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傍白

 ―とくにいみなんてない。私は、ずっと舞台で踊っている。それだけの話。―


 猫は羨ましがった。私が本音をいえないことを。猫は羨ましそうな目で人形遊びをしていた。


 私は、本音が他人にはいえない。っていうより、その場で関係ないことは全てだれにも聞こえない言葉になるのだ。例えば私が嫌いな友人Aとケーキを食べに行ったとする。

友人A「ケーキがおいしいね。」

私「そうだね。死ね。」

 という会話があったとする。友人Aには、「死ね。」という言葉が聞こえない。どんなにつらくたって逃げるなって言うことか。神様は、残酷なのか。




鎖に繋がれた可哀想な少女。誰も助けてはくれない。鎖に繋がれた少女は感情はない。皆、それでいいのだという。だから何?他人のことなんて、知らない。結局人間っていうのはこういうものか。


―猫は縁側で、丸くなった。そして猫は不気味な顔で私を笑った。―    

 


最後まで見てくれてありがとうございます。辞書をパラパラとめくっていたら偶然「傍白」というのにめがとまって、そこからこんなものが生まれました。まぁ、意味わかんですよね。私もです。読み返してナニコレってなりました。では。

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― 新着の感想 ―
[良い点] BOUHAKU 同じ題材、同じ形式で、いろんな作家でやったりしたら面白いかもですね
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