課金しか勝たん!?昇格する?
武器商人の正体はダンジョンのボス、ドラゴンだった。果たして、ドラゴンを倒して無事にヤング水晶を手に入れることが出来るのか・・・
まさか武器商人がドラゴンだとは思わなかった。上司の言葉を思い出さなかったら、諦めて帰ってたところだ。嫌いだった上司に今は、抱きつきたいくらいだ。
ドラゴン口を大きく開け、炎を吹き出した。アスリは防御魔法で俺をかばってくれたおかげで助かった。
アスリはクラスの中でも防御魔法はピカイチだ。まさにパーティーを組んだ相手は彼女で良かったと今になって思った。
だが、ドラゴンの炎の威力は想像以上だった。防御魔法を打ち破り、俺に直撃した。
だが俺には効かなかった。俺は理解した。ドラゴンは名誉魔法士ワード級の強さでも勝てない。このダンジョンのクリア方法は、武器商人の装備を買うこと。まさに、課金勢しか勝てないゲーム。
前の世界ではゲームの課金は日常茶飯事だった俺は、この時に役立つとは思わなかった。
俺が買った、この服装はドラゴン耐性を持つ代物。まさに、ドラゴンの攻撃は一切効かない。
アスリにはこの事を知ったら、俺になんて言うのだろうか。この借りは高くつくぞ。
「ドラゴンを倒して、お前より早く勇者になってやる!」
「ファイヤーアクシデント!!」
俺の得意火魔法のひとつだ。直撃したドラゴン強く地面に叩きつけられた。倒れたドラゴンは、ヤング水晶に変化した。
ヤング水晶は神々しい光を発し、俺の胸の中に入っていった。体に力がみなぎって来るのを感じた。
俺は、ヤング水晶を取り込んだ事で魔力が前の100倍にまで上がっていた。俺の頭上にダンジョンクリアと表示された。
ドラゴンを倒した俺とアスリは名誉魔法士ワードから、戦士魔法ワードに昇格した。
ほんとんどアスリは見ていただけなのに。何故なんだ!
俺は怒りで胸がいっぱいだった。
こうして俺の初の異世界バトルは1回幕を閉じた。
無事にドラゴンを倒したグルとアスリは名誉魔法士ワードから、戦士魔法士ワードに昇格することが出来た。果たして、勇者になれるのか・・・
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