第二の人生の始まり
ミラノについて行くにつれて視界が真っ白になっていき、ついにミラノまでもわからなくなるような感覚になった。そこで謎のめまいに襲われ、僕は倒れた。記憶もあやふやで、あんまりここまで来ていたときのこともあんまり覚えていない。そしてミラノに起こされると、そこにはミラノの魔法で見た世界がそのまま写っていた。そしてミラノは別人かのように性格が変わっていた。
「あんたこんなところで寝てるとかどういうこと!?私達はこれから闇を倒すために世界を冒険するのよ!」
「あっあぁそんな約束したっけな…」
「そうよ!今はまだ安全区にいるけど、少し移動したら闇がいるんだからね!」
「ところでミラノ…口調変わってないか?」
「まあそうね、あちらの世界では魔力を制限されてたし」
「そうゆーもんなのか…」
「とりあえず闇が薄いところで練習しましょうこの世界では死んでも魔法で蘇生できるから安心して」
「そういえばこっちの世界について聞いてなかったな」
「じゃあ宿についてから説明するから宿に急ぎましょう」
「そうだな」
こうして僕たちは宿に向かって歩いて行った
「安全区と言ってもスライムとかの弱い敵は出てくるから油断は禁物よ」
「へぇスライムとかは出てくるのか、気をつけないとな」
「たまに大きいのもいるけどね」
「たまにだろ、たまに」
かれこれ街を歩いていたら、街の人々がこちらに向かって走ってきた
「スライムよ!しかもでかいやつ!」
「ででで、でかいっていってもこれはでかすぎないか!?」
そこには身長の2倍ぐらいのとても大きなスライムがポヨポヨはねていた
「キュイーーーーーーー!」
「ほら!何やってんの!攻撃力アップの魔法をかけるからこの剣で倒して!」
「えっ!?剣とか初めて使うんだけど!?」
「いいから早く!」
「わっわかった!」
ゲームやアニメの見まねで剣を振ってみたするとどデカいスライムに当たった
「キュイ!?」
するとスライムは悲鳴をあげて消え去った
「初めてにしてはやるわね!あなた!」
「美里でいいよ」
「じゃあうーん…ミト!」
「ミト…か」
「敵を倒すと経験値とお金が手に入るわ、特に今みたいな大型モンスターは通常モンスターよりも多くもらえるわ」
「お、レベルアップしたみたいだ」
「レベルアップしたらギルドからスキルポイントが贈呈されて、一定ポイント貯まると魔法やスキルを習得したりできるわ」
「本当にゲームみたいだな」
「とりあえず宿に行きましょうか、コロも手に入ったことですし」
「そうだな」
こうして僕たちは宿に着いた
やっとファンタジー的な感じになってきたのではないでしょうか。これからの展開をお楽しみください。なお、世界を救った後も続ける予定ですのでよろしくお願いします。
※誤字脱字していたらご指摘よろしくお願いします