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第一章 一 〜出会い〜

 高校に入学したばかりの四月中旬。

 葵が通っている夕凪学園は結構有名な私立高校で、何かしら特技を持った生徒のみが入学することが出来る。中学から高校へエレベーター式だから中学受験で人気があったが、勉強が出来ることは重要視されていなく、様々な一芸を持った生徒が通っていた。

 一般的なのは運動関係で、全国大会出場の実績を持った者がごろごろいるし、例え出ていなくとも実力があれば受験資格が認められた。運動以外には書道やソロバンで段持ちであるとか、何らかの特技で有名になった者、変わったのだと格闘ゲーム大会で日本一になった者などもいた。そんな変わった校風の学校は、芸能関係の仕事をしている生徒にも寛大で、芸能科も一クラスだけあった。

 ちなみに水瀬姉妹は高校からの編入組だ。葵は料理番組で優勝したことがあり、茜はバスケットの全国大会で活躍したことが認められて入学した。

「葵、早く、早く。置いていくよ」

「ま、待って、茜ちゃん」

 葵は、前を走る双子の妹の水瀬茜に急かされて悲鳴を上げた。

朝に弱い葵は、朝寝坊をすることがしばしばあった。そんな姉を早起きの妹が何度も起こすのだが、「いま起きるよ」などと言ってなかなか起きないので、こうして走ることが小学校の頃から日常茶飯事だった。

「ほら、あと五分だよ。頑張って。門を閉められちゃうよ」

「五分あれば、大丈夫よ」

 いつもギリギリだが、まだ一度も遅刻したことはなかった。ここまで来ていれば、あと三分で着くというのが分かっている葵は内心余裕だった。

 葵の予想通り間に合った二人は、無事に門で見張っている先生に挨拶をして校内に入った。

「ほら間に合ったでしょう」

「そんなに得意気に言わないの。いつもギリギリなんだよ。危なっかしいなぁ」

安堵しながら歩いている二人の後ろから、けたたましいエンジン音を上げる車が暴走して突っ込んできた。

「きゃあ」

 茜が振り返ったときには、すぐそこまで迫ってきていて、金切り音を上げて数センチ横に急停車した。身の危険を感じて一瞬凍り付いた茜は、無事だったことに深く息を吐いた。そして、目を大きく見開いて運転席に向かって叫んだ。

「危ないわね。殺す気?」

「すみません。お怪我はありませんか。すみません。すみません」

 運転席から出てきたのは眼鏡を掛けた女性で、とても腰が低かった。何度も頭を下げるので気を削がれてしまい、怒りはすぐにおさまっていた。

「え〜と。もう分かりましたから」

「いえ、急いでいたとはいえ、なんとお詫びをしてよいのか」

 ひたすらに低姿勢の女性に向かって、車の反対側から苛ついた声が突き刺さった。

「もう良いだろう、マネージャー。早く帰れよ」

 それは、助手席から出てきた男から発せられた。

制服を着ているので、生徒だというのはすぐに分かった。ブレザーの襟に光る襟章に目がいく。それは芸能科を示す襟章だった。芸能科だけあって女受けしそうな顔立ちだったが、今の言動を聞くと冷たい感じが否めなかった。

「もう十分謝っただろう。なあ」

 そう言って面倒くさそうに茜を見る。

「う、うん。もう良いですから」

「そうですか?じゃ、じゃあ、失礼します。遊馬君、一時に迎えにくるから」

 すでに歩き出していた健吾の背中に言うと、さっさと行けと言わんばかりに手を振っていた。

「それでは失礼します」

 マネージャーの女性は一礼すると、車に乗り帰っていった。その時、HRの時間を告げるチャイムが鳴った。

「いけない。急がないと。ほら、葵」

「え、ええ」

 二人は健吾の後を追うように校舎へと入った。

 初めて会ったときの、葵の健吾に対する第一印象は、

―――素っ気ない人。

 だった。


その日の昼休み、同じクラスの葵と茜は、いつものように一緒にお弁当を広げた。

葵の前の席の生徒は毎日学食に行くため、茜がそこに座る。赤と青、それぞれの包みを広げて蓋を開けると当然、同じ中身の弁当が並んだ。

「ほら、茜ちゃん。ちゃんと、いただきます、を言って」

 早速、箸を付けようとした茜の手を叩いてたしなめる。

「体育で張り切ったから、お腹空いてるの」

「ダメよ」

「分かったよ。いただきます」

「はい。いただきます」

 手を合わせて、お弁当を作ってくれた母親に感謝の意をあらわす。

 水瀬家は両親とも健在であるが、共働きのため家事の半分以上は葵がやっている。母親はそれに感謝しているし、甘えている部分もある。だから、せめて母親らしいことをしたくて、毎日四人分のお弁当を作っている。

