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車いすちゃんと幽霊さん。

作者:火乃椿
「私は夢を見ていた。冷たい感覚もあたたかな感覚も全て覚えていた」

とある世界のとある国、とある時代に、美しい車いすに座った貴族の少女がいた。少女は身内から村八分にされ、豪華な母屋からはなれたボロボロな離れに住んでいる。少女にしか見えない一人の男と共にその生活を乗り越えていく。男は少女のことを「車いすちゃん」と呼び、少女は男を「幽霊さん」と呼んでいる。二人の愉快痛快、多少ブラックな日常のお話! 二人の明日は明るい!……はず。
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