表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

フラッシュバック

この話は事実を元にしたフィクションです。

「高瀬って障害ないらしいぞ」

どこからか聞こえてきたそんな声。

高瀬くんは私のクラス、2年5組の問題児だ。

「えー!まじ〜?」

「信じらんなーい」

「あると思ってた、、」

高瀬くん、かわいそう。いないとこでそんなこと言われて。

「どこ情報?」

「松村先生ー」

「担任が言うなら間違えないな笑笑」

先生が言うとかありえない。どうなってんだうちの担任は。

「でも障害児って確定してたら近づきたくないから違って良かったかも笑笑」

「確かにー!笑笑」

私の胸がきゅうっと狭くなる。息が苦しい。蘇る嫌な記憶と醜い自分。そして大嫌いな診断書。

頭に浮かぶ診断書にははっきりと

「葉山せな 14歳 傷病名:注意欠陥・多動性障害(ADHD)及び広汎性発達障害」

と書かれていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