「そうそう、葵」

 茜はセロリスティックを口にくわえながら、モゴモゴと言った。

「だらしないからやめなさい」

「は〜い」

「で、なあに?」

 茜はウサギかハムスターのように前歯で小刻みに囓って一本食べきった。

「だから、女の子はそういうことしないの」

「まあまあ」

 手のひらを差し出して、頬を膨らましている葵を制した。

「朝、会った男がいるでしょ。あの男のこと梨奈が知っていたのよ。まだデビューしたてのタレントみたいなんだけど。まだ顔が知れてないし、売り出し中なんだって」

「そうなの」

 梨奈というのは隣のクラスの娘で、体育など合同授業で一緒になることがある。入学してすぐに茜と友達になり、葵も親しくしている。

梨奈はサッパリとした性格のボーイッシュな娘で、女子にも人気があった。本名が雲雀梨奈という何とも芸名っぽい名字なのだが何を隠そう、といっても隠してはいないのだが、元アイドルでけっこう人気があるグループのメインボーカルを務めていた。二年前に本人の都合で卒業という形で引退している。

「名前は遊馬健吾。身長百七十六センチ、体重六十七キロ、成績は中の上、運動神経は良いみたい……。あんまり興味なさそうだね」

 葵が手を止めることなく黙々と箸を動かしているので、もうちょっと食い付いてくると思っていた茜は面白くなさそうに言った。

「興味ないから」

「そうなの?ふう〜ん」

 そこにパンと牛乳パックを持った梨奈が現れた。隣の席の机に腰掛けて、葵の顔を覗き込んだ。

「ホント、葵ちゃんは男っ気がないんだから」

 カツサンドの袋を開けて、ガブリと頬張る。

「そうなのよ。あっ、梨奈。牛乳頂戴」

 茜は、セロリと同じくらい牛乳が好きだった。バスケ選手として、もう少し身長が欲しかったから、小さい頃から毎日飲んでいる。

「良いけど、一口だけだよ」

「もち」

 と言いながらストローを紙パックに刺すと、大きく息を吐いて思いっきり吸い込んだ。

「あ〜、こらぁ」

 梨奈は紙パックを潰さないように奪い返すと、中身を透かしてみた。

「半分も飲むなんて、ヒドイ」

「一口だもん」

「いつもゴメンね。代わりに食べて」

 口を尖らせる梨奈に、葵がフォローする。同じ乳製品ということでチーズを摘んで、梨奈の口に持っていった。

「ありがとう」

 遠慮なしに頂くと、改めてこの双子の性格の違いを再認識したりする。

「ホント葵は、男に縁がないから」

 茜は、何もなかったかのように話を続ける。そんな茜に不満顔の梨奈だったが、いつものことだと割り切った。

「まあ、あんな冷たそうな奴。売れずに消えていくよね」

「友達から聞いた話だと、冷たい感じはしなかったけど」

 第一印象だけで決めつける茜に、梨奈が反論した。

 特に興味がない葵は、その話題に加わることはなく代わりに、さっき二人が言った自分は男に縁がないというのに反応した。

「梨奈ちゃんはともかく、茜だって男の子に縁なんてないでしょう」

「わたし?あるよ」

「え?」

 妹の言葉に衝撃を受けて梨奈の方を見ると、うんうんと頷いていた。

「あるもなにも。茜、今日まで何人に告白されたんだっけ?」

「三人……かな」

「告白?私たち四月に入ったばかりだよ」

 そんなことは全然話してくれないので、初めて聞く事実に頭の中で鐘の音が鳴り響いた。

「まあ全員、断ったけど。私は御堂先輩命だから」

「御堂先輩って確か、同じ中学の一つ上の?」

 その先輩の話は、葵も聞いたことがある。確か、今年のバレンタインもチョコを用意して、学校で渡せないから郵送していた。

「そう。その御堂先輩」

 トロンとした瞳で手を組むと、どこか遠くを見つめる。

御堂先輩がこの高校に入学したから、追い掛けるために全国大会でも頑張れた。

「お〜い。帰ってこ〜い」

 梨奈が目の前で手をパタパタさせる。

「おっと、いけない。先輩のバスケをしている姿を思い出すと、トリップしちゃうんだよね」

「茜ちゃんは、ずっと御堂先輩のことが好きなんだ。告白したの?」

「そ、そんなこと出来ないよ」

 何事にも積極的に取り組む茜が頭を振って取り乱す姿は、葵にとって珍しいものだった。よっぽど好きだということが感じられた。

「まあ葵ちゃんも十六なんだから、恋の一つや二つした方がいいんじゃない」

「恋は一回で良いよ」

 葵は恋愛をするのなら一回で良いと思っていた。最初の人と結婚まで行くことを理想としている。それは以前、母親がそうだったと聞いたからだった。

「一回?その男が悪い奴だったら、どうするの?」

「そんな人は好きにならないから、大丈夫」

 芸能活動をしていたときに色々なタイプの男を見てきた梨奈には、その考えは理解できなかった。葵のような純粋なタイプは、騙される可能性も高いと思ったが、口にすることはなかった。

