タイムリミットまでもう少し!超絶ロリコンを口説け!!
大魔王退治の兵士として招集されたグル王子。
集められた広場で、出会った酒臭いジジィ野アントニオ=マットレス。果たして、どうなるのか……
シノビガクレ王国滞在2日目
大魔王退治の為に集められた広場には、強豪たちが優に100人を超えていた。それぞれ役がバラバラで、特に回復魔法使い(ヒーラー)の女が大勢居ることに俺はびっくりした。
俺の故郷であるパーヤ王国と違い、背が高く首が長い奴だったり、鼻が高すぎてピノキオか!って思う奴もいた。それにしても美女だらけではないか!初めて見る、他国の女に見惚れていると、酒臭い男が勢いよく肩を組んできた。
「なに、浮かれてんだ〜、ヒックッ 、早くお前さんの美味しい炎を喰わせてくれよ〜、ヒックッww」
昨日、俺のお得意の炎魔法フャイヤーアクシデントを美味そうに食べた、クソキショ酒臭変態ジジィだ。
実は、大魔王退治に集められた、兵士は4人、1グループを各自で作らないといけない決まりがあるらしい。周りに知り合いが居なかった俺は渋々、このおっさんと班を組んだのである。
だから、回復魔法使い(ヒーラー)の可愛子ちゃんを絶賛募集中なのである。班を作る時間は12時間までで、既に11時間を超えようとしていた。班を既に組めた者たちは、ぞろぞろと広場を出ていくではないか!
俺はイケメンで、生まれつき魔法の才能ありのキラキラボーイだそ!なんで誰も組んでくれないんだ!絶対にあの、クソキショ酒臭変態ジジィのせいだっ!!泣
タイムリミットまで、10分を切った頃、広場には俺たち以外の人の影か無くなった。諦めかけていたその時、柱の後ろにスライムを肩に乗せ、獣のお面を被った小柄な少女が座っていた。
これは千載一隅のチャンス!酒臭じじいのアントニオ=マットレスが駆け寄ろうとするのを、止めて俺が少女にそろりと駆け寄った。
俺は前世からの超絶ロリコンである。ロリ系アニメにハマっていた俺は、小柄な少女の扱いを完全マスターしたのだ!だから舐めてもらっては困る。まさか、こんな時に、前世の経験が役に立つとはな!ハッハッハー!
見せてやろう!俺のロリコンナンパ術!
「そこの可愛いお嬢ちゅぁーん♡実は班をまだ組めてなくてさ、良かったら内のところに来ない、?」
おお、決まったぜ。これでこの少女もイチコロだろう!
後ろの、アントニオも勝者の笑みを浮かべているではないか!やっぱり、俺って天才.........
「あんた誰?キモすぎるんですけど。お嬢ちゅぁーん♡ですって、?ほんと呆れるわ。それで私が班を組んであげると思ってるわけ?」
??????????
俺は頭の中が真っ白になった。えっ、俺のロリナンパ術が失敗したのか?いや、それよりも口調が毒舌過ぎないか、?
俺の大魔王退治はどうなるんだよー!!俺たちは、今、完全に崖っぷちに立たされているのである。
班を組める時間のタイムリミットまでもう少しで見つけた、小柄な少女。誘うことに失敗したグル王子達は、果たしてどうなるのか……
大冒険はまだまだ続くっ!!




