異世界でも課金する!?課金しか勝たん!
ダンジョンに足を踏み入れたグルたちは、果たしてドラゴンの元に向かうことが出来るのか・・・
俺たちは、ようやくダンジョンに足を踏み入れることが出来た。ドラゴン迷宮には勇者になるために必要なヤング水晶を手に入れるのが第1の目的だ。
五分ほど歩いたあと早速スライムが現れた。俺は水魔法のひとつをくり出した。
「くらえ!ウォーターパニック!!」
さすがクラスのトップだ!俺は、凄まじい水の鉄砲をくらわせた。倒れたスライムの中から青い水晶が落ちた。
青い水晶は回復に使われる鉱物で、その回復力はモンスターの魔力によって異なる。
相変わらずアスリは離れた場所で睨んでいた。俺は彼女に嫌われることをしたのか?本当に年頃の女の子は難しい。
ドラゴンが住む巣穴に着くことが出来た。スライムを倒した経験値で俺は雷魔法を会得することが出来た。これで、準備は満たん!
ウオオオオオオオーウオオオオオオオー!!
巣穴から凄まじいドラゴンの雄叫びが聞こえてきた。ほんとに俺は倒せるのだろうか。
「グル。ここに来てまで怯えてるの?勇者になりたんでしょ!」
「あぁ?怯えてなんかねぇよ!武者震いって奴さ」
嘘である。俺は、ドラゴンの雄叫びが怖すぎておしっこをちびるくらい震えているだ。はじめに勇者になるために水晶を手に入れるとか言ってたけど、正直クラスの女子からモテたいだけなのだ。
ここに来て、やっと自分が勇者になりたいのはモテたいだけ。情けねぇ。
俺は考えた。ゲームの世界ではラスボスの前には必ずと言ってもいいほど、武器職人が居る。もしかしたら、この世界にも居るかもしれない!
予想は的中。巣穴の横にテントが貼られ、髭を生やしたおじさんがニヤケながら俺たちを見ている。
アスリには、ドラゴンと戦う前に小便をすると言って待ってもらい、俺は武器商人が居るところに向かった。
「ここにある武器、全部頂くぜ!」
「よく言うぜ兄ちゃん。これ全部だと1000ウェンはするぜ。ウェウェウェw」
1000ウェン?俺にとっちゃお小遣いの10分の1くらいだ。前の世界では1億くらいの単位だろう。
胸に閉まってある、3000ウェンのコインを出してやった。武器商人は驚きを隠せない様子だった。
とんがり帽子・魔法の杖・魔力を弾く黒い服を身にまとった俺は、まさにハ〇ーポッターそのものだった。
アスリは俺の姿を見るなり、いつも通り5分にわたり説教を浴びせられた。
元いた世界でゲームオタクの俺が、今!ダンジョンのラスボスに挑む。俺の異世界ストーリーはここからだ!
そうして俺とアスリはドラゴンの巣穴に足を踏み入れた。
ドラゴンの巣を見つけたグルたちは、倒してヤング水晶を手に入れることが出来るのか・・・
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