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図書館で、ふたり

 学院の図書室……都市では図書館と言われているその場所は、大きな建物ゆうに二階分、未公開の蔵書も含めると建物五階分の書物が保管されている。入室には学院もしくは大学の生徒または教員になるか、あるいは国に申請して閲覧許可証を発行してもらわないといけない。

 私は中等部からなのでもう四年、この場所に度々通っていた。主に試験勉強の参考資料を探すためだ。


 エントランスの書架を一望できる吹き抜けスペースに立ったサリオンは、すう、と深く息を吸った。


「いいね、この雰囲気」


 本当に本が好きなんだろう。なんというか、図書室にいるのが(サマ)になっている。


 彼が本を見ている間、私は来週やると予告のあった科学実験の予習をすることにした。基本的に文系なので、理系教科で点数をとるには結構努力しないといけない。


 席についてノートを広げていると、向かいの席に五、六冊の本を抱えたサリオンが座った。

 手に取ったのは文庫本サイズの古めかしいもので、表紙から小人族の文字だと分かる。彼はそれを、辞書を引きながら読んでいるようだった。白い手袋が似合っている。

 彼は昼間の爽やかで明るい態度と打って変わって、とても静かに、淡々と本を読み進めていた。

 私が一冊読み終えて顔を上げると、サリオンと目が合った。


「何か?」

「会長は小人の文字って分かる? 古い単語すぎて辞書に載ってなくてさ」


 彼が見せてきた古い本を、なんとなしに見遣る。五百年前の大戦以降、人間の共通語が一般的になり、小人たちの言語は(すた)れた。一応勉強はしてあるが、辞書にない単語はどうだろう。


「ええと、『地獄絵図(じごくえず)』……かな」

「この時代の小人に地獄なんて考えあんの?」

「昔、小人族は人間に(しいた)げられていたらしいから……ってこの本、未公開の棚のものじゃないか」

「持ち出さなきゃ警報は鳴らないでしょ」


 表紙を改めると、聖ノア教会の聖書の原典とある。司祭の立場から言わせてもらうと、幻、禁書の部類。どこで見つけてきたんだろう。


「……早く戻そう。これを見たってだけで『正教徒派』の連中につけ狙われるかもしれないよ」

「ちぇ、会長は口うるさいな」

「……。ずっと思ってたんだが、会長と呼ぶのはやめてくれないか。肩書きで遠ざけられてるような気になる」


 本を持って立ち上がると、サリオンはしぶしぶ立って案内するように歩き出した。


 三階より上はたしか立ち入り禁止だった気がするのだが、張り紙もテープも柵も見当たらない。サリオンは構わずすたすたと入っていく。私は任せて降りようかと少し迷ったが、もし彼が(とが)められたらどうせ私にも(とが)がある。だったらちゃんと注意して監督したことにした方がいい。

 三階の書庫は薄暗く、あまり掃除されていない。カビ対策か、空気は冷たく乾燥して、独特な匂いがした。

 高い天井に、ぎりぎりまで棚があって、脚立を持ってこないと一番上まで届かない。

 サリオンは慣れたように身軽に脚立に登り、最上段の棚に件の本を戻した。


「ねえ、会長」

「ファナ」


 会長呼びをやめろという気持ちを込めて、名前を言い返してみる。


「ちょっと見てくんない? これ何の本かな」

「……」


 無視された。

 あの人当たりの良さはどこへ行ったんだ。そんなに名前で呼びたくないんだろうか。

 そこはかとなく不満を感じながら、脚立に足をかけて背表紙に目を通す。


「日記かな、同じ時代の。司祭……ソリティ」


 あれ。

 なんだろう。知ってる名前のような気がする。


「会長?」

「だからファナだって……」


 急に目眩(めまい)がした。

 気がつけば、部屋が反転して……違う、脚立から落ちている!

 能力を使って浮遊するか。いいや、この狭い通路でそんな強風は起こせない。重力操作は父に教えてもらったけど不向きなのか使えなかった。床を砂にしてクッションにするのは……絶対ダメだ。

 上の段にいるサリオンと目が合った。アイスブルーの瞳に動じた様子はなく、冷めた色で私を見ていた。


 どすん!


