第2話まだプロローグ
今回は連続で投稿です。ちなみにまだプロローグ終わりません
「ん…………………ん?どこだここ?」
東原が気がつくとそこは一面真っ白な世界だった。
空と地面の境界線はなく自分は突っ立ってるいるのかそれとも宙吊りの様な状態になっているのかがわからないひどく曖昧な場所だった。
「あぁやっと気がつきましたか。東原漆さん」
声のした方を向くとそこには言葉では形容しがたいとてつもない美人がこちらに向かって微笑んでいた。
(うわぁーなんか見たこともないよな美人さんだなぁ。ん?でもなんでこの美人さん俺の名前知ってんだ?あぁ、そっかここ病院だから俺がどんな人かわかってんのか)
「ふふっ見たこともない様な美人ですか。ありがとうございます。東原漆さん。ここは病院ではありませんよ。私があなたを知っているのは私が転生を司る女神だからです。私は転生を司っているわけですからここに来た方の名はみんなわかっているんです。」
「………………………………………………………は?女神様?転生を司るってえっ?どゆこと?」
「東原漆さん。あなたは先ほどお亡くなりなりました。そして転生するために私の前にいます。」
「なくなった?…………えっ?俺死んだの?さっきの地震で?マジで?いやいやちょっと待ってよ。まさか新手のドッキリだったりしない?本当に死んじゃった感じ?」
「はい。本当に死んじゃった感じです。」
「マジかぁ。死んじゃったのか………………………………ん?えっと確か私は女神ですって言ってましたよね?しかも転生を司るとかなんとか」
「あら?随分自分の死を受け入れるのがはやいですね。そうです私は転生を司る女神シルヴィーティアと申します。本来私のところに来る方はほとんどいませんが、地球の神から
「死なす予定じゃないやつ間違えて死なせちゃったからよろしく頼む。あぁあと東原漆にお前が死ぬ前に呟いてた言葉通りになる様に頼んだから第2の人生を楽しんでくれというのを伝えといてくれ」
という伝言と共にあなたの譲歩と魂が私のところに送られてきました。ちなみに死因は地震ではなくアパートの倒壊です」
「えっと………………………いろいろマジで?」