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恋のはらわた  作者: yuki
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終わりはいつも

飽き性ですが頑張って完成させようと思います。

評価、コメントなど、どんなものでもよいので気軽にお願いします!

朝はキライ。ダルくて頭が働かないし、お腹が重くて気持ち悪い。でも学校のために7時には起きて支度をする。退屈なルーティーン。

高校生だった頃はもっと大変だったと言われるけれど、それは違うと思う。大学に入って分かったこと、それは老化。ヒトは1歳トシをとるだけでこんなにも変わってしまう。


高校生は華やかだ。制服を着てただ歩いてるだけで何もかもがかわいく見えたし面白く見えた。ずっとからっぽだったし、それでよかった。


それがどうしてこうなるのか、シンセンミがない毎日をただただ送るだけ。鏡に映る一重でむくんだ自分の顔をタオルで雑にこすってバカにされない程度に化粧をすませ、ちぢれてしまった長い髪を整えて家を出る。

私服で通えてラッキー、なんてことはない。何を着ていくかで悩みに悩んで結局無難なところに落ち着く。今じゃ昨日と被ってもまあいっか、そんなもん。制服はかわいいし、楽だし、無敵だ。


高校の時はしっかり食べてた朝ごはんも今ではこんにゃくゼリー1個。あの頃は部活をしてたからちょっと食い意地張っても大丈夫だったけれど、ろくに動かなくなった今、そんなに食べるわけにはいかないし。


流れるように支度をすませて無難なニューバランス(動きやすいからね)をつっかけたら、家を出る。お母さんか眠そうな声で送り出してくれる。

出た瞬間、照りつける太陽。サイアクだ。夏は好きだけれど暑いのは苦手。でもまあ、焼けるのはそんなに気にしない方かも。


サラリーマンの多い朝の電車の中で前日までに溜まったLINEを返しているうちに最寄駅にたどり着く。まだ眠くて働いてない頭は人ごみと騒音でいっぱいいっぱい。


そんなメンドくささを抱えて学校に行く。文句を言っても友達と話してる時はそれなりに楽しいし、充実してる気はする。でもやっぱりな~。

朝はキライだ。

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