 背中から落ちた衝撃に内唇を噛んだ。こんなときスマートに受け身とか取れたらいいのに、すごく情けない。治癒(ちゆ)促進ならできるので、こっそりと力を使うことにする。


「大丈夫? 会長──」

「……ファナ」

「──ファナ。まさかのコケっぷりでびっくりしちゃった。受け身もとれないとか普通の人間みたい」

「普通の人間だよ」


 生徒会長に何を期待してるんだ。初めて名前を呼んでくれたけど。

 痛いのを我慢して立ち上がると、サリオンが身軽な動作で脚立から飛び降りた。それなりの高さなのに、たいして音もしない。まるで猫みたいだ。そして、何を考えているか分からない、冷め切った表情でこちらを見つめる。


「今もだが、落ちる私をすごく興味なさそうに見ていたな」

「……」


 サリオンはふい、と目を棚に流す。少し間があってから、


「ごめんね? 俺びっくりすると表情筋死ぬんだ」


と満面の笑顔を作った。


「いや無理があるだろう」


 私は即座につっこむ。


「もういいよ。その無駄に(まぶ)しい笑顔、私の前ではしなくていい。やりたくてやってる訳じゃないんだろう」


 指摘するとサリオンはすん、と表情を消す。


「……俺はどっちでもいいけどね」


 静かに本を読んでいる時と同じ、感情のわかりづらい無表情。昼間のこらえ笑いを思い出す。やっぱり、この冷たい感じが地なのか。

 彼は階段に向かって歩き出した。私もその背中を追う。


「サリオン」

「……何?」


 名前を呼ぶと、返事が返ってくる。


「おすすめのミステリーを選んでくれる話は?」

「……」


 彼は返事をする気がないように、すたすたと閲覧スペースへの廊下を歩く。

 と思ったら、戻った席に積んであった一冊をぽんと渡された。犬の表紙が印象的な、暖かな色味の小説だった。


「……ありがとう。これは君の好きな話?」

「ほどほどかな。陰惨(いんさん)なのはやめといた」


 その答えに、私はふふ、と笑う。相変わらず淡白な口調だが、昼間のやりとりがまるっきり演技ではなかったのだと思えたからだ。つまりただ、不器用なだけ。胡散(うさん)臭い演技で隠さなくてもいいのにと思ったが、あまり干渉するのはよそう。


「読んでみるよ。そのときは、感想を聞いてもらえるかな」

「えー……」


 ちょっと面倒そうにサリオンは手元に残った本を広げる。意外にも、自然科学の論文だった。父の著作だ。


「その感想が面白いなら、聞いてもいい」

「上から目線だな」


 私は苦笑した。でも、会ってはくれそうだ。

 この時すでに、笑顔の演技の裏に静かな無表情を隠すサリオンのことを、私は随分気に入ってしまっていたのだった。




 サリオンからおすすめされた本は、犬の目線で人間たちの事件を紐解くミステリー小説だった。『どろっどろした人間関係』というより、切なさや温かさが味わい深い物語。あの無愛想で尊大な態度の割に、私の価値観を尊重して選んでくれたのかなと感心した。それにわざわざこうして本を見繕(みつくろ)ってくれるあたり、結構世話焼きなのかもしれない。


 一週間後、図書館を訪れると、前と同じ席にサリオンの姿があった。私と違って運動神経抜群のサリオンはあちこちの部活から勧誘を受けていたが、放課後はいつの間にか教室から姿を消して図書館にいる。私は覗き見はいけないと思いながらも、特殊能力を使ってよく図書館を覗いていた。彼は他にやることがないのかというくらい、毎日たくさんの本を読んでいた。ちなみに三階に行ったお(とが)めは今のところない。このまま事実がうやむやになることを願うばかりだ。


 クラスではサリオンとほとんど話さない。彼はあっという間に人気者になっていて、私といる時と違いおくびにも冷淡な態度を見せなかった。再来月の学園祭では、ホスト喫茶でどんな衣装を着るか皆んなとわいわい盛り上がっていたサリオンが、今は静かにただ本を読んでいる。


 図書の返却手続きをし、参考書を何冊かと、先日のミステリー小説の続編を探してから、向かいに座る。なんとなく、音を立てないようにそっと。

 私は本を広げた。


「…………」


 静かだ。

 サリオンは気づいてるはずだが微動だにしない。私はこんな奇妙な人間関係は初めてだった。例えるなら家で両親と特に会話するでもなく穏やかに過ごすのと同じぐらい()いだ気分でもあり、何か話したくてもうまく話せないむず(がゆ)い気分でもあった。

 仕方なく、読み書きに集中する。


「……ねえ」


 一時間くらい経ったころ、サリオンがぽつりと話しかけてきた。


「ここの。円環の世界って説明。意味分かる?」

「どこ? ああ、それは……」


 社交辞令めいた挨拶なんて(わずら)わしいことは一切不要だとでもいうのか、私のためらいなんて全てすっ飛ばした要件だけの質問。それを、私も(とが)めることなく答える。

