全ての始まり
1話の修正版です!結構内容変わってますが許してください!
「…きて…起きて…起きて!」
「ん…ん〜…」
目覚めるとそこには一人の女の子がいた
「あんたこんなところで寝てるとかどういうこと!?私達はこれから闇を倒すために世界を冒険するのよ!」
「あっあぁ…そんな約束したっけな…」
俺は阿佐ヶ谷美里なんの変哲もない、男子高校生…の、はずだった。
それは昨日のことである。俺はいつも通り学校から帰っていると一人の女の子が道端に困っているような様子できょろきょろしていた。俺も男子だ、こんな女の子を放っておけるわけがない!なら声をかけるのみ!だから「どうしたの?」と聞いてみることにした。これがすべての事の発端だ。
「どうしたの?」
「あなた…誰?」
「僕は阿佐ヶ谷美里、君は?」
「私はミラノ。」
「ミラノ?この世界には珍しい名前のやつもいるもんだな。」
「そりゃあ珍しいでしょうね、私はこの世界のものでは無いですから。」
「この世界のものでは無い!?何そのファンタジー的な設定…で、君はなんで困ってるの?」
この時僕は思った。こんな幼い女の子でも厨二病なんだなぁと。
「私の守護者…つまりガーディアンになってください。」
「は?」
「とりあえずあなたの家にご案内してくれませんか?」
「まあいいけど。」
って何してくれちゃってんのおおおおおおおおおお!?
え?なに?流れでなんか連れてきちゃったけどさ、絶対的に有り得ないよね!?この状況、なんで気づかなかったの!?俺!
とまあこんな感じに困っていた女の子を俺の部屋に連れてきたんだが
「私の世界は闇に覆おおわれて、世界が滅亡めつぼうしようとしています。そこで王から私に勇者を探してこいと言われたんです。」
「はぁ。」
世界が滅亡とか言ってる悲しい設定の女の子だなぁとか思いながら聞いていた。まあ幸いなことに僕は一人暮らしだ。親がいない分話易いだろう。
「そこで探していたところにあなたが通りかかったので、勇者になってもらおうと思いまして。」
「…」
ちょっと何を言っているのか俺には理解できなかった。通りかかった人に勇者になってほしいだと?話がおかしいにも程がある。
「まあ先程言っていたことからわかると思いますが勇者=ガーディアンです。」
「…」
「百聞は一見に如かず、私の魔力でお見せします」
小さな雲みたいなものが出てきて、そこに魔物がうろついてる世界が見えた
「これが、君が住んでいる世界…」
「これは闇に侵おかされた場所…もちろん安全な場所もありますどうですか?現実味が出てきました?」
「あぁ。」
なにカッコつけてんの!
心ではそう思いながらも口は勝手に動いた
「では私のガーディアンになってくれますか?」
俺は迷った確かにゲームなどは好きだ。だがあちらの世界に行って実際何ができるのか?俺のせいで世界が滅亡したら…なんて考えると恐ろしい。俺は考えた末、結論を出した。
「わかった僕は君の世界の勇者…君のガーディアンになろう。」
何言ってんだ僕うううううううう!
「本当ですか!では、これからゲートを開くのでついてきてください。」
目の前が一瞬真っ白になった。恐る恐る目を開くとそこには先程見た世界が写っている不思議な形をした扉があった。俺はミラノについていき、光の中を進んでいった。
これから今まで投稿してきたものを修正していきたいと思っています。恐らくこれが投稿されている時には1話は消えてるはずですが、一応バックアップ取っておくので安心してください!