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事件記録  作者: 山中奈穂
2/7

記録

 近藤直矢はここで息絶えていた。第一発見者の近藤和子は布団の上で仰向けになって息絶えている直矢を五月六日に見つけている。

 死後数日経っていた死体は悪臭を発しており、それにより部屋の外にいた和子が異変に気づいた。


 和子は庭の物干しで首を吊り自殺したと思われる。遺書があり、そこには直矢の死亡により自分がおかしくなってしまったと記されていた。

 第一発見者は七月七日に首を吊っている和子を発見しており、死体の状態から和子は前日に自殺したと思われる。


 二人は結婚して数十年の夫婦で、和子が後を追ったことからも分かるようにかなり仲が良かったらしい。家は山の中にあり、あまり二人が近所付き合いをしなかったため、周囲の人達の詳しい噂などは無い。

 どちらの両親も他界している。

 和子の友達から聞くには、和子が友達と旅行に行っている間に直矢は死亡したと言う。

 帰ってくると部屋から悪臭がして……と、直矢の死に気がついたようだった。

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