「あっ、噂をすれば影だね」

 茜がコソッと言った。

開きっぱなしの教室のドアを健吾が横切っていった。教室にある壁掛けの味気ない時計は、十二時五十五分を差していた。

「どんな仕事しているのかな」

 単純に疑問に思った葵は、梨奈の顔を見た。

「え?そうねぇ。ドラマのちょい役とかじゃない?」

「ちょい役って。画面の後ろにいる人達のこと?」

「そうそう。最初から良い役なんて、大きな事務所にでも入っていない限りまわってこないから」

「梨奈にも、そんな時代あった?」

 一般人の葵と茜には未知の世界だが、茜はちょっとだけ芸能界に興味があった。

「私はないよ」

 メロンパンをかじりって、即答した。

「だって私は」

「はいはい。そうでした。そういえばさ、葵は再来週の体育祭で何に出るの?」

 また自慢話を聞かされると感じた茜は、早々に話を切り替えた。

「茜の、いけず」

 梨奈は、いじけながらパンを噛みしめた。

「そういう茜ちゃんは?」

「私はフットサルに出るつもりだよ」

ここの学園長がたいそうなスポーツ好きで、自分の学校からオリンピック選手やプロ選手を輩出するんだと意気込み、立派な施設をたくさん造った。だからスポーツで優秀な生徒も多く、体育祭は大々的に行われる。三つある体育館と屋内プール、野球場にサッカー場、テニスコートで多くの競技が同時進行する。

「私は運動が苦手だから、みんなの迷惑にならない種目にしようかなって」

「運動が苦手って、水泳は?得意でしょ」

「へぇ〜、泳ぐのは上手いんだ」

 体育で一緒の梨奈は、授業で失敗する葵の姿を見ているので意外そうに言った。この間のフットサルでは、空振りはするは、お尻に当てられるはと散々だったのだ。

「泳ぐのは好きだけど」

「出ないの?水泳部の女子以外だったら、ぶっちぎりでしょう」

 葵のことを、みんなにもっと知ってもらいたいと願っている茜は、どうしても出てもらいたかった。

「そんなに速いんだ」

 梨奈は葵の腕を取って、二の腕をさすったりプヨプヨと摘んだりした。

「くすぐったいよ」

「どうして出ないの?」

「えっと。うんと」

「なあに」

 歯切れの悪い葵に、しびれを切らした茜が顔をグッと近づけた。

「え〜と。水着が……」

「水着?」

「この間、体重を量ったら太っていて、水着になるのがイヤだなぁ〜って。スクール水着じゃないから、新しい水着を買わないといけないし」

 学校の方針で、地味なスクール水着は禁止となっている。派手すぎなければ何でも良いというのだが、目立ちたがりならともかく葵にとっては恥ずかしいことでしかなかった。

「太った?いったい、どこがよ」

 顔がポッチャリしているので太っているように見えるが、実はプロポーション抜群なのは、妹の茜がよく知っている。小学校までは一緒にお風呂に入っていたから、身体の隅々まで知り尽くしていた。茜もスポーツ万能少女なので太ってはいないが、筋肉質なので女らしい葵を羨ましく思っていた。

「よく分からないけど。お腹かなって、なになに」

 茜が予告なしに手を伸ばして、葵のお腹を触った。

「う〜ん。よく分からないな。よしっ、今日は一緒にお風呂に入ろうか」

「え〜、イヤだよ」

 一緒に入るのは嬉しいが、お腹を確認されるのは嫌だった。

「ダメ。一緒に入るんだから、私が部活から帰るまで入らないこと」

「……わかったわよ。どうせ夕飯の後片づけが終わらないと入らないし」

 押しに弱い葵は渋々、了承した。

 平日の夕飯は毎日、葵が作っているので、後片づけまで終わってからでないと風呂に入る気分にはなれなかった。特に今日は、鶏の唐揚げを作ろうと思っていたから尚更だ。シャンプーをした後に揚げ物なんてしたくはなかった。

