ある愛のかたち…セフレ伝言板59
樹梨……
ここは、どこだい?
あら!お父さん。
良かったぁ。
ええ?
病院よ。
インフルエンザの高熱で、救急車で来たのよ。
ああ、そうかい。
それは……
お父さん!お風呂入って、よく拭かずに寝たでしょ。
いや、そんな事は‥
隠してもダメ。
ホントにもう。
ノックの音‥‥
あら?誰かしら??
どうぞ。
オジャマします。
山下です…
お加減いかがですか?
あっ♪桂子さん。
ああ、お向かいの‥
ホントにもう!
心配したんですよ。
突然救急車で運ばれるんだもの。
いや、なにただの風邪だから、大した事は…
お父さん!インフルエンザでしょ。
間が悪かったら、命に関わることだって。
あっ!すまん。
面目ない……
そうですよ。
少しは、気をつけてもらわないとね。
りょうへ‥‥や、八木さん。
あらら〜♪
おじさん、なんかお安くないんですけどぉ♪
な、なにが!!
た、たけしくん!?
いやぁ〜♪なんかお互い名前でぇ〜〜
呼んでたりなんかしてぇ〜♪
いっ、いやそんな…
それは、あの‥
この際、いいじゃないですか亮平さん。
け、桂子さ・ん‥
ほら、一昨年の暮れに母が亡くなった時
お宅に色々お世話になったでしょ。
ああ、そうでしたねぇ。
主人も早くに亡くなってて、母と二人だったものだから。
あの時は、ホントに助かったの。
はぁ??
あれからね、亮平さんとお互いの家に行き来するようになって。
段々気心も知れてきて。
でも、亮平さんったら娘さん達に知られたら恥ずかしいとかで…
あら、あら、
おじさん、やるぅ!
ば、バカな事を言っちゃいかんよ!
私達は、その、茶飲み友達と言うか……
あら、亮平さんはそれでいいの?
いや、良くはないが‥
いつまでも、樹梨さんにお世話かけるわけにはいかないから
あなたに好きな人ができたら解放してあげたいって。
お父さん!
その方でしょ?
は??
樹梨さんのお相手。
えっ!そ、それは…
そちらもこの際だから、ハッキリおっしゃいなさい。
ね、たけしさん、だったかしら?
は、はいぃ。
どうなの、お二人?
亮平さんからは、うまくいってるみたいに聞いてるけど。
お父さんったら!
いや、まあ…
たけしさん、どうなの?
いや、まあ、それなりに…
結婚するの?
へっ!?
あ、いや、そのぅ…
まだ、そこまでは。
ね、たけしさん。
わたしの事なら心配はいらんよ。
はい、はい。
よくわかりました。
まあ、今日のところはその返で…
後はオバサンが付き添うから、あなた達はお好きに、ね♪
でも……
ああ、樹梨もたけしくんもかまわんよ。
なんだか、お邪魔みたいだし…♪
たけしさん、一度家に戻りましょうか。
はぁ。
それじゃ、父の事お願いします。
また夕方に、着替えとか持ってきます。
わかりました。
ごゆっくり♪




