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今すぐ介護負担を数値化しろ!

 介護にかかわる作業などの一つ一つを、項目ごとに分けて、負担度によって点数を付ければ、各世帯・個人の負担度が合計点数によって簡単にわかる。


 介護認定の調査だって、いろんな項目をチェックしているのだから、後は介護施設とかから聴き取りして、妥当な点数を付けていけば良い。


 そしたら合計点数で、何点以上就業困難、何点以上就業不可能、何点以上過労死レベルと、ある程度状態が見えてくる。


 そんな物は世の中にいくらでもあるのに、在宅介護にはない。

 必要なのにない。

「そんな事したら、保障給付金、保護給付金を出さなきゃいけなくなっちゃうでしょ!」

 行政の上の方から聞こえて来そうな気がする。


 なんか、在宅介護の拡大とか、施設から自宅へと言うのは、必要な調査をせずに結論ありきで、ぬるっと決まっている気がする。


 以前、県の広報で

「在宅介護の範囲を拡大します」

と言うのが載っていた。

 2・3、成功例が載っていて

「うまくやれた人も居るので安心してください」

みたいなことが書いてあった。


 すぐさま県に

「失敗例を集めて、サポートしますから安心してくださいでしょーがっ。たまたま上手く行った話聞かされて、安心なんかできるかー」

と、クレームを入れた。

 県からは、なんかはぐらかした回答が帰って来た。

 方針を決めるのに、都合のいい成功例だけ集めてきて、何の調査もしてないのが、まる分かりだった。


 こう言う出鱈目をさせないためにも、介護離職者にベーシックインカムは、必要なのだ。

 政策の出来がダイレクトに金銭で出る。それがこの国の行政には一番響くのだから。


 ないときー


「介護関連で、もうずいぶん死んでますよー。あの政策まずかったんじゃないですかー」

「あー。マスコミ騒ぎ出してないし、まだ大丈夫。マスコミ対策もしてあるから、まだ4・5百人死んでも問題ないわ」

「そーですね。間開けてバラバラ死んでくれたら、千や二千でも、まだまだいけますよね」


 あるときー


「大変です。この前の政策は失敗です。介護インカム対象者が爆発的に増えています。財政が破たんします」

「なあーにいー。やっちまったな」

「介護は黙って政策変更。介護は黙って政策変更」


 介護離職者ベーシックインカムがあれば、ある程度はこちら側でも失政に対して緊急避難ができるかもしれない。


 失政させないためにも、在宅介護の現状を知るためにも、まずは介護負担の数値化をするべきだと思う。


 介護を受けている人の状態や、一か月の通院回数、介護をしている人の既往症、健康状態。

 介護にかかわる様々な要因を数値化して、総合ポイントで、傾向と対策を考えたり、行き過ぎた介護の拡大政策になっていないか、検証してほしい。


 介護を担っている家族は、逃げたら

「保護責任者遺棄罪」

になるので、法的に強制力を持って、拘束されるているし。

 介護の範囲、あり方には、政府の方針が法的にも強制しているのだから。


 だから、介護離職者にベーシックインカムを。

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