 そんな二人の会話を見ていた梨奈は、本当に仲の良い姉妹だなと羨ましく思っていた。


 放課後、葵はいつもの商店街に向かった。屋根が掛かったアーケード街を歩いていると、どこかの学校の運動部がランニングしていた。

葵は、家事があるため部活には入っていない。だからといって親を恨んではいない。双子の妹の茜がバスケット部で活躍しているのを心底、応援しているし、まるで自分が活躍しているような錯覚さえ覚えたことがある。昨年の、全国中学校バスケット大会でベストファイブに選ばれたときは、自分がそうなること以上に嬉しかった。

 ランニングの集団とすれ違い、その掛け声を後ろに聞きながら歩くと、行きつけの精肉店が見えてきた。

「いよっ、葵ちゃん。今日も可愛いね」

 ショーケースの向こう側から、四十代半ばの店長が顔を出した。

「ふふ。ありがとうございます。今日もまけてくださいね」

「おうっ。今日はなんだい?」

「今日は、鶏肉を六百グラムくださいな」

「毎度あり。じゃあ、ちょっとおまけしちゃう」

 更に五十グラムを足して包んでもらうと、葵は満面の笑顔で会計をした。店長の後ろには奥さんが立っていて笑顔を見せているが、内心は穏やかではなかった。

 葵は、次の八百屋でもキャベツを十円安くしてもらった。小学校五年生の頃から毎日のように通っている商店街なので、今ではアイドル的な存在となっている。

「ん?何だろう」

買い物が終わりアーケードを抜けようとしたとき、視線の先に人垣があるのを見つけた。後ろから女子中学生が三人、四人と走って追い越していく。

 通り道なので避けることなく近づいていくと、そこは美味しいと評判の定食屋の前だった。人垣の隙間を見つけて中を覗いてみると、どうやらドラマの撮影をしているらしかった。スポットライトが何本か見え、高そうなカメラを構えている人もいた。

あまりテレビを見ない葵でさえ知っている俳優が、監督から演技指導を受けているのが見えた。

ここに集まっている女子中学生のお目当ては、あの主演俳優なのだろう。

 特に興味がなかったので帰ろうとすると、店内の端の方に見覚えのある顔があった。

「あれは……遊馬君?」

 梨奈の言葉が甦る。

―――「え?そうねぇ。ドラマのちょい役とかじゃない?」

 少し興味を持った葵は、立ち止まって見ていくことにした。

「シーン57。定食屋での会話。よ〜い、スタート」

 スタッフが野次馬を黙らせると、助監督がカチンコを鳴らして素早く引っ込んだ。

健吾はカメラに映るか映らないかの位置にあるテーブル席に、友人役らしき男と何かを喋っているが、その声をマイクが拾っているわけはない。店が賑わっているのを見せるための、いわゆるガヤというやつだ。

 梨奈が言っていた、ちょい役どころか台詞もない。葵は他の野次馬と違って、ジッと健吾のことだけを見ていた。

―――何を話しているのかな?今夜の夕食のことかな。

 などと見当違いのことを考えていると、主演二人の長台詞のやり取りが続いていた撮影が、女優の台詞が詰まったことで止まった。

「カット。もう一回」

 台詞を忘れたらしく、監督の声が店内に響き渡った。ちょっとピリピリとした雰囲気の中、女優が化粧直しをしながら台本に目を通す。

その時、座ったまま待っていた健吾が突然、立ち上がった。

「そこ。立つな。黙っていろ」

「は、はい。すみません」

 監督に怒鳴られて座り直すと、健吾は下を向いた。

「よ〜い。スタート」

 テイクツーが始まると、今度は順調に進んだ。

「OK。じゃあ、次のカットの準備だ」

 スタッフが忙しなく動き始めたところで、葵は帰ることにした。いつまでも見ているわけにはいかないからだ。

「寄り道しちゃった。早く帰って支度しないと」

 あと一歩でアーケードを抜けようとしたとき、買い物袋を持っていた左腕を取られた。

「おいっ」

「きゃあ」

 身体が百八十度回転した。

「な、なに?あっ、遊馬君」

 暴漢にでも腕を取られたかと思ったので、葵は目を丸くしていた。

「お前、今朝会った女だよな」

「そうだけど」

「さっき見たこと、誰にも喋るなよ」

「さっき見たことって?」

「撮影現場に俺がいたことだよ」

「どうして?お仕事でしょ」

「いいから喋るな」

 訳が分からないという表情の葵に言い聞かせていると、撮影現場から顔を出したスタッフが大声で叫んだ。

「おい。そこの。早く戻れ。代わりなんていくらでもいるんだぞ」

「いま行きます」

 振り返って答えた健吾は、

「お前。明日、昼休みに体育館の裏に来い。いいな」

 そう言い残すと、葵の手を離して走った。

「必ず来いよ」

 店の中に入っていく健吾を見送った葵は、首を傾げると何事もなかったように回れ右をした。


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