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眠いのに寝かせてくれない世界  作者: 不眠のけい
3/11

運命と時計と針

コメントありがとうございます。

励みになります

今回は長距離走のお話です

長距離走並みに文が多いですが読んでいただければ嬉しいです

4月中旬

ほとんどの人が嫌がるイベント長距離走

僕も嫌いだが長距離走には大切な思い出がある

最初は男子から始まり女子で終わる

なぜ男子が最初なのか、男子の方が走る距離が多いからなのかは未だに謎だ

運動はそこそこ出来るが、只々長い距離をそれも走らないといけない苦痛イベント

これが好きなのは陸上部かとても足の速いごく一部の人しかいないだろう

かっこよくて足速くて女子から声援を受ける?

ふっ、そんなイケメンになれたら苦労はしてねぇよ

おっとすまない嫌いすぎて口が滑った

長距離走でいい所など見せられない僕にとっては逆にダサい所を見られるイベントでしかないのだ

そして長距離走が始まり

序盤はまぁまぁな感じだ

中盤 もう、むり、、

終盤 あとは、まかせた、、

ほぼ歩きのような走る格好だけしたみっともない姿を晒す僕

一緒にゴールしようなってな奴も居ないレベルだ

ヘトヘトになりながらゴール

あーもう限界 

息を切らせて次は女子が走る番だ

僕は校庭で横たわり休憩をしている間に女子はスタートをきっていた。

あ!さくらちゃんを応援しなきゃ

塊の様な団体で動く女子達の中から小柄のさくらちゃんを見つけるのは容易ではなかった

夜間学校な為 眼も悪い僕は薄暗い校庭で必死にさくらちゃんを探す

一周回りきる真横にきた時でさえ見つけることはできなかった

その時ふと3メートル位離れた所で1人座る女の子が居た


「あれは? さくらちゃん?」


走っている人達から見つかるはずがない

さくらちゃんは走っていなかったのだから

1人寂しそうに座って居た彼女に僕は声をかけることはできなかった。

その日の学校の帰り道僕は何も聞かなかった。 いや聞けなかったのだと思う

直接だと何か言えない事があると 肌で感じたんだろうか

僕がヘトヘトになりながら走っていた事を笑い話にしてさくらちゃんを家まで送り

僕は自宅に帰った。

そしてSNSにて帰りの話題から違和感なく話始めた

1番の疑問点

「今日、長距離走走ってなかったけど体調悪かった?」

うん、と返事が返ってきた

「大丈夫?今は平気?もし体調悪いなら もう寝る?」

今は大丈夫

『辛かったら相談のるからね」


すると彼女から最大の悩み

まだ誰も知らない彼女の真実を聞く最初の1人と僕はなった


そうこれが運命の時計の針が動いた瞬間


小柄で容姿端麗な彼女の真実とは

次回彼女の真実とは

真実を知ったさとるは何を思うのか

明日をお楽しみください

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