サンタクロースは存在するのか
クリスマスおめでとうございます。
片付けをしていたら中2の時の作文が出てきたので、文章を修正し、ちょっと長くして投げます。
厨二だったかもしれませんが、リアルに中学2年生の頃の作文です。
私は、サンタクロースが居るという意見に賛成です。
私は、一度もサンタクロースにプレゼントを貰った事は無いのですが、地域のクリスマス会にて、私の父親がサンタクロースの格好をして人前に出た際、会に参加していた幼い子ども達が、
「サンタさんだ!」と目を輝かせ喜んでいたからです。
私は幼稚園の頃から、テーマパークの着ぐるみの中には夢と希望以外のものが入っている事を知っていましたし、サンタクロースの正体に失望するという事も経験していませんので、その光景は実に不思議なものでした。
白いゴワゴワした付け髭に、100均で買ったサンタの衣装という、かなりクオリティの低いサンタクロースへ飛びつく子ども達は、幸せを映したものでした。
私はそれを見て、サンタの存在がどれほど大切な物なのかを知りました。
そして、自分が簡単にサンタクロースになれるという事実に嬉しくなりました。
サンタクロースは存在します。
たとえ、その正体が私の父親であったとしても、あの子ども達にとっては『サンタクロース』というかけがえのない存在となり得るのです。
その存在が、年と共に薄れてしまっていくだけなのです。