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無月島 ~ヒツジとオオカミとオオカミ使いのゲーム~  作者: 天草一樹
第二章:視点はおそらく李千里

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それは筋の通った推理

「おや、どうやら捕まってしまったようだね。やはりあれは罠だったのか」


 目を覚ますなり、オオカミ使いはそう呟いた。

 その声を聞き、周りにいた羊たちは一様に視線を彼へと向ける。

 今のオオカミ使いは、腕と足を物置からとってきた鎖で縛られ、ミノムシのような姿で医務室の床に転がされている。流石に矢が刺さったままにしておくのは痛々しかったので、矢は抜いて、軽く治療をしてから包帯を巻いてある。因みにオオカミ使いの素顔だが、まっすぐな白い眉。鷹を彷彿とさせる鋭い目。額に刻まれた年季の入ったしわ。総じて圧倒的な貫録を感じさせる、ラスボスと呼ぶにふさわしい素顔だ。

 ついさっきまで自分たちを殺そうとしていた殺人鬼に対して、それぞれ畏怖・憎悪・怒り・悲愴など強い感情が込められた視線が突き刺さる。それらの視線を一身に受けながらも、オオカミ使いは特に動じた様子もなく、呑気な表情で視線を向け返した。

 そして、その中でもひときわ冷静に自分を見つめてくる男に、まるで世間話をするかのような口調で話しかけた。


「やあ李君。どうやら君の策に一杯食わされてしまったようだ。君からも私に聞きたいことはあるだろうが、どうだろう? 先に君が考えたことや、私を捕まえるためにとった作戦を一から話してくれないかな」

「この期に及んでその余裕とはな。まあいい。お前が一つ、俺の質問に必ず答えることを確約してくれるのなら、俺の考えを話してやろう」


 李の不遜な態度に苦笑しつつも、オオカミ使いは楽しそうに頷く。


「もちろんだとも。しかし、質問は一つだけでいいのかね? せっかくなのだから好きなだけ聞いてくれても構わないよ」

「不用だ。お前を捕まえた時点で、俺にとっての関心事項は一つだけになっている。さて、どこから話していこうか……」


 全員の視線がオオカミ使いから李へと移動する。オオカミ使いを捕まえる策を聞いていたとはいえ、具体的に李がどこまでこのゲームへ思考を巡らせているのかを知っているものはいない。それに、なぜオオカミ使いをこうも簡単に捕まえることができたのか理解できていない人が大半である。

 李は数秒間黙考した後、静かに語りだした。


「まずはオオカミ使いを捕まえるために俺が取った策から話すとするか。仕掛け自体は至極単純な話だが、お前が襲ってくるようにちょっとした隙を見せたんだ。医務室を出入りする際、中に待機している相手に自分が味方かどうかを知らせるための合図を作る、という隙をな」

「やはりあの合図は私を誘き寄せるためのものだったのだね。しかしかなり早い段階で君たちの秘密の合図には気づいたつもりだったのだが。一見すると単に扉を叩き中の人を呼んでから、扉の隙間に紙を差し込み仲間であることを知らせるというもの。しかし本当に重要なのはその紙ではなく、扉を叩く回数と高さであると」


 オオカミ使いの言葉を聞き、李はポケットから一枚の紙を取り出す。何の変哲もない両面白紙のメモ用紙。先の朝食時に、リビングにあったメモ帳から数枚拝借したものだ。

 指に挟んだその紙をピラピラと弄びながら、李は話を続ける。


「監視カメラから俺たちの様子を見ていたのなら知っているだろうが、あえて俺達はこの紙に何も細工をしなかった。これによりお前は、すぐにこの紙以外で俺たちが何らかの合図をしているという考えに至ったはずだ。そして、今お前自身が言ったように扉を叩く高さ、そして回数こそが本当の合図であることに気づいた。だが、もちろんこれもフェイクだ」

「ふむ、私が今捕まっているということはそういうことだったわけなのだろうが、どうにも分からないな。君たちの行動はこれでもかなり念入りに監視させてもらっていた。もし何か他の合図があったのならば気づいてもおかしくなかったのだが、そんな様子は一切認められなかった。もしかするとあれかい、一回毎に医務室の扉を叩く回数を変える予定だったのかな? 二度目に医務室を訪れる際は扉の叩く回数や位置を変えるつもりであったとか」

「残念だが、それは違う。今お前がその考えに至ったように、下手に回数を変えてしまえば警戒されて誘き出すことができなくなる。それなら確かに医務室を防衛できるかもしれないが、結果として何も進展しない」

「では、私が気付かないうちにその紙に何か暗号が書かれていたのかな。何か紙に書いてある様子はなかったし、確か君――速見君が渡された紙に目を通してる様子もなかったのだが」


