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ヒロインがいる最悪な日常  作者: 春輝 鉄和
二章目 ヒロインと学校〜なんでお前がここに⁉︎〜
30/61

リッピはかなりのスケベだった。

さて、次の相手は、お、おう…。

 ネットの向こう側に現れたのは、それはもう男好きのしそう体型の女の子?

 とにかくその体つきは女子高生どころか、日本人女性のものだと思えない。

 それは当然なのかもしれない。なぜなら、彼女の血の半分は南米から来ている。


 半分日本人、半分ブラジル人のハーフである。細田 ヴァレンチーナは他の女子から「チーナ」と呼ばれたりしている、それに「ちゃん」とか「っち」を付け加えたりする奴もいる。

 彼女の両親はブラジルのサンパウロ市にあるリベルダージという街で出会ったらしい。

 父は日本人で母はブラジル人だが、両親ともブラジル育ちらしい。

 彼女自身は日本生まれ日本育ちだが、家庭内では常にポルトガル語が飛び交っていることで、日本に住みながらもそれが彼女の最初に覚えた言語になったらしい。

 日本語は幼稚園に入ってから覚えたそうで、今は英語の勉強をしている。


 顔立ちは日本人に近いがその髪は生えているとこまでは黒だが先に近いていくにつれ、金髪になっていく。

 今は体育だからかその長い髪はクリップで留めってある。

 その肌は未廻下より少し焼けていて所々日焼けあとが目立つ。実に、エロい…。

 成績良し、運動万能。三カ国語が話せる。

 正に才色兼備で完璧な日系ブラジル人と言っていいだろう。


 なぜ僕が彼女の情報をこんなに知っているかと言うと。

 それは、彼女自身が自己紹介の時に言ったことである。誰よりも長い自己紹介だったが、誰も飽きる様子がなく、皆興味津々に聴いていた。

 その話し方も巧みだとしか言いようがない。


 因みに、ヴァレンチーナという名前の由来はラテン語から来ていて、「勇敢」、「強い」、「活発」、「元気」等の意味合いがあるらしい。

 まあ、なんと言うか、彼女の性格と完全に一致している。

 かなりの熱血女子である。

「やあ、リッピ君。今日も無言だねー」

 細田さんが僕に声をかける。


 しかしなんだろうね。そのまるでエロ同人誌から出って来た女キャラのような躰は?

 僕は普段女子が嫌いで、日々女子から目を離そうとしているのに、この女だけ眼前にすると僕の中の何かが目覚めそうになる。

 この体育館、こんなに暑かったっけ?

「ほら、いくよー!」

 サーブを打つ体勢になる細田さん。

 お、おう…。ゴックリ。


「えい!」

 おおお! 揺れる、揺れる…。ってこんなことしている場合か⁉︎

 羽が僕の後ろで床に着きそうになっている。

 身を投げて床に滑りながらギリギリのところで打ち返す。

 羽はネットの縁のかなり近い所で細田さんの側のコートに入る。

 細田さんからは、入るか入らないか曖昧だったのか、少し反応が遅れる。


 彼女も身を呈して、床に着きそうになった羽を打ち返す。

 羽はネットの上に乗って、どちのコートにも落ちない。

 でもそんなことより僕は細田さんが床でうつ伏せになった姿を拝見していた。

 その二つの豊満の膨らみがまるで上半身を支えているようだ。

 グラビア撮影中ですかここは、カメラはどこ?

 って言うか僕が写真撮りたい。

「おおっ、見てリッピ君、羽が…、すごい!」

 見てるよ、胸が…すごい。


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