表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
輪廻転生  作者: おりさくみづき
13/18

出逢い 2 精霊

私はまた阿部かおりの家にいました。


かおりの家の2階の部屋の白いソファーに私は腰かけていました。

かおりが私に話しかけてきました。


「夢は見ましたか?」

「はい、見ました」


「その夢の話しを話してください」

かおりからそう言われたので私は先日見た夢を話しました。


話し終わるかどうかの頃でした。

「私はハルーン…。あなたを待っていた」


かおりの口からそんな言葉が出てきたのです。

かおりの声は少し低くしゃがれた声になっているように感じました。


「ハルーンですか?」

私は聞きました。


もう今回で2回目なのです。

私はハルーンが現れても驚かなくなりました。


「そうだ、私はハルーンだ。あなたを待っていた」

「なぜ、待っていたのですか?」


「あなたは今回見た夢から学ばなくてはならない…」

「何を学ぶのですか?」


「それは、今から直ぐにわかるだろう…」

ハルーンがそう言い終わるかどうかの時でした。


私は気が遠のくのを感じました。

私は夢うつつの状態になりました。


「私は、今回の夢から人を信頼することを学びました。そうです。人を信頼することです。そして、また人を許すということもまた学ばなくてはいけませんでした」


今回もこのような言葉が自分の口から出てくるとは思いませんでした。

私は、尚も話し続けました。


「私は、健を信頼することができませんでした。彼を信じて全てを任せれば良かったのです。そして彼を許し受け入れれば良かったのです。そのことを私は学びました。主導権争いは必要ないことでした」


「そうだ、争いなど必要なかったのだ。ただ信じて受け入れればそれで良かったのだ」

ハルーンは私にそう話してきました。


私は今回ハルーンに聞いてみたいことがありました。

「ハルーン、私が見た夢はなんだったのでしょう?」


「それは、あなたの過去生の出来事だ」

「過去生ですか?」


「そうだ。過去生からあなたは学ぶ必要があった。人は死んだら全てが終わるのではない。また生まれ変わり人として生き人間関係を学ぶのだ」


ハルーンはそう言ってきました。


「あなたが子供を怖がり意味もなく泣くのも過去生での出来事が原因であった。あなたは自分を許し、相手も許さなくてはならないのだ」


私は健と和也のことや和也の母のことを言われているのだと分かりました。


「これから起こる全ての出来事はあなたの魂が成長するためである」

ハルーンはそう言いました。


私はその言葉を聞くと頬を涙が伝って流れていくのを感じました。


そして、心や体の中から癒されていくのを感じたのです。

私は1時間ほど涙が止まらず泣き続けました。


私は半分夢うつつの状態でした。

暫くすると、またあのまばゆい暖かな光を感じました。


そのまばゆい暖かな光は私の心も体も包み込みました。

私はとても安らぎと幸せを感じたのです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