最終章
《97層 闇の間》
[真っ暗だなーたいまつ火もつかなストックもうないぜ?]そういったのはアレス俺たちは今97層あたり一面真っ暗なで寒気がするとこにいる[しかたない私の炎の魔法でっ...
[イニシエントレイム]闇夜に赤い安心させる炎がそこあった
[ははすっげーさっすがエミリアさん!][ねぇ?ドラグ?どうしたの?]
[ねぇドラグってば!][ああすいませんちょっとまだ辛いです]
[まあそうよね正直大事な妹が死んだのに笑えってほうが無理か]と切なく表情を眩ませる
[っとー悲しんでるときにごめんなさいねーー]そして闇の龍が一閃を靡いた[だっだれだ!?]
[あ?なんだよマギア・ドラグ覚えてないのかよ昔虐めてやったろ?]と不敵そうに笑う
俺は昔よく虐めてられていたけどそんなやつはしらない
[俺だよクロウズって言えばわかるか?]
[まっまさかお前あの時ステラをはめたやつかっ][あーそうそうお前のマヌケ面が笑えたぜ!][ちょっと私たち抜きで話を進めないでちょうだい]エミリアさんが話をに割って入ってきた[おやおやーそこの可愛い美人さんはだーれかなぁー?]粘っこい絡みつくような声でいった
[てゆーかお前らあれだろこれを狙ってんだろ]そういい奴は
なにやら虹色に輝く玉を取り出した
[そっそれは宝玉ゼウス!][なんであなたがもってるの?][そりゃおめーあそこの聖堂でとったんだよ!][欲しいか?くれてやらんこともないが俺に勝てればくれてやるよ]
[ドラグお前と勝負だ勝てばくれてやるよ]
そういい相手は狼の蹂鱗を龍の吐息で、コーティングしたかのような魔法剣を、もっていた
[はぁーシャニックスエイズ!]
唱えた刹那宙に舞う水の精霊が相手を襲う
[はっそんな魔法で勝てるわけないだろウルフザバインド!]
狼が全てを呑む
[ガァァァァァウォォォォオ]
叫び声で地形が壊れそうだ
[くそっ拉致があかないいぜお前に全てをぶつけてやるよくらえ ライトニングエッジ]
雷の化身がやってくる[はぁぁぁ雷剛の神よ全ての五十土を我の魔力へ与えよ
はぁぁ]
《雷切一閃三ノ太刀》その刹那全てを切り刻む音がした
そしてやつは倒れた音もなく無残に
[ドラグやるじゃない!]
[すっげー]アレスがいう
[今の一撃は世を轟かせる一撃ねっ♪]
そして[こっこれが宝玉ゼウスか願いがなんでも叶うんだよな?]
[そうだぜドラグ!]
[例えば強くなるとかっ金を増やすとかさとかさ!]
[あんたは欲の塊か!]
[とっ取り敢えず戻ろう]そういい俺は転移結晶を床に叩き割り光に包み込まれ......
《翌日》
[あれいつまで寝てたんだ?昨日はいつ寝たんだ?そしてここは?ん?なんかムニュムニュするぞ?]
そう俺はエミリアさんの胸をさわっていた
後にボコボコにされたのは言うまでもない
[んとにもぉ変態!][ドラグいくら浮かれてるからってそれはちょっと...][ちっちがうそんなやましいきも☆$#^×2%・×3¥]
[噛むなよ]
ピピッピー
スピーカーの音だ
エミリア
アレス
ドラグの者はすぐ精霊部屋まで
行ってみるとそこには
校長ただ一人がたっていま
[うむおまえたちご苦労じゃった長い長い旅をさせてすまなかったお前達が無事に帰ってきたことを誇りに思う
さて本題だ例の物は]
すらすらと雄弁な口調で話す
[ほらドラグだしなよ]
[あっはい!これです]
そういい小袋から虹色の輝きを放つ玉を取り出した
[ほうこれがうむ]そういうと
校長は[パシャッ]
[写真をとれただけで充分じゃい]
一同[えええええええええええ?!]
[ちょっと待ってください先生!そんな写真を撮るがために私たちをあんなとこに?!]
[そうですよ!!]
[まあそう怒鳴るでない願いは貴様らにやると言ったんだ]
[さあ願いを言え]
そういうと先生は宝玉ゼウスを渡してきた
重みを感じるそれはぁ美しく輝く
[ドラグからでいいわよ!]
[ああ手に入れたのはお前だ!]
[わかったじゃあ マギア・ステラを生きかえらしてくれ!]
『それはできぬ願いだ』
重々しい声で言い放った
[なっ?!なんでさ!]
『それはマギア・ステラは生きているからだ』
[生きてる?ステラが?じゃっじゃあステラをここに転送させてくれ!]
『その願い承った』
輝かしい光を包み
そこに彼女ステラは現れた
[スッステラ?ステラなの?]
[ええお兄様!]
そして俺たちは深く抱き合いお互いを認識した
『二つ目の願いはどうする』
[エミリアさんどうぞっす』
[そうね力を頂戴]『汝にそれは要らんだろう』[まだ必要なの]強く怖い目で睨む
『その願い承った』
[次は俺か....俺は彼女が欲しいなんかいい女の子くれ!]
なにを言い出すかと思えは彼女かアレスらしい
『.........』黙りこくってるよ
[おいなに黙ってんの?]
[ほんとに呆れたでもあんたらしいわ]
苦笑をするエミリアさん
『そっその願い承った』
『さあ願いは全て言ったな我はいかせてもらう』
そういい宝玉ゼウスはただの石の塊になっていた
《翌日 2098年 2月2日》
[はぁぁぁぁぁぁぁぁバニシングフレイム!]
[グッシャァァァジャリィィィ]
[へえこんなもんか]
[おっおい聞いたかよドラグ!]
[なんだなんだ?]
[エミリアさんがかつてこの学園歴代長しか挑戦できなかった地獄の門をクリアしたってよしかもどの歴代長よりタイムがはやいんだってよ!]
[あの、願いを叶えてからだな!]
[とゆうと俺は明日か]
[どうゆうことだよ]
[簡単なことだよお前は最初に願いを言っただからすぐにステラちゃんが戻ってきた
そして二番に願いを叶えたのはエミリアさんだだから今日そして俺は三番目だから明日ってわけよ!]
得意気に言うまあ知っていたが
[あーなるほど][お兄様ー]
ステラの声だ
[ステラー今行くーじゃあな荷づくりはできたしもう帰るよ俺の故郷にさ]
[そっか帰っちまうんだな あばよドラグいい旅だったよお前と過ごしたこの一年楽しかった!でもエミリアさんにいっておかなくていいのか?]
[あー昨日の様子じょ無理だよろしくいっといてくれ]
《昨夜》
[俺明日ステラと故郷へ帰るよ]
それをきいた二人は
[え?]
[もう決まったことなの?]
[ああうん]
ガタッ
[っ?!エミリアさん!]
[悲しいんだろまあ仕方ないよな]
[いやそれはお前が言えそっちのほうがいいと俺は思うぞ]
今回のアレスの目は本気だった
[だよな!]
[エミリアさん!]
[なっなによ//]
[おめでとうございます歴代長よりはやいなんてさすがです]
[そんなこといいに来たんじゃないでしょっ!]
[俺行きますエミリアさんと過ごした日々は楽しかったですもっと早くに会えてればよかったのに]
俺は泣かなかったただ彼女の目には溢れるばかりの、涙でいっぱいだった
[行きます]
[必ず帰ってきなさいよばかぁぁぁぁぁ]
その声はどこまでも響きわたり俺を元気付けてくれた