 視線を速見へと移しながら、不思議そうな表情で聞いてくる。

 李はそれを聞くと、無言のまま指で挟んでいた紙をオオカミ使いの目の前まで持っていった。

 何が書かれているのだろうとオオカミ使いが目の前のメモ用紙に視線を巡らせた途端、すぐさま李が仕掛けていた本当の合図に気がつき、驚いた表情に変わる。

 その様子を見た李は、先にメモ用紙を取り出したポケットからもう一つ、ある物を取り出してみせた。


「わざわざその紙に目を通すまでもなく分かっただろ。監視カメラでの映像からでは絶対に気づけない、この紙に付けられた匂い(・・)こそが真の合図だったんだよ」


 李がポケットから取り出してみせたもの、それは潰されて形が少し変形したニンニクだった。


「このニンニクの出どころはわざわざ言う必要はないよな。当然、朝食を作る際に冷蔵庫の中から取り出したものだ。女三人が料理下手で、自然な流れから俺が冷蔵庫を覗くことができたのは僥倖だった。まあそのせいで、今俺の手からはニンニク臭がすごいことになっているが」


 何気ない一言に、料理下手の女三人は恥ずかしそうに顔をうつむかせる。結果としてはオオカミ使いを捕まえる役に立ったとはいえ、どうにも気恥ずかしさの方が上回っているようだ。ぼそりと「やっぱり料理の練習しようかな」という声がどこかから聞こえてくる。

 そんな彼女たちを孫を見るような目で見守りながら、オオカミ使いは疑問を投げかけてきた。


「そうか、匂いだったか。確かに監視カメラでは視覚と聴覚の情報を得ることはできるが、匂いまでは無理だからね。カメラの弱点を突いた良い作戦だと言えるだろう。しかし、いささかギャンブルが過ぎるのではないかね? そもそも私が医務室にいる二人を襲うかどうかは決まっていなかったし、仮に医務室を襲うとしても銃を使って強行突破する可能性だってあったはずだ。君はそれらの可能性を考えなかったのかね?」

「考えなかった。いや、お前はそんなことはしないと確信していた」

「ほう、それはなぜかな?」

「朝、俺たちが風呂に入っている間お前が襲ってこなかったからだ」


 李はちらりと望月に視線を向ける。


「そこのおしゃれ女が、愚かにも風呂に入るなどと言う選択をしてくれたがゆえに、この策を実行する決断ができた。風呂場で俺たちを襲ってこなかった理由として考えられるのは、他に優先してやらなければいけないことがあり、殺しに来る余裕がなかったから。もしくはおしゃれ女が考えていたように、このゲームを長期間楽しむため、あえて隙だらけの俺たちを殺さずに放置しておいた――そのどちらかだと考えた。そして、このどちらの場合でも俺の策が成功することは約束されている。もしお前が何か別の用事に気を取られ動くことができなくなっていたのであれば、その間に医務室を監視の目から離れた防衛拠点にすることができる。加えて、お前が何かトラブルを抱えているであろうことも確定するから、地下通路に入り積極的に行動することも可能にもなる。そして、単にゲームとして楽しみたいから襲ってこなかった場合。この場合は、こちらが何らかの策を仕掛ければ当然動き出すことを意味している。ゲームとして楽しんでいる以上、相手の策を見破りそれを利用するという行為を取らない理由がない。ましてや、オオカミ使いを捕まえる策を思いついたとまで宣言されたにもかかわらず、何もせずに黙って見ていられるわけがない。もちろんお前にはカーテンを取りに行っている奴らの各個撃破も可能だったろうが、それではそもそも殺さずに待っていた意味がなくなる。お前は、俺たちの仕掛けた策に乗ったうえで、それを上回る行動をする以外に選択の余地がなかったんだ」


 いまいち李の説明を理解できず困惑している者もいるが、オオカミ使いは納得したらしくニヤリと口角を上げて笑い出した。

 ただの殺戮ではなく、頭脳戦を組み込んだゲームとして楽しもうとするオオカミ使いの性質をついた策。羊側が何らかの作戦を思いつきそれに従って行動し始めたとき、ただそれを邪魔しに行くのではなく、羊の作戦の裏をかいて妨害する。オオカミ使いが望んでいるその状況を実際に作り上げたうえで、その妨害の一歩上を行く対策を練る。

 簡単に言えば、李が行った策とはそういうことだ。

 そもそも李にとって悩ましかったのは、オオカミ使いの上を行く策を考えることではなく、オオカミ使いがそう言った頭脳戦をしたいのか、それともただ殺戮をしたいのかの区別がついていなかったことだ。しかしその悩みは、望月が風呂に入るという突飛なことをしたことにより奇しくも解消された。そのため、李はいくつか考えていた案の中から比較的安全で簡単にできるものを選び、オオカミ使いを捕まえるための策として実行したのだった。

