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無人駅

作者: ナツカシ

おばぁちゃんを殺しました。


とても怖かったんです


だから その日は、1人で居たかった…


それなのに


おばぁちゃんは病気になってしまった


ナツカシにも病気が伝染して


カナシミに変わっていき


私は、変容していました



怒鳴り声は


加速していきました


まるで、オペラ歌手の様でした


声量はドンドン大きくなります


音楽は止まりません


悪魔が、指揮棒を振っている様に


私は、もう、悪魔に、心を、売りました


指揮棒が、一時止まり


また 走り出す


殺せる…


犬を蹴った様に


猫の身体を叩いた様に


おばぁちゃんの身体をタタケ…


タタケ… タタケ… タタケ…


呪いの辞が聴こえる


やめるんだ


やめるんだ、まだ、やめるんだ。


わ、わたしは、…まだ、やめれるんだ


やめるよ


殺さないよ




何処へ行けばこの殺意は止まるの


誰も殺さないよ







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