 本に書かれた世界の成り立ちや、空にまつわる説について。私の説明を聞いたサリオンは、一言、


「非現実的な話だね」


と呟いた。


「それは……何を基準に非現実だと言っているんだ?」

「円盤に(フタ)をしたようなドーム状の世界だとしたら、空気と水の循環の説明がつかないでしょ」

「水は円盤の端から流れ落ちて中央に戻る。空気は西の果ての大渓谷に吸い込まれて東の果ての大山脈に戻る。循環は一応しているよ」

「すごいエネルギーロスに思えるけどね。この世界の創造神、頭悪い」


 歯に絹着せぬ物言いに、苦笑してしまう。まるで自分が神より偉いかのようだ。


「先週から、聖ノア教会が聞いたら怒り狂うことばかり言ってるな。よく今まで無事だったよ」

「そういうファナは信者じゃないんだ?」

「いや、むしろ敬虔(けいけん)な方だよ。ただ厳密には宗派が違う。本来のノアの教えは『原理原則に従え』なんだが、それを『正しさに従わせよ』と解釈してるのが正教徒派(かげきは)で」


 私の説明を、サリオンはふーん、と興味なさそうに聞いている。


「他人事みたいに言うね。じゃあファナはその『原理原則』に従って何をしようとしてるの?」

「……」


 答えにくい質問だ。

 そんなもの、学生に問うてくれるな、と思う。見たら分かるように、私は勉学に(はげ)んでいる、だけ。いまだに私は、両親の支えになりたい以外の明確な願望を持てていない。このまま能力を活かして細々と人々を助けていくことならできるだろうが、本当に自分の人生それでいいんだろうか、と窮屈(きゅうくつ)に思うこともある。


「……サリオンはどうなんだ。何のために生きるかの答えをはっきり持っているのか」

愚問(ぐもん)だね」


 彼はちらりと私の方を見て、本に目を落とした。


「俺は(コレ)がすべてなの」


 端的な答えに、私は(まばた)きする。本を読むこと、だろうか。そのために生きてる? 浅はかだ、という気もしたけれど、言い切れるくらい何かに打ち込めることが、(うらや)ましいと思った。


「──そういえば、おすすめしてもらった本。とても気に入ったよ。『世界は基本的に(くら)い』……そんな感傷的な気持ちになるのもたまにはいいな」

「そ」

「……きっと本当は、世界の八割は残酷さでできてる。本を読んで知れば知るほどそんな虚しさばかり増えてしまうんじゃないのか」


 たぶん私は両親によって、清浄なほうの二割の世界で大切に育てられてきた。だから、世の中の汚れた話を(うわ)べでしか知らない。サリオンは世界の本当の姿を知って、絶望してしまったりしないんだろうか。


「ああ俺、生まれた時から残酷な世界しか知らないし。むしろ息ができる場所が八割もあって、俺的にはラッキーかな」

「……」


 あっさりとした答えに、私は閉口する。

 そういえば、孤児院出身だと言っていた。そんな表現をするような悲惨(ひさん)な環境だったということだろうか。

 視線に気がついたサリオンは少しためらうように間を置いてから、口を開く。


「世の中にはまあまあある話でしょ。孤児を集めて汚い仕事を教えるの。……だから子どもの頃はよく、図書室に忍び込んでた。ちっとも理解できない異世界の話でも、知ることでちょっとは満たされたから」


 相変わらず平坦な口調で、なんでもないように言う。『汚い仕事』に私はぴんとはこなかったけど、劣悪な環境で本に救われたという、その光景はなんとなく想像できた。子どもが自分の感情を押し殺し、演技することが当たり前になるなんて、どれほど苦しかったことだろう。なのに、自分を取り巻く環境を悲観せず、ただの終わった過去として語り、今はおかげで生きやすいとまで言う。そんなことが、私にできるだろうか。

 私の表情の変化を見て、サリオンは言葉を付け足す。


「ちなみに言っとくけどもうないよ、その孤児院。間違っても、俺のために何かしたいとか言わないでね。(あわ)れまれるのは本当にごめんだから」


 その突き放すような言い方が、私は寂しいと思った。親もいなくて、見てる限り友だちも作ろうとしない。そうやってなんの拠り所も作らないで一人で生きられるのがすごいと思う。


「……そうか」


 彼のために、が駄目だというならせめて、彼がやりたいことを一緒にやってみていいだろうか。それが、将来にやりたいことが見つからない私自身にとっても良いことな気がした。