 自身が裏をかかれたと知ってなお、やはり楽しそうな表情を崩さないオオカミ使い。だが、李も最初と特に表情を変えることなく話を続ける。


「それからもう一つ。俺がこの策を成功すると考えていたのには、今のお前の態度も関係している」


 オオカミ使いは笑うのをやめ、興味深そうな表情で仰ぎ見てくる。


「今の私の態度が関係しているとはどういうことかな?」

「言葉通りの意味だ。お前が今そんなに余裕で笑っていられるのは、ゲームのルール上俺たちはお前を殺すことができないから。そして、ゲームのクリア条件であるオオカミを捕まえていないからだ。要するに、お前には仮に俺たちの罠にはまって捕まったとしてもそれほど問題はないという余裕さがあったんだよ。だから罠かもしれないと考えていたにもかかわらず、その策の概要を早く知りたいがためにのこのこと医務室の前に現れたんだ。つまり、命がけでこのゲームに挑んでいる俺たちと、遊びとしてこのゲームに挑んでるお前との覚悟の差がこの状況を生み出したわけだ」

「覚悟の差がこの状況を作り出した、か。フフフ、聞いていた通り君は面白い人だね、李君」

「聞いていた通りだと?」


 自分のことを知っている人物から話を聞いていた。そう思わせる不穏な言葉を聞き、李の眉間に深いしわが寄せられる。

 その言葉の真意を聞こうとする李を制し、オオカミ使いはこのまま話を続けるように促してきた。


「私を捕まえる策について、君がいかに思考を巡らせていたのかはよく分かったよ。しかし他はどうなのかな? オオカミを捕まえる算段や、君たちが黒子と呼んでいる存在のこと。それに、医務室にいたはずの三人が速見君を置いてどこに行ったのかなど、まだ分かっていないことや謎が多くある。君はこれらの謎に対する解を持つことができたのかな?」

「オオカミを捕まえる算段については後回しにさせてもらうが、それ以外はおおよそ推測できている。腹立たしいことに、それらの推理を立てることができたのは朝食時に波布がわめいてくれたおかげなんだがな」

「おい、何で腹立たしいことになんだよ。なんだかよく分かんねぇけど、俺が役に立ったのなら素直に礼を言えばいいだろ」


 ほとんど会話についてこられていない波布が、自分の名前に反応して野次を飛ばす。

 当然のようにそれを黙殺すると、李は自分の考えた推理を話し始めた。


「俺自身人と少し外れているところがあるからなかなか気にしていなかったが、ここに集められた奴らはどいつもこいつもかなり変わっている奴ばかりだ。殺されるかもしれないという状況に関わらず、全く無警戒に部屋から部屋へと移動を繰り返す奴。団結して事に当たったほうがいいに決まっているのに、むやみやたらと他人を蔑み一切協調しない奴。集まっているメンバーの名前すら聞かずに部屋に引きこもる奴。知り合って間もない男にべたべたと引っ付きまわる奴。何を考えているのかさっぱりわからず、茫洋と宙を見つめながら独り言を呟く奴。そして、リビングに来てから一度も起きることなく寝続ける奴。

最初こそ単に変人を多く集めたんだろう程度に思っていたが、それにしてはいくらなんでも変なのが多すぎる。それから黒子の存在もそうだな。ゲームを楽しもうとしているはずのオオカミが、予告もなしにルールを破って新キャラを登場させるのか。それらおかしな点をつなげていったところ、俺はある一つの仮説を思いついた。それは、俺たち羊の中には、何も指示されていない唯の羊と、そうでない羊がいるのではないかということだ」


 皆の反応を見るように言葉を切り、ふぅと息を吐く。「成る程」と呟いて考えを巡らせ始めるものや、さっぱり理解できていない様子でちらちらと周りを覗き見るもの。

 オオカミ使いは依然楽しそうな表情を崩さずに、穏やかに李を見つめている。

 再び李が口を開く前に、どうにも理解できなかったらしい波布が口を挟んできた。


「なんか納得してるやつもいるみたいだけど、俺には全然よく分かんねぇんだが。何も指示されていない唯の羊とそうでない羊って、要するにオオカミ使いの味方をしていた羊がいるってことだろ? でもそれって羊じゃなくてオオカミのことじゃねぇのか? オオカミ使いから何らかの指示を受けて動いてるってことなんだろ?」

「そうだな。オオカミ使いの指示を受けてはいる。まあ、その指示通り動いているかどうかは不明だが」

「? もっとわかりやすく説明してくれよ」


 いいから黙って聞いてろよとでも言いたげな視線を波布に送りながらも、李は説明を行う。


「オオカミ使いの言ってるオオカミってのは、自分の目的も館の構造もすべて知っている完全なパートナーのことだ。だが、俺の言っている指示された羊はそうじゃない。ゲームの目的や館の構造なんて何も知らないが、『~といった行動をとれば君にはこんなメリットが発生するよ』などと提案を受けた羊のことだ。例えばリビングで眠り続けていた浅田。あいつなんかは、リビングでずっと寝たふりを行っていれば殺さずに生かしておいてやる、とでも言われた羊だと俺は考えている」

