13/61
…っと思っていたのにー!!
机が十一台置かれてる教室に一番右の一番前に僕は座っている。
時刻は午後八時四十分、放課後。
パッシーン。というかなり大きい音が教室だけではなく廊下までに響いてしまった。
教室には男女が二人。
その中の一人が自分だと言うことに今正に、深く恨んでいるところだ。
なになに? なにが起きてるかって?
今俺の目の前に立っているクソ生意気な女からかなり強いビンタを喰らったところだ。
僕がなにをやらかしたかって?
僕は何もやらかしてはいない。
僕はただコイツの要望に答えただけだ。
このカオスな状況を理解してもらえるために時間を遡ろう。
時刻は午後二時〇分。
僕は学校に向かうため家のドアに外からロックをかけているところだ。
この時僕の頭の中には昨日バイトで出会ったばかりの女のことを考えていた。
あの後、ことが順調に進んだ。
未廻下に注意をされて冷静を取り戻した僕は不思議とまた焦ることなく、未廻下と一緒に働いていることに安心もしていた。
気づくと溜まっていた注文が全部なくなり、昼のための下準備も順調に進んだ。
全部未廻下のおかげだ。あいつがいなかったらどうなっていたことか?
この世にはいい女の人もいるもんだなぁ。
っと思っていたのに…。




