。そこにはとんがり頭のものすごい笑顔の男が立っていた。男は、3期生のスマイル=エクボと名乗った。
「僕らのグラビエンスのチームに入ってよ!」
「グラビエンス!?何ですかそれ?」
そう聞き返すとびっくりした表情で俺を見ていた。さっきまでの笑顔はどこに行ったの!このパーヤ魔法学校では、先輩が後輩の学年に顔を見せに来ることは滅多にないらしい。
後日、俺はアスリに昨日の出来事を話した。するとアスリは、バカじゃないの!!と俺を怒り始めた。話によるとグラビエンスとは、この世界で有名な部活動的なにかだそうだ。
元いた世界で俺は運動が一切出来ず、体育はいちばん嫌いな教科だった。だか!この世界の俺は、王子であり優秀魔法使いだ。もてもてスクールライフを送るには、グラビンスとやらに入るしかない。
俺は迷うことなく3期生のスマイル=エクボさんに入部の手続きをしてもらったのだった。
突如教室に入ってきた3期生の先輩スマイル=エクボ。グラビエンスのチームに入って欲しいと誘われたグル。果たして、モテモテスクールライフを実現できるのだろうか・・・
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