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吸鬼  作者: ツヨシ
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「いいですよ。一枚ですか」


「今何枚ありますか?」


「三十枚ほどですが」


「それ全部ください」


「ええっ!」



邪封の印はただではなかった。


貧乏大学生にととってはかなりの出費となったが、仕方がない。


礼を言い、車に乗り込む。


下宿に帰ったときには、すっかり夜となっていた。


「明日は朝一に食堂でね」


桜井はそう言うと、帰った。


――なんだか疲れたな。


上条は思った。


でもお札は手に入った。


これでやつを封印することが出来る。


しかし問題は山積みだ。


まず、やつは今どこに居るのか。


そしてどうやってやつを洞窟まで呼び寄せるのか。


そしていったいどんな手を使って、お札を貼り、入口を塞ぐまでやつをおとなしくさせるのか。


――それよりも……

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