「おいおいマジかよ! じゃあ俺たちの中には何人もオオカミ使いの指示通りに動いてた裏切者がいたってことか!」

「裏切者、とまで言うとかなり大げさだろうな。そうした提案を受けたやつらにしろ、基本的にクリア条件は他の羊と何ら変わらなかったはずだ。あくまで自己防衛の一環として、可能な限り指示に従っていただけだろう」

「でも、そんな提案っていつ行われたのかな? もし浅田君がオオカミ使いからそう言った誘いを受けてずっと寝たふりをしていたのなら、ゲーム開始以前にその提案を受けてたってことになるけど。この島に来る前から提案されてたってこと?」


 いささか突飛な話に困惑しつつも、望月がそう尋ねる。

 李は小さく首を横に振った後、話し疲れたのか喉をさすりながら答えた。


「おそらくその提案が行われたのは、この館で目覚めた直後のことだろう。提案と言ってもオオカミ使いが直に話に行ったのではなく、そういった指示の書かれた紙か何かを貼っておくなどして伝えたんだろうな。――それで、俺がこうした考えにたどり着いた最大の要因としては、先に述べたように黒子の存在がある。これをゲームとして楽しんでいるオオカミ使いがわざわざ自分で作ったルールを破る必要性は薄い。となると、黒子は俺たち羊の中の誰かということだ。結論から先に言おう。その二人の黒子の正体は、沢知と多摩だ」


 ピクリと、速見の肩が震える。李は一度速見へと視線を向けたが、特に何も反論してこなかったのでそのまま続けた。


「これは簡単な消去法だが、あの時点でリビングにいなかったのは医務室にいた速見・沢知・多摩・藤里の四人だけだ。となれば必然的に黒子はこの四人の中の誰かということになる。だが、まず速見はこれに当てはまらない。リビングから逃げ出した如月はすぐに医務室へと駆けこんだらしいが、その時そこには速見がいたそうだからな。となると残りは三人だが、黒子が藤里である可能性はかなり低い。多少なりとも頭が回るのなら、自分が白石を殺した犯人だとばれていると分かるはずだから、襲うにしてもそもそも正体を隠す必要性がない。よって黒子の正体は多摩と沢知ということになる」

「ちょっと待ってよ! 何で多摩さんと沢知ちゃんがそんなことをしたの? たくさん話したわけでもないし、付き合いが長いわけでもないから断言できないけど、二人とも悪い人には見えなかったよ」


 沢知が黒子であるという李の推理を聞き、望月が速見を心配そうに見ながら反論する。

 よくよく考えてみれば当たり前のこと。そもそも如月が医務室に行った際、そこに彼女たちの姿が見当たらなかったことから怪しいのは疑いようもないことだ。まして、黒子の正体が多摩と沢知であるとするなら、体格的にもそこまで違和感はないといえる。

 それを分かっているからか、速見は何も言わずに黙って李の話の続きを待っていた。


「確かに、俺もあの二人が黒子であるとしたなら、その動機が分からなかった。だが、ついさっき俺が言った仮説が正しいのならこれにも一つ筋の通った解釈ができる。沢知と多摩にはおそらく次のような誘いがなされていた。『正体を隠した状態で生き残っている羊を襲い、誘拐しろ。そこで誘拐することのできた羊は殺さずにゲームをリタイアさせてやる』といった誘いをな。これならあの二人が悪人であったと考えずに済むし、指示に従った理由にもなる。それに、こう考えるならこの時だけオオカミ使いが殺傷能力のある武器を使わなかったこと。そして真目を殺さずに連れ去ったことの説明にもなる」

「じゃ、じゃあ真夜ちゃんも生きてるってことですか!」


 今までじっと下を向いて話を聞いていた星野が、勢い込んで李に聞いてくる。今朝お風呂に入って以来少し落ち着いてはいたものの、内心では真目のことをずっと気にかけていたのだろう。

 李はあえて頷かず、視線を転がっているオオカミ使いに向けた。


「さあな。そもそもこいつが約束を守るかどうか保証なんてない。確かめたければこいつに聞いてみればいいわけだが、真実を話しているかどうかは実際に生きた真目に会わないと分からないからな。

 さて、これがこのゲームを通して俺が考えた推理だが、何か訂正や反論はあるか、オオカミ使い」


 李の挑戦的な言葉を受け、オオカミ使いは満面の笑みのまま首を横に振った。


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