 ただ一言相槌(あいづち)をうって、私は手元の本に視線を戻す。

 図書館は静かだ。奥まった閲覧スペースでの私たちの小声の会話はきっと本に吸い込まれて他の誰にも届かない。

 ふと目線を上げると、サリオンはまだこちらを見ていた。


「ファナってもっと、お節介で面倒臭いタイプだと思ってた」

「少なくとも、君相手には要らないだろう」


 何か落ち込んでいるなら親身にもなるが。


「……ただ、君と話すのは楽しいと思ってる」

「楽しい? こんな無愛想(ブアイソ)と話してて?」

「ふふ。自覚はあるんだな」


 私が笑うのを見て、サリオンは眉をひそめる。でも剣呑(けんのん)とはちょっと違う。 もしかして、照れているんだろうか。


「また来週も来ても?」


 問うと、彼は眉をひそめたまま、ぷいとそっぽを向いた。


「好きにすれば」




 それから私は週一回図書室に通うようになった。基本的に机を挟んで静かに本を読み、時折とりとめのないやりとりをするだけの関係。それが存外心地よく、私はその日を楽しみにするようになっていた。

 ちなみに。彼の言っていた『汚い仕事』というのを、私も少しは調べたりした。たぶんだが、裏社会などの小さな失敗が死につながるような危険な諜報の捨て駒にするために身寄りのない子どもを訓練する(たぐい)のもの。彼は既に自立して、この学院に『仕事』で来たと言っていた。まさか教会のスパイで白の教皇ファナ=ノアと関係ありそうな私の監視が仕事…………な訳ないか。だいたい本当にそうだったらあんな簡単に身の上話するのもおかしな話で。あれこれと予想を立てて警戒してみたけど、図書館での時間はいつも結局何事もなく穏やかに終わるのだった。


 学園祭が近くなったある日、クラスの出し物の衣装合わせで、サリオンと一緒になることがあった。


「私は生徒会の見回りがあるからホスト役は──」

「分かってるって! 呼び込み写真に使うだけ! ファナとサリオンのツーショット! お願い!!」


 頼みこまれてしぶしぶ渡された衣装に着替えると、男女問わずクラスメイトからほう、ため息が()れ聞こえた。ちょっとレトロな王子様風のひらひらの装飾がついている、華奢な白いスーツ。


「二日のうち一時間もいれないのに、詐欺じゃないか?」

「一時間もいれば充分でしょ! どの時間に来られるかは直前まで生徒会でも伏せといてね」


 つまり、レアキャラ扱いということか。皆のテンションに苦笑していると、教室の反対側で女子に囲まれていたサリオンがこちらに歩いて来た。図書館にいる時と違って、外面のいいにこやかな笑みを浮かべている。


「なに、ファナ。あんま楽しそうじゃないね?」

「外見でちやほやされるのに慣れてないんだ、君と違って」

「こういうのは慣れじゃなくてノリなの。ほらほら、笑顔〜!」


 自分がもっとも笑顔から遠いくせに何を言う。呆れる私を差し置いて、カメラを構える女生徒たちがおおいに盛り上がり、おちゃめなポーズをとるサリオンを何枚も撮影する。何人かは手持ちの携帯で撮っている。


「ねえ、二人並んで! 肩組んで〜!」

「注文多いなあ〜。ファナ、いける?」


 サリオンは爽やか笑顔のまま、自然な動作で腕を私の肩に回した。


「!」


 にわかに心臓が跳ねる。

 男女問わず、肩を組んだりハグしたりするのはよくやること。なのに、今まで机を挟んだことしかなかったサリオンとこんな風に近くなるのは妙な感覚がした。

 だめだ、顔に出したら。

 どうにかいつもの穏やかな笑顔を作ろうとするがうまく笑えない。

 体温。あんなに態度は冷ややかなのに、ちゃんと温かかったのか。

 息遣い。朗らかに振る舞っているけど、全く乱れがない。

 香り。ここに何か感想を持つのはいけない気がする。


「ファナ?」

「!!」


 間近で声がして、肩が跳ねた。

 私はどんな表情をしていたんだろう。

 アイスブルーの瞳がそれを捉えて、わずかに眉間(みけん)が寄る。

 そして、ぱっと離れた。


「ほら、もー撮れたでしょ。次ラプラスと撮ろうぜ」

「え〜!!」

「…………」


 こんなの、いつもの私じゃない。

 いつも平常心でなんだってうまくこなせるのに、サリオンに触れられた途端それどころじゃなくなった。

 当のサリオンは全く、平気そうで。

 それが何か、悔しかった。




 ただ。

 その日以降、サリオンは図書館に現れなくなった。

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