登場人物紹介・用語・世界観設定等
まだ途中ですが、
覚書程度に登場人物など紹介。
随時加筆修正します。
・閻魔 華
この物語の主人公。18歳。美少女設定。
そして巨乳。
両親を幼い頃に亡くしてから、父の弟である閻魔大王に引き取られる。
育ててくれた閻魔大王を敬愛し、彼の役に立つ為に閻魔庁で働いている見習いの身。
まだ修行中のせいか、もともとの霊力が低いせいか、幽世の住人が使う特殊能力を使いこなせていない面がある。
基本お人好しで真っすぐな性格。ちょっと不器用で短気。かなりの鈍感。
イノリの毎日のストーキング行為及び求婚に全力で逃げている苦労人。
・九尾狐 祈
天帝に代々仕える大貴族・九尾狐家の嫡男。18歳。
幽世においても名門中の名門の家柄。
金髪碧眼の美青年だが、ハナを愛しすぎて執着しまくりの、どこまでも残念な仕上がり。霊力が高く、九柱の眷属を従わせることができるのと、変化が得意。
天上界から毎日のように冥界へ通い、半強制的に彼女の幼馴染としての地位を築き上げた。その執念が、実父とハナの亡父に伝わり、ハナの(意志を無視した)許嫁になることに成功している。
自分が心を許した相手以外にはどこまでも冷酷にできる性質であり、
基本的に器用で何でもできるが、ハナに関することや自分の利益になるようなこと以外は手を抜く怠惰な部分もある。
・閻魔大王
大王(おおきみ・大君)とも呼ばれる、霊界閻魔庁のトップ。
貴族の位を持たない閻魔家だが、代々続く由緒正しい家柄である。
閻魔大王の位を兄から継いだ後は、本名は捨てている。
年齢も不詳だが、かなりのベビーフェイスである。
魂の選定ともいわれる裁判を行い、現世と幽世の均整をはかっている。
ちゃらんぽらんな兄と義姉が亡くなってから、大王の位とハナを引き取ったが、ハナに対してツンツンした態度ばかり取ってしまう。
しかし内心はかなり大事に思っている。
ついでに親心としてイノリを義理の息子にしたくないと願っている。
イノリがハナを訪れるたびに「あのクソ兄貴の奴のせいで…」と毒を吐かない日はない。
苦労性な部分はハナと似ており、血を感じさせる。
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注意:下記登場人物は作中で登場していません。
登場人物の会話の中で名前が挙がる程度です。
・東宮
天帝の第一子であり、次期天帝という貴き身の上。16歳。
同腹の妹が2人いる。
イノリとは義理の甥にあたる。その為イノリを「オジサン」呼ばわりし嫌がられている。
ハナのことが大好きで、年下ということにコンプレックスを感じていたが、
そのコンプレックスをバネに年下の可愛さを最大限に生かし迫る戦法にシフトチェンジ。
ハナに積極的にアプローチを行っているが、好意に気づかれていない日々が続く。
基本純朴な少年だが、時々腹黒い。どうやって叔父とハナの婚約を解消できるか目論んでいる。
・嘉智子
イノリの姉。九尾狐家の娘として、天帝の正室になる為入内した。
東宮とその妹姫は天帝の亡妻の子なので、義理の親子関係にあたる。
だが関係は至って良好。
さっぱりとした性格で、イノリと同じく幼馴染であるハナを時々後宮に招いては女子会を開いている。
イノリと義理息子・東宮の熾烈な恋の争いを面白がっている節がある。