表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
輪廻転生  作者: おりさくみづき
8/18

出逢い 1 夢

私は実家へと帰りました。

その頃、すでに私の父、悟は55歳の若さで他界していました。


実家には母のさゆりと弟の真一が住んでいました。

母は私が「実家に戻ってもいいか?」と聞くと「いいよ」と答えてくれました。


母は私がつらい思いをしているのを感じ取っていたのでしょう。

とても、ありがたいと感じたものです。


私は実家に越してきてから少ししてまた夢を見ました。

こんな夢でした。


卍の旗が見えました。

私は何か黒い色の制服を着ていました。


軍服のような洋服でした。

私は子供たちをどこかの部屋に連れて行っています。


そこには年老いた女性や幼い子供もいました。

たくさんの人が小さな部屋に押し込まれています。


そして私は扉を閉めたのです。

部屋の中から悲鳴に似た「たすけて!」と言う声が聞こえてきました。


たくさんの人の鳴き声も聞こえてきます。

私はその声を聞くことが苦痛でなりませんでした。


私はとある将校の部下でした。

上官の命令は絶対です。


でも、私はその将校に反抗していました。

「こんなこと正しくありません!!」


「部下の身分で何を言うか!!」

そう私は言われるとその上官から激しく殴られました。


私は胸が張り裂けそうでした。

「こんなことはしたくない!!」と思っていました。


でも、これ以上の反抗は無駄でした。


私は苦しみながらあるボタンを押しました。

そのボタンを押すと徐々に部屋の中からの声が聞こえなくなりました。


その声は暫くすると、完全に聞こえなくなりました。


その時分かったのです。


私は前世の光景を夢で見ているのだと思ったのです。


私は、第二次大戦のナチスドイツの将校の部下で名前はカールと言い年齢は25歳でした。


その私に命令していた将校は現世の義母で名前はアブラムと言いました。


私は将校の部下でした。

恋人もいました。


恋人の名前はメアリ25歳。現世は和也でした。


メアリの父はデニスと言う名前で、私カールとの結婚を身分が違うという理由で反対していました。


メアリの父デニスは現世で和也の父、晃でした。


メアリの父デニスと現世で義母であるアブラムは同じ将校でした。

和也は将校デニスの娘メアリだったのです。


私カールは、自分のしていることがとても許せませんでした。

大勢の罪もない人を私はガス室に送り込んでいました。


毎日、毎日私は「たすけて!」いう声に苦しみました。

私は激しく自分を責めました。


私は徐々に精神的におかしくなっていきました。

私は彼女であるメアリとの交際をやめる事にしました。


メアリを幸せにできないと感じたからでした。

私はひとりになりました。


私カールは責め苦から薬物とアルコールに走って行ったのです。

そして、私はその大量の薬物とアルコールが原因で死んだようでした。


私は気が付くととても優しい明るい光の中にいました。

それは慈愛に満ちた優しい光でした。


その光の中にいるととても心地よいのです。


私はそこで目が覚めました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