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Part11:ヴァイオリン

フリーイラスト その11【ヴァイオリン】


線画バージョン

挿絵(By みてみん)

URL:https://37616.mitemin.net/i738036/


彩色例

挿絵(By みてみん)

URL:https://37616.mitemin.net/i738037/


◆◆◆

シチュエーション例・ショートショート


「ねぇ、どう? 少しは上手になったかな」


 悪戯っぽい表情を浮かべて、期待するように耳をピコピコと動かして。褒めて欲しいと全身でアピールしてくるのは、いつの間にか屋敷に居候し始めた「自称神様」。自分では「神獣なんだ!」と言い張っているけれど、私の誉め言葉を待っている様子は、さながら従順な子犬のようで。……とても、神様には見えない。


「う〜ん……あまり上手とは言えないかも……」

「えっ? そ、そう……」


 しかも……ちょっと意地悪してみれば、この通り。神様だなんて信じられないくらいに、すぐにしょげるんだから。


「そもそも、ヴァイオリンが上手く弾けなくてもいいと思うけど……」

「そうはいかないの! 僕は君と、えぇと……一緒に……」

「要するに、デュエットしたいのね?」

「そう、それ! デュエットしたい!」


 理屈も理由も分からないけれど、この犬神様は私が弾いていたヴァイオリンに興味津々みたい。

 令嬢教育の一環で渋々続けていただけの、ヴァイオリンだったけど。今ではちょっと、楽しくなってきた。


(一生懸命になれるって、いいわね。……私も、もう少し一生懸命になってみようかな)


 自称神様のおかげで、退屈だった楽器の練習にも真剣になれそう。ウゥン、ヴァイオリンだけじゃない。もっともっと、いろんなことに必死になれる気がする。


「こ、こうかな……? あっ、ちょっといい音が出たかも!」

「そうね、その調子」


 パァッと顔を綻ばせてニコニコっと笑うと同時に、尻尾をワサワサと振り回す、この姿といったら。見ているだけで、幸せな気分になる。……ふふ。今まで退屈だった世界が、あなたのおかげで楽しくなりそうよ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 袖のタワミ それが私の萌えポイント ヴァイオリン男子 いいっすね。 仮面ライダーキバ の主人公は ヴァイオリン弾くし造るし、なんすよ。 そんで、今回のショートストーリー 薄く曇った心に素…
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