プロローグ すべての始まり
時は2013年、世界の人口は70億人になっていた。世界の各地では、急激な人口の増加に悩まされていた.その影響で、世界の人口の八分の一の人々が飢餓で苦しんでいた。
そんなの関係ねぇーと、言わんばかりに、物が満ち溢れていて、平和で技術が発展している、この国、日本では逆に、著しい人口の減少が、大きな社会問題になっていた。高齢者が増える一方で、子供の数が減っているためである。このままいけば、千年後には、日本人は一人になる。そんな恐ろしい予測も出ていた。そう、このままいけば・・・。
そんな日本の片隅、b半島と言う土地に、ごく普通の、一人の女の子が暮らしていた。彼女はある晩に、こんな不可思議な夢を見た。
彼女が、目を開けると、ベットの隣に、もう一人、人が眠っている様に見えた。誰だろうと思った彼女は、布団の中から、目を凝らして、そこに寝ている人物の顔を覗いてみた。次の瞬間、彼女は、背筋が凍りついた。なんと、その人物の顔は、自分の顔と瓜二つの顔をしていたのだった。それはまるで、鏡でも見ているようだった。その、彼女にそっくりな人物は、何事もないかの様に、気持ちよさそうに寝ていた。 彼女は考えをめぐらせた。こんな事が、実際に起こるのか、起きていいのかと、酷く恐れた。彼女は一瞬、前にもこんな光景を見たことがある、そんな気がした。でも、なかなか思い出せない。彼女は、これは夢であると、自分に言い聞かせた。いや、夢であると思いたかった。彼女は、動揺を抑え、布団を深く被り、目を閉じた。少しでも落ち着こうとした。そして、彼女は、また、深い眠りに就いた。
この時、すべては、始まった。
最近、書き始めたばかりの小説初心者なので若干、文章が固くなってるかもしれません。その事も含めて評価お願いします。